pays de MIROIR vol.1 公演情報 pays de MIROIR vol.1」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    割と厳しい意見が多かったので・・
    ちょっと書きにくかったけど(苦笑

    当初あいている日程が完売していたので、無理かと思っていましたが、
    ぶらっとダメ元で当日券買いに行ったらキャンセルが一人出ていて観れました。

    れんこんきすたのダンスは・・
    自分も社交ダンスとかそういった競技ダンスの映像なんかは目にするけれど、
    別に技術は低くはないんじゃ、と思ったりした(目が無いと言われればそれまでだけど

    男女ペアのダンスなんかはヨーロッパで競技ダンスとして発達して、
    回転の角度の正確さなどで採点する(分かり切ったことではあると思うけど
    のだけれど、そもそもヨーロッパで発達したものだし、
    元はタンゴなんかもブエノスアイレスの路上で小石をよけながら踊ったり・・
    と言ったように、技術点は後からついてきたもので、
    色んなジャンルの技術を集めながら女性だけで和の要素も絡めながら
    一から物語を紡いでいくこの団体のダンスに
    あまり技術の完璧さを求めるのは、そもそもあまり意味が無いのではないか
    と思ったりもした(苦笑

    宝塚とも違うしなぁ・・

    もっとも何度も言うように、別に技術が無い、という訳でもなく、
    それぞれがそこら辺のアマチュアより技術がずっと抜けているのは良く分かった。

    ただ、表情が一人ひとり衣装の色に合わせてなのか
    ハッキリと傾向が区別されているし、
    ダンスの中で表情や動きのリズムを商業ダンスのようにピッタリと揃えることは
    そもそも明確に意図されて設計されていないように自分には感じられたし、
    それでいいと思う。

    また、主催の女性の腕・指の動きもなかなかのものだった気がする。


    ユキ・シラユリ氏とLes Miroirsの舞台は安定していた。

    Fleur du malが若干芝居慣れしていない印象を持ったけれど、
    途中でこれは素舞台での公演だからどうしても
    こちらが背景と台詞・衣装の間に違和感を持ってしまうからだと分かった。

    何グループか集まっての同じセットでのイベント、あるいは準備期間ゼロの舞台では、
    割とこういうことが良く起きる。

    観客は、こうした作品が素舞台では不利であることは理解して、
    ある程度背景は観ないようにして(苦笑
    観劇するようにした方が良いと思う。

    そうしないと悪いところばかりに目が行ってしまう。

    劇団員より自分の方がたぶん年長かな、
    と思うなら、そのくらいのゆとりと優しさは必要なのではないかと
    思ったりもする♨

    まぁ、自分が4劇団3000円できちんとした椅子席(座布団で休みナシなら地獄かも)ならコストパフォーマンスとしては十分すぎるかと思ったりもしたので割と贔屓目に見てしまったのかもしれないけれど、
    暑い中あちこち移動しないで一か所で4つまとめて見られれば
    自分は十分イベントを企画してくれた人たちに感謝する方だけど・・(笑

  • 満足度★★★★

    「幻想的」とひとくちに言っても…
    色々な表現があるんだな、と感じました。
    れんこんきすたさんを目当てに行ったので、他の公演は正直オマケ程度にしか捉えずに行ったのですが、全部最後まで見て良かったです。
    作品の順番なんかもちゃんと考えて構成されていると思いました。

    ネタバレBOX

    れんこんきすたさん→ファンタジーというと洋物を連想するなか、和の世界の艶やかな雰囲気と妖しい感じがマッチしていました。
    Fleur du malさん→話の流れを掴むまで「?」だったのですが、未来のお話だったのですね?狭い舞台なのでもう少し動きなど工夫したら良かったかもしれません。
    ユキ・シラユリさん→一人芝居、というより朗読劇なのでしょうか。静かに楽しめました。声量がもう少しあれば…
    Les Miroirsさん→凄く込み入った話を短くまとめられていたなと思います。もっと長いバージョンで観たかった。演出も役者さんも一番安定感がありました。
  • 満足度

    朝霞ルイさんて有名なのですか?
    朝霞ルイさんという役者を存じていないものにとっては、「ゴレスタァン」は正直なにも面白くない話だった。
    たぶんこのひとにはファンがいて、その人たちがなにも考えずにただ見るならいいのかもしれないが、それで劇団員はいいのか。ワンマンなやり方に麻痺してはいないか。そんなよけいな世話な部分まで考えてしまう感じだった。

    友人の連れでほかの作品を目当てに来た人は自分だけではないはずだが、
    こんなストーリーがありがちで、細部にだけなんとなく薀蓄があるくらいで、山も谷もなく、恋愛描写も浅く、見所がどこだったのかさっぱりわからない芝居見せられても冷たい気持ちにしかならない。ほとんどの役者の芝居が平坦。

    小さな宝塚のショーだと思えば「ああそれなら」と流せるが、純然たる演劇ファンに「これ演劇です3000円で観てください」というのは驕りを感じる。
    朝霞ルイさんとやらはこれからはファンイベントみたいなショーだけでいいのではないでしょうかね。

    あとFleur du malという劇団。
    こちらはチラシの写真で期待していたのだがはずれた。
    今時そんな高校演劇みたいな演出する劇団いたの!?というがっかりな衝撃。若い劇団だと思うが、すでにそのせいで古い。
    耽美が云々とあったが別に耽美でもないし、美容に気をつけていそうな女優もいなかった。意識が低い。
    うん、ほんと高校演劇っぽい。これは主宰とか演出してる人が普段から他人の作品をまともに見て勉強していないからではないかと思う・・・趣味で自己表現してますのレベル。
    ストーリーの主張も中学校二年生(通称中二病)っぽい。
    つたない演技なのにキスシーンが多めなのも気持ち悪い。

    個人的にもっと腹くくって真剣にやってる劇団しか知らなかったからひいた。

  • 満足度★★★★

    複数団体イベント
    芸術集団 れんこんきすた(ダンス) 「千華扇抄(せんかせんしょう)」 のみ鑑賞。複数団体が参加しているイベントのため、アナウンスでは「上演時間は全体で3時間を予定」と相当長丁場。各回団体と団体の間に10分程度の休憩があるとはいえ、狭い空間で全部観劇した方はお疲れさまです・・・

    ネタバレBOX

    素舞台でのダンスなので非常に力量がはっきり現れてしまう。だが代表の方のダンスが一番上手。もしかしたら観ている人間が思っているより年上の方なのかもしれないけれど、周りの若い女子には負けないどころかベテランの素晴らしさで座組を引っ張っているエネルギーを彼女のパフォーマンスから感じた。
    いろいろな曲でいろいろなダンス。もう少しクオリティの部分をあげるともっといい公演になると思うが、見目麗しい女子が踊り狂っているのを見るのも悪くない。

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