満足度★★★★★
宮沢賢治の命日に
もともと読んだことのあった宮沢賢治の世界。
ブドリの自己犠牲の精神は,まさに賢治そのもの。
それをストレートに表現した素敵な舞台でした。
ちょうど宮沢賢治の命日にあたる日の公演だったこともあってか,賢治の魂が乗り移ったような,気迫あふれる舞台が観られて,本当にありがとうございました。
ブドリを観て,次は「銀河鉄道の夜」の公演があったらいいな♪と思いました。
満足度★★★★★
原作を知らないが
原作を読んだことはなかったがわかりやすく見れた。
そして原作を見たいと思える舞台だった
このレビューは太陽の種、この作品、TOPSTARをみたあと書いているが
この作品をもう1度見たいと思う!
満足度★★★★
確かによく出来ていた。
阿佐ヶ谷で『グスコーブドリの伝記』を観た。この場所では,同じ劇団で『サロメ』をやっていた。今回は,宮沢賢治の世界となった。『セロ弾きのゴーシュ』とは違う雰囲気を感じられるだろうか。全体としては,『ゴーシュ』の方が簡潔ですっきりしていた。とはいえ,『グスコーブドリ』の童話もなかなか渋い。楽しい演劇をまた一つ観ることができた。この日は,賢治の命日でもあったせいか,劇団としては一番多い客の入りだったようだ。確かによく出来ていたと思う。
ブドリとネリの子ども時代に,何度も飢饉は来た。そのために,両親は生きる希望を捨ててしまう。残された妹のネリは,人さらいに会ってしまう。あとで,このネリは,なんとか幸せを獲得し,兄のブドリと再会を果たす。しかし,もう一度たいへんな飢饉が来た。火山局で人工の雨を降らせる技術を研究していたブドリは,未完成の火山爆発を引き起こしそこで村の危機を救う。しかし,逃げ遅れて,ブドリは死んでしまうのだ。