モスキート 公演情報 モスキート」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    面白かった
    今回はいつもと違いミステリーとのことであったが、嘘偽りなくまさにミステリーでした。まあ、犯人はわりと早々にわかっちゃったが、ラストの展開は全くの予想外だったなあ。面白かったし、ラストまであっという間でした。観れてよかった。

  • 満足度★★★★

    4人の個性
    4人の役者さんたちが、皆個性的であり、実力もあって、とても良かった。
    バーでの公演という場所を活かした演出も面白かった。
    脚本は、河西裕介さんということでとても期待していたのだが、
    充分よくできてはいたが、それ以上ではなかった。
    とは言っても、小さな空間で4人の魅力的な役者さんの演技を堪能できて、よかった。

  • 満足度★★★★

    思っていたより
    良かったな、というのが感想の第一、それでは背伸びの運動から。

    大体さ、「今回はミステリーです」と言われても、そもそも結局「ミステリー」ってなんなのさ?みたいなところってあってさ、親戚のおばちゃんに「私ミステリーとか好きで」と言われて話を聞いていたら、「あれ?それ山村美紗サスペンスじゃね?」みたいなことってしばしばあるじゃん。予想していたのと違うことままあるじゃん。……あ、私だけ?

    それはさておき、芝居が始まってアレが流れてきた時、「あーはいはい、これね」ということで、「ミステリー」の内実がわかったので、すっと芝居に集中して入っていくことができた。内容自体はベタなほど上手くまとまっていて、というかむしろちょっと上手くできすぎちゃっているけど、別にそれを観に来たわけじゃねーしな、みたいな。むしろ、だからこそ演者さんたちに集中できた。ゆえに面白かった。

    たまにはこういうねもしゅーもたまにはこういうなしきさんも、たまにはこういう大竹さんも……大竹さんは変わらないか……いいよね!そしてあやかさん大活躍。ちなみに前衛的なあの絵、普通にクオリティー高くてじっくり見たかった。一個だけ内容に注文をつけると、なんで血を抜いたのか、もうちょっと詰めて欲しかったかな。「そりゃ復讐ですよ」というのはわかるんですけど、もうちょっと詰めて欲しかったかな。逆に言うと、あそこってすごくねもしゅー的じゃなかったよね。うんうん。

    ということで要は「いつもと違う表情、グッとくるよね!」。ミステリーサークル第一回公演ということなので、第二回も楽しみに。でも、やっぱり楽しみなのは本公演だよね。そんな感じ。

  • 満足度★★★★

    ガイシャの名はユウスケ。。。
     まさかの本格ミステリーでビックリ!
     ただ、話にご都合主義的なところが目立ち、ディテールに曖昧な部分も。
     そもそも、観客心理としてこの劇団にはもっと多くの笑いを求めてしまうし、バー公演ならなおのこと。
     もっと長尺でもいいので、たっぷり笑えて謎解きも満喫できるミステリーを!
     しかし、“今回はミステリー、大事なセリフを聞き落としたら話を見失う”という不安感ゆえか、「謎を解きつつも肩の力を抜いて楽しくご覧くださいませ。」とねもしゅうが当パンに記しているにもかかわらず、皆さん、いつものバー公演より硬直的な態度で鑑賞していた気が…。正直、場の空気が少し重たかった。かく言うバルブもイキウメのミステリー色濃厚な新作ホラー演劇『片鱗』の結末がすんなり呑み込めないという痛い経験をしたばかりだったので、皆さん以上に肩を怒らせ、気を張って鑑賞! それどころか、“笑ってる間に重要なやり取りがなされたら…”と気がかりで、“笑わない努力”までする始末。
     ねもしゅうさん、やっぱミステリーは客を否応なしに硬くさせてしまうものなのですよ!!
     でも、アラは目立ったもののねもしゅう組の面々がミステリーを演じているということ自体が面白く、楽しい公演でした。
     劇の語り部も兼ねるあやかの思わぬ“居場所”が判るラストも良かった。
     そして、どなたが選曲したのか、客入れ時に流れていた秋深いこの季節にぴったりの美しくも憂わしげなジャズ! 沁みました。。

    ネタバレBOX

     以下、本作で腑に落ちなかった点です。
     ちゃんと観てれば判ることがありましたらばごめんなさい。。

    ●あやかは東京で美術を学んでいるはずなのに、ねもしゅうがユウスケを殺した夜になぜ長野にいたのか? 東京からわざわざユウスケに会いに来たのか? それ以前に、そもそも殺人事件はいつ起きたのか?

    ●なぜあやかは愛する男の死体を見てそこから血を抜くという冷静な行動が取れたのか? あやかが血フェチなのを暗示するくだりはあるが、いくらあやかが血フェチの変態女でも、倒れているのは愛する男、それも、殺したねもしゅうに報復せずにはおれないくらい好きだった男。ならば、まずは存命を願って救急車を呼ぶなり脈を取るなり然るべき行動を取るはず。

     他にもいくつかありますが、以上の2点がとりわけ気になりました。
  • 満足度★★★★

    ミステリーサークル次回も必見
    キチンとしたミステリー構成で驚き。50分できれいに伏線回収して見応え充分。流石に大どんでん返しはないけど、演劇ならではの観せ方もあって楽しめた。ミステリーサークル次回も必見。

    ネタバレBOX

    根本宗子自信の演技が良かった。ホントにこの人は観察が鋭いなと感心。気弱真面目系の典型的「あるある」キャラだが細かい仕草や表情までコントロールされていて魅力的だった。テレビ(青山ワンセグ開発)で見るより実物は数倍可愛い。

    梨木智香の「らしさ」が出てた。ああいった色の濃い役柄をわざとらしさとナチュラルな感じの絶妙なせめぎ合いでやらせるとピタッとハマる。いつも惹かれるのだがあの微妙にためるのが本人の自然な間なんだろうな。

    大竹沙絵子の追い詰められてテンパった感じの演技も印象的。ただ、前作『中野の処女がイクッ』とあまりにもイメージが被りすぎで残念。期間が近すぎて勿体無い。期間があいていればもっと違うと思うのだが。

    あやかのファニーな感じの演技も好印象。こちらもハニー・ガールで観てる印象とちょっと被る部分あり。客席からの演技スタートは大変だっただろうな。池亀さん、他のフライヤーが気になるので、年内もう一度観ることになるかも。
  • 満足度★★★

    胃もたれするほどの梨木さんの濃厚さ
    変化球が来ると思っていたら、直球ど真ん中だった。

    ネタバレBOX

    登場人物が少ないため、理詰めではなくミステリの文法から犯人の目星がついてしまうのは致し方ない。
    もちろんそのことでこの舞台のおもしろさが減じることはない。
  • 満足度★★★★

    みてきた
    殺された男の名がゆーすけだというのがかなり引っかかる。

    ネタバレBOX

    ユージュアルサスペクツのようなあーぽん(あやか)さんがイカしてた。
  • 満足度★★★★

    ねもしゅうミステリー
    根本宗子初のミステリー劇。面白かった。バー公演としては、ちょい長めの50分。モスキートが何を意味するかは観てのお楽しみ。これは是非、シリーズ化して欲しい。

  • 満足度★★★★

    ミステリーの骨格に会話の面白さ
    ソワレを観劇。

    ミステリーの骨格とともに物語を追いつつ、その仕組みだけに舞台を留め置かないロールたちの会話の秀逸にも心惹かれました。

    戯曲の工夫やしたたかさと演出のセンスがよく噛み合った、とてもテイスティな舞台でありました。

    ネタバレBOX

    中央のテーブルが主舞台なのですが、一見場外のように思えるカウンターの向こう側にも演技があって、会場全体で舞台が構成されていく。
    謎を解くということだけではない、バー公演ならではの語り口にうまく乗せられた感じ・・・。

    客席から始まる冒頭の入りからよく工夫されていて、
    物語がとても自然に観る側に切り出されていく。
    ミステリーですから、伏線の張り方が勝負みたいな部分もあるのですが、
    そこだけをあまりあからさまに感じさせることなく、
    でも明らかに何かが仕掛けられている感じを展開に漂わせつつ、
    4人の女性たちの芝居が組みあがっていきます。

    この作品、ミステリーとしての醍醐味がちゃんと織り込まれつつ、、
    登場人物の個性の交わりを観ているだけでも結構面白いのですよ。
    役者たちが背負うロールのそれぞれに
    ベクトルの異なる色があって、その重なりと歩み出しを追いかけているだけでも、引き込まれてしまう。
    中央のテーブルでの会話にがっつり嵌りつつ、
    客席の真ん中での語りにしても役者のかもすトーンが生きているし、
    これまでの公演では使われなかったカウンターの内側の役者が、
    さりげなく、深く、パラレルに、空気を染めている感じにも捉えられて。

    古畑任三郎よろしく解決編もあって。
    醸し出されていた場の空気感が翻って納得感にかわる。
    でも、そこからの更なる踏み出しがあって、
    更なる大外枠で冒頭のシーンとラストを繋ぐ
    その鮮やかさにも唸る。

    従前の劇団のバー公演とはまた一味違った新機軸、重箱の隅をつつくようにすれば突っ込みどころが全くないわけではないのですが、それが気にならないくらいに良く舞台が作りこまれていて、ミステリーとしても、女性四人の愛憎劇としても楽しませていただきました。


  • 満足度★★★★

    今回はミステリー作品
    上演時間50分。小空間でものすごい臨場感の中、しっかりと演劇として楽しんだ。犯人探しもさることながら、途中途中も面白い。

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