御処河原家の瞬間(ごしょがわらけのまたたき) 公演情報 御処河原家の瞬間(ごしょがわらけのまたたき)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    演劇通好みの公演かも
    ほぼ素舞台。衣装は黒を基調とし、場内は周囲を暗幕で囲い、さらに照明度はおとし薄暗い。場内全体が幻想的な雰囲気を醸し出していた。音響は神楽…舞はそれに合わせたような動きである。具象的な思考・動作から抽象的な表現へ徐々に変化していくようだが、観方によっては難解だと思う。自分は、4姉妹とそれに絡む男性の妖しげな動作、また姉妹の性格、生い立ち、父親との関係について、セリフの応酬で明らかになる過程が面白かった。その濃密な会話劇と挙措の美しさが印象的である。
    しかし、ラストはインパクトが弱く、流れてしまったようで少し残念だ。もっと愛憎を強調した形で結んでほしかった。
    今後の公演も期待しております。

  • 演出が理解できなかった・・・。
    ストーリー的には、ある程度理解でき、面白いとも感じられました。
    ただ、演出が私では良く理解できませんでした。
    役者さんの熱演は分かっただけに残念でした。
    以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    演出意図が良く分かりませんでした。
    例えば、4姉妹の動きや、男性2人の動き、そもそも男性2人は必要だったのでしょうか。
    会話劇だけでも、ストーリー的には面白いのではと思えたので、大きな動きや良く理解できない動きが、申し訳ないのですが私的には邪魔に思えてしまいました。
    4姉妹の役者さんの演技力や男性2人の身体能力等は、確かなものがあっただけに残念です。
    4姉妹だけの会話劇でも十分面白かったのではと思えてなりません。



  • 無題1281(14-330)
    19:30の回(晴)。18:54受付、18:58開場。入って左が正面。桟敷(風呂桶似のもの)+パイプ椅子で囲んだコの字の客席。女優陣は桶に座り、男性は小さな提灯を手に誘導、室内は暗く字は読めない。

    正面に2本の木、御椀や毬、竹筒...。客入れ、BGMはビートルズのカバー曲、ひそひそ声とスマホの明り。19:35前説、19:38開演~21:00終演。本作+前作の台本を購入。

    薫子、紫子(ゆかりこ)、桜子、緑子、4姉妹、葬儀が終わったばかりの実家でのお話。

    森さんは、開座、shelf、最近では「短編集:ノスタルジア(2014/7@APOC)」。

    すみません、演出があいませんでした。

    ネタバレBOX

    何点か

    受付前に着いたので受付開始時間をお訊きし(19:00とのこと)、待っていると、後から来た人が受付をしている(スタッフは受付だけでも先に..のようなことを言っている)、ときどきこういう経験をしますが、先に来て待っているお客さんをどう思っているのでしょう、「受付開始します」の声もかけることができないんですかね?「もう受付するのですね」と訊かなければ放置されていたような気がする。

    座っているシーンが多く、2列目の椅子席からだと相当見えにくいし、横になったりすると視界に入ってこない。そういう演出が必要なら客席の設置を工夫すればいいのに...と思った。

    上演中、かなり遅れてきたお客さんが隣に座ったのですが、もともとそこには椅子がなかったので役者さんが丸椅子を用意、お客さんはそこに座りました。ところがみんな横一線に並んでいるのにその方(あとでもう一人)は体一つ分前に位置しているので、視界がかなり遮られてしまいました。後ろにまだ余裕があるのに...と思った。

    壺が2回落ちて撤去されましたが、事故になっても不思議ではない管理レベル。

    台本に誤字がありました。

    いろいろありますが「観る」という点ではどうしようないので、「観る」ことは諦めました(決して眠いから目を閉じていたのではありません)。

    ということで久々に不満に満ちた(=来なければよかった)お芝居でした

このページのQRコードです。

拡大