変則短篇集 組曲『空想』 公演情報 変則短篇集 組曲『空想』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
21-31件 / 31件中
  • 満足度★★★★★

    三回目
    友人を誘って3回目。
    終演後に「誘ってくれて本当にありがとう」と涙目で言われた。
    誰が観ても絶対に楽しめる公演と言うのは数少ない。その数少ない公演を常に産み出す団体、というか作演ほさかさんに心から感謝。
    いくつかの短篇は演出が変わって更にレベルアップしていた。

    ネタバレBOX

    今日のゲスト短篇「妄執グレーテル」は「やられたー」という感想。
    植田圭輔くんの「あの姿」の可愛さに客席が一瞬騒然としていた。
    そのどんでん返しの鮮やかさに笑っていたら、ラストにゾワッ。
    石澤美和さんというすごい女優さんを発見。

    「時をかける晩餐」での堀越涼さんは本当にいい。現在と未来の同時進行の会話の切なさが回を追うごとに増して来る。

    三回観てようやく気づいた細かい伏線や演出もたくさん。
    「静かな晩餐」のクレームブリュレとか、「しりうすぴかぺら」でのギャルソンさんの机をたたく仕草とか、「静かすぎる晩餐」でのこいけさんと川田さんの一瞬の表情のシンクロとか。
    戯曲、演出の緻密さに感嘆。



  • 満足度★★★★★

    すばらしい!
    空想組曲 初めて観劇しました。    過去公演の評判良かったので 期待していましたが、 みごとに期待通り! いや それ以上! とっても良かったです! 
    次回の公演も 必ず行きます!

  • 満足度★★★★★

    空想組曲初観劇
    今回、空想組曲初観劇でしたが、前から観ときたかったー!…と、後悔するくらいに、素敵な舞台でした。
    すっごく気に入ったので、うっかりリピートしようと思っています。

    変則短編集ということで、細かい作品が10数作あって、間に、日替りゲストが入る作品が入ると。ゲストによって作品も違い、それらが2回~4回しか上演されないっていうんですから、なんて贅沢!なんてもったいない!
    全部観たいよー…。観たいけど、無理だよー。というジレンマ。
    …全部収録したDVD出してくださらないかしら…?

    すっごく素敵な舞台でした。染みました…。
    時にキュート、時にシュール、時に恐く、時にロマンチックな物語たちが、キラキラしていて、色んな感情を楽しめる舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    ほさかワールド
    る・ひまわりが円形劇場で上演した「遠ざかるネバーランド」という作品でほさかさんの世界に触れて、とても素敵だったので今回観劇しました。

    今回も笑いがありつつ、深い深い、人間の狂気というかなんというか。そんなダークな部分も垣間見える作品でした。

    旦那さん、彼氏さんがいる方は一緒に観に行くとさらに楽しいのではないでしょうか!!「アクション、ヴェリテ」という話が個人的には好きでした♪

    あまりにも素敵だったので、後半の日程も観劇します。
    小さい劇場なので、どの席でもとても見やすいと思います。迷っている方はぜひ。

  • 満足度★★★★

    味わい方もいろいろ
    個人的に絶対に見逃せないと思うのは、葛木英さん。
    大ブーム中のツリメラ、KIRAKIRA様のイメージでうっかりシアター風姿花伝に入っちゃうと、とてつもないギャップで、くらっくらになること請け合いです。
    可愛いのは勿論。特にあの短編。あの短編やばい。やばすぎる。

    花組芝居の堀越涼さんのファンとしても一言。
    そーいうのが見たかった!っていう堀越さんが3名、あーそれ知ってる!っていう堀越さんが1名。
    でもこの知ってる堀越さんってのが素晴らしくて拍手が起こってたんですから!
    ほさかさんの堀越さんが見られて幸せです…しみじみ。

    次はストーリーの流れを楽しむために、リピートしてきます!

  • 満足度★★★★★

    二回目
    初日に観たのが楽しすぎたので思い切って予約チケットを増やして観てきました。ゲスト短篇全部観たいけど無理なので厳選。
    加藤良輔さん素敵でした!
    ゲスト短篇を抜きにしても、この作家の作品は複数回観る楽しさに溢れている。二回観ないと分からない、じゃなくて二回観ると全く別の作品のよう。

    ネタバレBOX

    加藤さんのゲスト短篇「作家達の語らい」は前回公演「虚言の城の王子」の主人公『皆瀬』と、「ドロシーの帰還」に登場した小説家『るりこ』によるリレー形式の物語作り。途中まで爆笑させてもらったのに、予想外な角度から一気に感動のラストへと流れ込むと言う見事な展開。ゲスト短篇全部がこのクオリティならほんととんでもない。

    「賑やかな晩餐」「サンクチュアリ」他数本は僅かに演出も変わり更に観易くなっていた。間をあけての三回目の観劇が今から楽しみ。
  • 満足度★★★★★

    珠玉、こぢんまり
    素敵な役者さん。

    ネタバレBOX

    皿に盛られた赤、黄、緑の食べ物を食す…、ごめんと言葉で謝ることのできない男が、離婚の責任を取ってまずいものを食べることで謝りの気持ちを示す行動でした。若い頃から進歩のない男ですが、何人もの男も手を出すことで、短編に出ていた何組かの男女は若い頃から直前までの同一人物ということが分かりました。

    まさか同じ人だとは到底思えないこいけけいこさんのような背の高い人が混じっていたりして、ちょっと作戦にしてやられた感はありますが、初々しかった時代から離婚を決意するまでの変遷を少し窺い知ることができました。

    役者さんたちは見栄えの良い実力派、松本紀保さんは幸せのためかプリプリはじけてました。村上耕平さんもいい役者さんです。
  • 満足度★★★★★

    素敵な時間
    素敵で面白いお話たち14篇。笑いにアクション、サスペンスもあり、さらにそれらがつながって…。ストーリーはもちろん、役者さんたちも演出もみんな素晴らしい。日替わりのAはちょっぴりダークで牛水さんにぴったり。作品が良いのはもちろんだけど、上演前後のスタッフの対応も素晴らしかった。観劇はこうありたい。リピート決定!

  • 満足度★★★★★

    日替わりA の日
    ファミレスに行ってないのに何故かメニューに詳しくなる。話の繋ぎ方が綺麗に見せてコメディあり、毒や怖さもあり。日替わり作は七夕にもまつわるお話だけど、ダークめ。〆のお話はソワレで見たら、いい夢見られそうな舞台でした。古川&松本、ギャルソン&女のカップルの佇まい良し。
    全部の日替わり作品を見てみたくなる。面白かった。
    日替わり作と珠玉の短編連作、計14本の約2時間。

    ネタバレBOX

    闘うファミレスに爆笑しました。
  • 満足度★★★★★

    一回では足りない
    初演時はオフオフシアターというとても小さな小屋ならではの勢いある見せ方だったが、今回は少し広めの空間を活かした美しい動き(関係性の配置とか時間軸の表現とか)の演出が冴える。今回の役者に合わせて初演から変更された部分がどれも素晴らしく、「大好きな再演を観た」「素敵な新作を観た」といういいとこどりの感想を持てた。多分、この作品は何度観ても飽きない。ていうか一回じゃ足りない。リピーター決定。

    ネタバレBOX

    ゲストの中田さんと牛水さんの短篇は「なぜ娘が大好きな父親を殺さなければならないのか」というホワイダニットの謎が明かされるラストが秀逸なサスペンス。二人の演技合戦が見応えありました。
    他短篇の中では「天使が通る」「アクション、べリテ」が特に好き。
    晩餐シリーズは各役者の魅力が発揮されていて大変満足だったし、ファミレスシリーズは鉄板の面白さ。お見事。
  • 満足度★★★★★

    素敵すぎる芝居
    初めての空想組曲。
    初の再演という事で、「再演する作品なら間違い無いだろう」と思い、観に行きました。

    何故今まで観に行かんかったのか。
    めちゃくちゃ面白いじゃないですか!

    脚本も演出も役者もスタッフの対応も素敵すぎました。

    特に脚本が好みすぎて、劇中にやけが止まらんかった。
    変則短編集ということで、様々な物語が交差していきます。
    誰もが何かしらの物語を持っている。
    そんな当たり前の事を忘れてた。見せつけられて思い出した。

    驚かされ、笑わせられ、最後にはじんわりと「感動」させられる。
    役者の方々の演技も素晴らしい。

    ハートフル、では無いけれど、観れば幸せになれる。そんなお話でした。

    知らない方は、観ておいて損は無い舞台だと思います。

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