わたしは浅瀬で溺れています 公演情報 わたしは浅瀬で溺れています」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    よかったです
    勝手に心配して、勝手に怒る。この身勝手さは身につまされます。自分も同じこと何回もやっているよなー。なかなか反省しないけど。セットやライティング、映像などが印象的でした。

  • 満足度★★★

    イメージとして綺麗に纏まってはいるが
     鬱に陥った兄の姿を深海魚に例え、背景に時折魚の映像を映しながら舞台上では、兄のモトカノと兄の関係を描きつつ、妹と矢張り鬱に陥る彼をオーバーラップさせて展開する物語。イメージとして、綺麗に纏まっているが、問題解決には程遠い。恐らく、積極的に問題を解決しようと思っていないのであろう。

  • 満足度★★★★

    あれこれセンス良し
    1人の女性とその兄、カレシ、兄の元カノによる日常スレスレ系4人芝居、かつて単館でレイト上映していた映画のような味わいが好み。
    また、冒頭の一言でタイトルの意味がワカる仕掛け、お得意の(?)幾何学系の舞台美術、昇降する照明(恐らく暗喩)、壁に映る演者の影、文字通り手作業の映像トリミングなどのセンスもイイ。

    ネタバレBOX

    冒頭の「最近、兄が沈んでいる」という台詞でタイトルの示すものを想像させるのが巧い。
  • 満足度★★★

    わたし以外も溺れています
    テーマは面白いけど、そぎ落とし過ぎでは?ちょっと勿体なぁ。

  • 満足度★★★

    関係性の齟齬
    人と人とがすれ違う在り方がとてもよく描かれている。
    ただ、一時間弱の短篇のため、問題が深まらずに終わってしまったという印象。

    ネタバレBOX

    具体的な演出で面白かったのは、
    ある役を演じている時に、その場面に参加していない役者がその場にいて、ただ待っているだけかと思いきや、微妙に演じている役と同じ動作をしたり、しなかったりしていたこと。
    演じている役者と、その場面には立ち会っていない役との心の距離を表しているのだろうか?明確な演出意図はわからないが、微妙な劇中の人間関係を表しているようで面白かった。またその演出によって、舞台上に妙な緊張感・空間の歪みのようなものができていて、その違和感がとても面白かった。この舞台で一番興味深かったのは、個人的には、劇の内容以上に、この点だった。

    その役を演じていたのが主人公の兄の元恋人役:金子侑加さんで、彼女の存在感がその違和感をただの違和感というだけではなくさせていたのかもしれない。上手い役者さんという感じはしなかったが、なんだかわからない存在感があった。

    そのような演出はとても面白かったが、
    アリモノの音楽の使い方には違和感を覚えた。
    アリモノの音楽の場合、特に歌モノは、劇の内容と別のイメージを観客に喚起してしまうので、せっかく劇に集中している時に、別のイメージが無駄に付加されてしまい、集中力が削がれてしまった。

    映像の使い方にも似た印象を持った。具体的な映像イメージがプロジェクターによって投影されるのだが、表面的にはイメージを広げているように見えても、その映像が具体的過ぎることによって、むしろ観客の想像力を制限しているように見えた。

    ダンスについても近い印象。

    人と人とのディスコミュニケーションという大きなテーマがきちんと中心に据えられていて、そこときちんと向き合った舞台を作っているのだから、余計な装飾はいらないと思う。必要ないというより、それによって、観客の集中力と想像力を削いでいるという感じ。とてももったいないと思った。

    もっとシンプルに、ディスコミュニケーションについて徹底して向き合った長編の芝居が観たい。
  • 満足度★★★★★

    面白かったです
    幻想的な雰囲気でストーリーが進行。
    舞台美術はシンプルながらセンスが
    良い。四人の役者さんは力強い演技。
    コマ送りのようなダンスもあり、見応え
    十分でした。
    おすすめです。

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