素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】 公演情報 素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    仮面がそのまま仮面
    世界観が合わないのか、仮面がそのまま仮面で納得感が得られなかった。音響トラブルとあいまって世界に入りこむことが出来なかったからかも。仮面のおかげで世界が安定している。という部分に納得が得られないと、その世界の人間の矛盾や葛藤が伝わらない。

    ネタバレBOX

    といいつつも、表情で演技出来ない中で色々な事を表現する役者の技量の高さも感じたし、断片はいいところもあった。終盤の「想像してみろよ」のやりとりは格好良かったし、中盤の和泉が仮面を取って満面の笑みを浮かべるシーンもグッときた。
  • 満足度★★★★

    良かった
    原作は知らず。チラシの原文も読まずに観劇。仮面で声が聞き取りづらい部分もあったけど、面白かった。

  • 満足度★★★★

    仮面と顔と素顔
    ほぼ全編、どの役者も仮面を付けての芝居、やはり顔や表情が見えないのはつまらなく感じ、まさに原作もそれを表現したかったではないかと思いました。 ただ、仮面を付けない顔=素顔、ではないと思うので、表面上の顔と本心の対比もアレンジで入っていたらもっと面白くなったように思いました。

  • 満足度★★★★

    いい作品。
    素顔同盟。大人になって劇で見るといろいろと考えさせられる作品でした。外見ではなく中身これ大切ですね。

  • 満足度★★★

    みてきた
    能ですか、声も聞き取りづらかったし。きれいな役者さんがもったいない、もったいない。

  • 満足度★★★

    ルール
    チラシ裏の文章読まずに鑑賞した。面白い。

    ネタバレBOX

    仮面着用が義務付けられ、外すと罰則?(犯罪者となる)がある。それを監視したり、仮面作成したりと、そんな職業もある世界で、仮面の存在に疑問を持ち続ける人々を描く。105分。

    一律笑顔な仮面を皆がつけることで衝突がなくなるというフレコミ。外すと犯罪者の烙印を押され、否定される。言いたいことも言えないような息苦しさを抱えながら生きる面々。そんな世にあって、素顔同盟の少女(吉持友佳梨)や中学生の三崎(井内友理恵)、婚約者の顔が見たかった和泉(中井萌)らは、仮面を外し笑顔を見せる。
    仮面の下を想像すること、仮面をもって自己を確立する、心を決め仮面を外すこと、いずれも、この世界の有形無形のルール(強制力)に対抗する答えにように受け取った。なんにせよ受身でなく攻めの姿勢が必要というか。

    序盤と終盤はもっとサラっとしてた方が飲み込みやすい気もする。あと、椅子に座る演技は見難いと感じることが多い。当日パンフの写真付キャスト紹介は○。三崎を責める際の村上先生(斉藤コータ)の演技が良かった。
  • 満足度★★★★

    仮面の世界
    この劇団は初見でしたが、原作の素顔同盟は中学時代教科書で読みとても惹かれた作品でした。自分の中のイメージがもうあったので他人がどう捉えているのか興味がありました。作品自体の捉え方は違いましたが私が抱いた世界観とはかなり合っていてとても雰囲気の良い作品に仕上がっていました。
    モノトーンの舞台セットも素敵でしたし、グレーで統一した衣装など仮面がより引き立っていて良かったです。原作を好きな人でも充分楽しめると思います。

    ネタバレBOX

    原作では学生の主人公がそのまま川の上流に向かって行くのですが、そこでは行かずに大人になったという話。
    大人になってからと学生時代と時間軸が行ったりきたりしますが、仮面をつけていて役者さんの表情など見えないのにわかりやすく表現されていました。場面転換がスムーズで音響や証明をつかっていろんな場面を現しているのもお見事でした。
    ストーリーは言いたい事はわかるんですがちょっと詰め込み過ぎた感も感じました。仮面の下の表情を読み取って欲しいというメッセージは凄く良かったのですが、最後に主人公が素顔で生きていく事を選ぶ事によってそのメッセージは伝わりずらかったかなと少し思いました。
    私は原作を読んで、ほとんどの人間は仮面をつけている生活に不満などもっていなく不自由なく暮らしている中、疑問を持っている主人公が自分だけがおかしいんじゃないかと悩んでいる時にある少女に出会い希望を見出すようなそんなイメージを持っていたんですが、今回のストーリーはほぼ全員が心のどこかで疑問はかかえていてそれを受け入れて生きているか受け入れきれなくて爆発的に仮面をとってしまったりしているので主人公の存在が特殊な存在ではなくなっている事や同級生の女の子が中学生時代に仮面をはずしてしまった出来事など、主人公が少女に特別感を抱く説得力が薄くなってしまったようにも感じられました。あれではただの一目惚れではないのかと。でもそれによって学生時代にそのまま上流まで歩いていけずに引き返してしまったという設定には納得ができました。
    全員が心のどこかで疑問をかかえて生きている事によって仮面社会の問題点などが浮き彫りになってた一方で主人公と少女というキーパーソンの存在は薄くなってしまっていた気がします。
    北野の婚約者が大衆の前で仮面を外したのはある意味テロみたいなものなんじゃないかと感じました。北野にだけわかって欲しいなら家でやればいいものを大勢の前でやるという事は自分がこの世界に対して思っている事をたくさんの人に知って欲しい、そして共感してくれる人間を探していたのではないのかと。ただわかってくれない北野に対して我慢ならず衝動的にやったという事かもしれませんが(笑)
    仮面以上の笑顔というのも言いたい事はわかるんですが、一番最初の少女の笑顔が暗かったせいもあり作られた笑顔にしか見えず、良くできている仮面だなあと思っていたら、素顔だったのでその表現は難しかったのではないかと思いました。
    作品の捉え方はひとそれぞれなのでなるほどーと観終わった後思いましたが、全体を通して雰囲気も良かったし役者さん達も好演されてましたしストーリーの世界観にどっぷり浸かって観る事ができたのでとても良かったです。
    斉藤コータさんと岡野康弘さんが個人的には良かったです。
  • 満足度★★★★

    パンフレットのイメージ
    パンフレットのイメージがとても作品のイメージを表しているように思う。
    すっと感覚にしみ込んでくる感じで最後まで進む。

    個人的に好きだったのはステレオで心地よい水の音。
    全体にとても雰囲気のいい芝居だった。

    おまけ:
    教科書で読んだ覚えがないのは、私の時代にはなかったからなのか、やったのに覚えていないのか、授業でやらなかったのか、まったくわからない。

    おまけ2:
    書き終わって気付いたが、記念すべき私の「観てきた」200本目!
    きりのよさもまた心地いい。

    ネタバレBOX

    仮面が最初のうちはモノトーンな感じがして、かつどうしても発声が少しこもるので聞きづらいところもあったが、

    美術も美しいし、照明も大人しめ、音もきれい、ということで音がついている絵画を観ているような感じで心地よかった。

    一方、仮面をつけているため役者さんの表情が見えないので、話はわかるのだが、文学的な才のない私は、どうしても話の理解を感覚に頼ってしまうので、本当の主題がわからなかった点は残念だった。

    少し、大人数での振りにばらつきがあったように思うが、雰囲気はとても好き。小刻みに首を振っているシーンとか。




  • 満足度★★★

    自分で決めること!
    仮面を義務付けられた世界でも、それが違法であろうと自分で決めること。
    違法ならば、それ自体を変えるような行動をすればよい。
    付けっぱなしも良し、素顔を見せっぱなしもよし、上手く付けたり外したりも良し、自分が納得した生きていきやすいものでよいのではないでしょうか。

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