【終演しました!】ひともどきシュレッダー 公演情報 【終演しました!】ひともどきシュレッダー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★★

    マチネ観ました!
    雰囲気が好みだったので、とても印象に残りました。あと、役者が好きです。

    ネタバレBOX

    4人目までの話のところで色々な演出や演技があり面白かったです。5人目のからの、終盤にかけて盛り上がるところの迫力が好きでした。かっこよかった。一人の人間を知るために一つの演劇を表す、というのは共感できました。システムを壊したあかり自身も自分が批判した博士と結局同じことをしていた、ということと終わり方は印象的でした。スタッフワークも良かったと思います。
  • 満足度★★★

    みてきた
    ちらしをパッとみて「ひもときどきシュレッダー」と読んでしまったあたりから齟齬があったようです。
    でも差し入れがいっぱいあったから面白いのかもしれない。

  • 満足度★★★★

    究極
    行くところまで行くと大変です。

    ネタバレBOX

    人間としてあるべき理想像を満たさない者は人間ではなくひともどきと判定される随分と未来の裁判の話。

    ひともどきはDNA的には人間ですが、人間とひともどきの関係は、天才と凡人、アイドルと普通の人、有名人とそうでない人といった感じで、その他大勢として劣っていると思われるのが嫌なので主役を張って人間でありたいと誰しもが思い、自分の人生を自分を中心にして描けば主人公でいられることから銘々が自己中心的になっていくようです。

    自分が世間から選ばれた人間だと思うこと自体は別に悪いことではないと思うのですが、みんながそう思うと全体として協調性がなくなってしまうようで、少なくとも各自が役割を分担して協同で作業する映画製作という行為はできなくなりました。

    ひともどきと判断されるとシュレッダーにかけられるのかと思いましたが、別に殺されることはなさそうでホッとしました。とりあえず人間としてのあるべき姿を満たしていたとしても、トーナメント方式でこの判定を繰り返すと、最後には人間は一人になってしまいますからね。

    意訳すると、役者は監督に意見するなということかもしれません。

    ところで、裁判長は客席のところに着座したため、私にとってはほとんど声の友情出演という感じしかしませんでした。

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