失禁リア王 公演情報 失禁リア王」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    相変わらずの才気走った舞台
    この女体シェイクスピアシリーズ、自分的には一作目が超絶面白かったので、正直、二作目三作目とパワーダウンしてる印象が否めなかったのですが、ミュージカル風が合ったのか今回は面白かった。
    ミュージカルと言うと、歌うシーンが見せ場なのですが、そのせいで実は物語が止まってしまうと言う難点がある。だから、声量が有る人、歌が上手い人でめくらましをする必要があるのですが、今回の舞台はガッツリマイクを使っていたので声量は不問に付したおかげで、歌は及第点だと思います。
    しかし、今回は何より柿喰う客の御家芸「肉体言語」と言うべき身体表現とのバランスが完璧過ぎです。
    特に加藤紗希さんの切れきれな動き。彼女をキャスティングした時点でこの芝居は勝ちだと思いました。釘付でしたから。

  • 満足度★★★★★

    これまでの女体シェイクスピアの頂点を観た!素晴らしい完成度です。
    ついにこれまでの女体シェイクスピアの頂点を観た!
    かもしれません。
    素晴らしい完成度です!
    これまでも面白かったのですが、
    本作は普通にミュージカルとして観れるほど、
    みなさん歌もうまい。
    そして曲数も多く、本格的。
    物語の内容から、衣装などは「ゴッドファーザー」
    などのようなイタリアンマフィア風で、
    黒をベースに、振る舞いもスタイリッシュでカッコイイ。
    話も、笑いのシーンももちろんあるのですが、
    これまでより少な目で、展開も実にシリアスです。
    そして感動的でした!

    (残念なのは唯一、渡邊安理さんが今回は欠席なことくらいです。)

  • 満足度★★★★★

    女体シェイクスピア
    このシリーズは女優が輝く。
    音響や照明も素晴らしい。

  • 満足度★★★★★

    柿喰う客「失禁リア王」観ました
     地元でも観る機会を逃していた女体シェイクスピアを、芸劇eyesの女性作演オンリー企画「GSQ」と併せて観る、期せずしてこの取り合わせの妙…

     


     大作古典戯曲を90分で上演する手腕に、まず脱帽。これをシリーズで続けているとは…すぐまた脱帽。


     もう今さら書く必要ない気もするけれど、役者も演出も全てがド迫力。
     謳って踊って演技して殺陣もやって、スタミナ消耗度は想像もつかない…息つく暇もないジェットコースター演劇のエンジン。


     そんな中、七味さんのエドガーが、最初から最後まで七味さんならではの味で変わり続けたのが印象的。
     「リア王」では、コーディリアの不可解な言動はよく言及されるけど(今回もw)、エドガーの劇中での存在のあり方に注目させられた。

     カラン役の加藤紗希さんの、凛としたボディラインも印象的。決めがいちいちキレイ。あとでダンスユニット・ビルヂングの人と知って納得。
     メインキャストにほとんど無言で寄り添う姿に、ちょっとメフィストフェレスを連想(ガタガタ)


     劇中で死んだ役の役者が、その後も歌やダンスで出ずっぱりなのが、舞台の虚構性を見せつけて、むしろ気持ちいい。



     宝塚や歌舞伎を連想させる、ケレンも不条理も抱えた娯楽作。もはやすでに伝統芸能だ。。。

  • 満足度★★★★★

    女体シリーズ最高!
    面白かった!かっこよかった!凄すぎて鳥肌たちっぱなしだった。女体シェイクスピアシリーズで一番好き!

  • 満足度★★★★★

    女体の醍醐味
    あんなに個性的で綺麗で可愛くて歌もダンスも芝居も上手な女優を、よくもまあ集めてまとめて演出されたことか。中屋敷さんて現代のゼゲン?客員もナイス!特におかえりなさいの新良エツ子さん。プロに歌唱指導をなさるだけある、圧巻のパフォーマンスとダイナマイトバディ。兄弟対決の時のscat-singingは鳥肌が立ちっぱなし。演劇での音楽って物凄く大事ですね。もうてらりすとは柿喰う客の準劇団員てことで毎度お願いしたいです。

  • 満足度★★★★

    女体シリーズ新境地?
    このシリーズは全て拝見させていただいていますが、今回は開演前に「劇中歌/歌詞」紙を配布するだけあって、歌が多い作品でした。一瞬「ミュージカル?」と思ったくらいです。(笑)
    しかし、どなたも歌が上手で聞いていて飽きませんでした。
    女優だけで演じる作品だからこそだと思います。

  • 満足度★★★★

    阿呆
    面白い。

    ネタバレBOX

    老王リア(深谷由梨香)が引退を決め、三人の娘に財産を譲ろうとするが、三女・コーディリア(北原沙弥香)は勘当され、フランス王妃になる。ゴネリル(内田亜希子)もリーガン(杉ありさ)もリアを追放し、グロスター伯(伊東沙保)の非嫡出子で野心家なエドマンド(阪田瑞穂)を夫に迎えようとする。ショックでボケたリアはコーディリアの傍に逃げ込むが、フランス軍が戦に破れ、二人は投獄される。エドマンドとその兄・エドガー(七味まゆ味)の決着がつくが、コーディリアは殺され、リアも死ぬ…。

    ミュージカルな作り。90分でテンポ良く、照明もくっきりしてて見やすい。演出的に、毒々しさがあまりなかったといえるかもしれないけど。

    話的には、リアの悲哀とかコーディリアの悲劇性とかよりもエドガーとグロスター伯の親子愛が印象的。エドマンドの歪んだ劣等感さはもうちょいほしかった。二人の戦いのシーンの道化(新良エツ子)のボイスミュージックもかっこよかった。
    ゴネリルとリーガンはどちらも美しく恐ろしい女という体裁で、程よいデフォルメさが良かった。杉ありさはポージングがイチイチクールで好印象。志村けんネタもバシっと決めてくれてたらなお良かった。

    ラスト、チラシデザインと同じように、死人に焦点をあてた構図で終わるが、悲劇性はあまり感じられなかった。死という結果に力点が置かれているように見えなかったせいだろうかしら。
  • 失禁
    音楽と証明がとにかく格好良かった!

  • 満足度★★★★

    ハムレットほどでは
    なかったけど、深谷さんの演技に少し感動した。

  • 満足度★★★★

    初リア王にちょっと感動
    演目としてリア王は観た事無かったのですが
    七味さんのコミカルなリーガン、力強くも可愛いコーディリア
    魅惑の歌姫(新良さん)、そして何故か何故かの「鍵」に魅了され
    主役っぽく感じなかったリア王が、なぜか最後はどっしり主役になります。
    歌唱力の差異には序盤驚きましたが、楽しい感動を頂きました。
    ただ、無理にヒゲは付けなくてもよかったんじゃないでしょうか
    (ヒゲ付けてるせいか、なんか頬のラインが張ってる感じが気になる)
    001の勢いとインパクトを思い出しました。

  • 満足度★★★★

    不思議と違和感なし
    シリーズ前作と違ってキャリアのある役者が多いからか、出演者のレベルのムラをほとんど感じる事もなく安心して観られた。ま、前回は直前にキャスト変更もあったので仕方ないか。音楽劇、あんまり好きではないが不思議と違和感なかったな。

    ネタバレBOX

    伊東沙保と七味まゆ味のからみは秀逸。あの流れであんな状態の伊東沙保に泣かされるとは。七味まゆ味とバッチリ噛み合ってて突き抜けてた。葛木英もやたら虐められる役がある意味新鮮。ツリメラと真逆だし。隊長のシーンが妙に印象に残ってる。

    加藤紗希が効いてた。動きのキレが凄いと思ったら、本職のダンサーさんとの事。納得。居並ぶ身体表現能力に優れた小劇場系の女優陣と比べても違いがわかるほど。北原沙弥香は、中屋敷のナイスキャスティング。いい雰囲気出てて良かった。

    柿喰う客の御三方はある意味言わずもがな。七味まゆ味の存在感、深谷由梨香のパワフルさ、葉丸あすかのファニーな演技、いずれも際立ってた。葉丸に至っては中盤からモノだし。あの演出は面白かった。
  • 満足度★★★

    損はしない
    タイトルだけみると、イロモノ〔良い意味〕っぽいけれど、暗くて長くて分かりにくいリア王をよく噛み砕いてアレンジしてあるなど、脚本はしっかりしてると思った。

    エンタメとして、見て損しないライン。ただ何かが残るというよりは、良い時間つぶしになると言うタイプの芝居かな。
    次はオリジナルを観たい。

  • 満足度★★★★

    楽しい。
    女体シェイクスピアは毎回観てますが今回はミュージカル仕立て。道化がエロいです。今回は舞台セットが印象的でした。

    「リア王」を観たことがなかったので事前に原作の文庫を流し読みしましたが、流し読み程度だと、誰と誰がくっついて、誰が何を書いた手紙を誰に託して誰に届けたのか、ひじょうにこんがらかったのですが、「失禁リア王」は強調されるべきところが強調されていたので分かりやすかったです。

    ネタバレBOX

    「エッチな手紙」なんかは混同させないための工夫ですよね、おそらく。

    セリフを言ってない役者さんが「自由に」演じているように見えましたが、実は、段差の多いセットを組んで空間としては意図的にせせこましくしているみたいなことアフタートークで聞いて、感心しました。
  • 満足度★★★

    ワイドショー「リア王」
    さて柿喰う客「失禁リア王」@吉祥寺シアター。
    驚異の90分で唄って踊って駆け抜けるリア王。
    キャラ立てされた人物の、ダイジェストで語られる悲劇の、ハンパなきワイドショー感が、ある意味でタイヘン心地よい。ラストカットの深谷さんに平幹二朗の幻影を見られたら一人前www

    フルサイズでリア王を観たヒトにチョーオススメします!

  • 満足度★★★★

    無題820(13-259)
    19:30の回(曇)。19:00会場着、受付(指定席)。「柿喰う客」は「露出狂」~「無差別」まで断続的にみてきました。でも「女体」シリーズはシェイクスピアが(苦手というより)嫌いなので「悩殺ハムレット」以後未見。ではなんで今回なのかというと、少し前ENBUの卒業公演(昼下りの岸田)をみて、ちょっとみてみようかなという気になりました。

    なんとやはりお話の筋は面白くなかったのですが、お芝居は面白かったです。新良さんの歌がハマッていたのでサイトをみたら【音楽】「てらりすと」...なるほどです。

    19:33開演~21:07終演~21:31アフタートーク終了…「リア王」、名作と言われているが、今、発表されたら面白くはないだろう…に頷く。

    ネタバレBOX

    天井にある蜘蛛の巣のような八角形のフレームはなんだろう…運命に囚われている者たち…は考えすぎか。

    七味さんと、深谷さんに睨まれたのは、心のうちを見透かされたのか、この位置の特典か。

    深谷さんは、いつみてもヘヴィ。

    歌うシーン(すっとマイクを手渡す)、コミカルな演技、見得を切りまくるシーンなど満載。

    舞台が高いので、前方寄りですと奥が見えませんが、あまり影響ないと思います。

    髭の付け方..こうやるのか...。

    3.11当日、新良さんのライヴ(@下北沢)に行く予定が行けなくて、久しぶりの歌声。

    ★-1は、原作が...なので

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