大きなトランクの中の箱 公演情報 大きなトランクの中の箱」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★

    コンセプトがある
    現代アートなので、コンセプトがある。

    そのコンセプトに則って、内容が出来る。

    アフタートークによると、
    これまでのアトリエに対する強い想いによって
    この作品が出来たようだ。

    内容についてあーだこーだ言っても、実は的外れなのかも。

    面白かった。

  • 満足度★★★★★

    圧倒されました。
    舞台装置や小道具にもにも。

    ネタバレBOX

    主人公、43歳(だっけ?)受験生の葛藤みたいなものはよく出ていたと思うけど、その他の登場人物は動くオブジェみたいなもので、その内面はわからない。
    そういうのもわかればいいのになあと思ったけど。
    でも、わからないほうがいいのかも。主人公だけの世界なのだから。とも言えるかも。
  • 満足度★★★★

    悪くない
    少し観念的過ぎるような気がしたが、でも、これだけ徹底していると芝居に飲み込まれてしまうう。
    小道具の集め方は尋常でなないし、舞台の設定も見事。
    こういう性を扱った作品は、ともすれば吐きそうになるくらいの嫌悪を覚えることもあるが、今回はそれがなかった。

    ネタバレBOX

    今後、パッヘルベルの『カノン』の聞くときに、あの演奏をき思い出してしまうだろう。少しいや
  • 満足度★★★★

    ちょっと触れたくないけれど
    終わってみれば、美術を観るだけでも
    木戸銭の元を取ったような気分ではあるのですが、
    無論それらは表現の踏み台に過ぎず、
    描き出されていく男性にとっての成長の俯瞰と
    あからさまでちょっと気恥ずかしい共振感に、
    苦笑しつつ、でもガッツリ捉えられてしまいました。

    ネタバレBOX

    以前にはこぶねで観た世界の集大成のような作品でもあり、
    なにか、OSが一気に新しいものに変わった
    パソコンだからこそ描きえた
    男性が繫がれたものの
    より細微な表現にも思えたり。

    男性にとっての父親への畏怖や憧憬、
    超えられない感というか・・・。
    また、少年のころの純粋な興味のなれの果てや
    悶々とした劣情の感覚の行き場のなさ。
    さらには若さの気恥ずかしさから
    老いることで生まれる衰えやずるさ・・、
    それらが、どこか戯画的に、
    一方で隠したり否定したりしたい部分をも含めて
    舞台上に展開していきます。
    ある意味いい歳こいた男性にとっての黒歴史的なものを具象化され、
    観る側がかぶせていたベールを剥ぎ取り晒すような部分もあるわけで、
    居心地の悪さもがっつり感じつつ、
    そこまでをしっかりと舞台に乗せる作り手の
    アーティストとしての貫きにぞくっときたりもして。

    好きか嫌いかといわれると
    実はきわめて微妙で、
    一言で表現できないようなデリケートな感情も湧いてくるのですが、
    自然体では決して触れたり直視したりすることなく、
    寧ろおくびにも出さないように抗い、
    なかったことにしてしまうものを
    衒いもなく観る側に突きつける、
    観る側にその評価を迷わせるような
    なにかを踏みこえたリアリズムこそが、
    この作品の秀逸さでもあるように思えるのです。

    某マンションの一室に設えられた世界に比べて、
    作品が内包しうるものも圧倒的に大きいわけで、
    カノンに導き出される内なるものや、
    生きることへの俯瞰と繰り返しが
    概念としてではなく、溢れるように伝わってきたことでした。



  • 満足度★★★★★

    無題684(13-109)
    14:00の回(晴、暑い)。結構迷って直前に予定を変更、2回目です。13:20受付(整理番号付)、当日券のお客様もたくさん。13:40開場、今日は前回の1段後ろに座ってみたところ2階部分が見やすくなりました。上手に電光掲示板:母の喪失、心、受験、時間、焦り、老い、数式、音符、創世記、男根、エディプスコンプレックス…。14:04開演〜15:33終演。カーテンはスムーズに開きました。終演後、写真撮影可で「ピアノ/食事」「病院/父の部屋」の2セット。
    2回目ですのでビックリすることはないのですが、発想、展開、表現、これらを実現することに感心。

    ネタバレBOX

    1階の湖、赤い色になっていた。

    父に認められるため20年以上も受験勉強を続け、それが叶ったとき、息子を喪う、それが「繰り返される」ことで永く継がれる。ここに「母」は登場しない。

    息子は父と闘い、ムスコを喪うが、なくなったら次(世代)がないじゃないか…

    Queenに「Father to son」という曲がありました。

  • ・・・
    私にはただのにぎやかしにしか見えませんでした。

  • 満足度

    高評価に疑問
    男性器を主題にした、思わせぶりなだけで何にもない作品。高評価に疑問。金返せ! ←賛辞の嵐を見捨ておけず、やむにやまれぬ思いで書きました。本サイトでの高評価だけにひきずられて作品を観るのは今後やめようと思います。自戒を込めて言います。観る作品を選ぶ際には他のソースも参照しましょう!

  • 評価が高かったので見に行きました。
    エディプス・コンプレックスの話。
    それにしても、構造がすごい!

  • 観てきた
    4/22

  • 満足度★★★★★

    はこぶねの3作品が1つに
    強烈なので、どなたも「楽しめる」かどうかはわかりませんが、体験しない手はないと思います。

  • 満足度★★★★

    強烈な悪夢的世界観
    凝ったディテールの美術を用いて受験生の性的オブセッションを奇妙且つ滑稽に描いた作品で、強烈な表現に圧倒されました。

    父親を恐れつつ尊敬する感情がペニスに対してのオブセッションとなり、悪夢の様なイメージが展開していく物語で、ユーモアのあるシュールな変態性が際立っていました。
    アトリエはこぶねで上演された3作品を1つに再構成したとのことで、3つのパートに分かれているのはなんとなく分かりましたが、様々なモチーフに関係性を持たせていて、継ぎ接ぎ感を感じさせませんでした。
    女性との関係を想像させる、いわゆる「エロい」表現が皆無で、男性器にまつわるものばかりだったのが主人公の閉じた世界を象徴していてが印象的でした。

    小物からセットまで、まるで美術作品の様な作り込みがされていて、素晴らしかったです。回り舞台には見えない作りになっていて、中盤で明るい中で舞台が回されるまでは、どのような仕組みになっているのかが分からず、まるで魔法のようでした。

    舞台のBGMとして頻繁に用いられるクラシックの有名曲が、ただ情緒を演出するためだけに使われているのではなく、作品の構造や美術と関連していて、強い説得力がありました。
    セットにスピーカーが組み込まれているので、音を出しながら舞台が回転すると独特の音響効果があり不思議な感覚が強調されていました。

  • 満足度★★★★

    兎に角圧巻の舞台装置
    兎に角圧巻の舞台装置。どちらかというと素舞台が好きなのだが、あそこまで作り込まれていると脱帽。装置全体もディティールも素晴らしい。一見の価値あり。

    ネタバレBOX

    物語の世界観が強烈で、あの回転する舞台装置と演者の個性的な演技がハマっているため、一種異様な劇空間。内容的には結構クセのある作品。難しさは感じない。寧ろ分かり易い。ただ個人的にはああいった題材は、もっと分かり難くてカオスな方が好みかも。
  • 満足度★★★★★

    安い
    前売り2,500円という値段が安い。視覚に訴えかける舞台セットの素晴らしさと想像させることを飽きさせない物語で終始夢の中にいるようでした。満足。

  • 満足度★★★★★

    笑いました。
    ペニノ観るのは2回目ですが、最後まで全く読めない展開と不思議な面白さと舞台セットの凄さに圧倒させられました。
    主演の伊久磨さんの演技、魅力ありすぎでハマりました!
    1時間30分あっという間で、千秋楽までにはもっと良い舞台になってそうで、
    出来ればもう1回観に行きたいです。

  • 満足度★★★★★

    めくるめく妄想
    とにかく圧巻の舞台美術!!!開演前、無音で、しかも、目の前の舞台美術が隠されていて、しかも、よく耳を澄ますとなんか開演直前まで人や物の動く不気味な音がっ。何が起こるのか観客みんなドキドキしながら息を飲んで待ってたように思います。始まったら1時間20分ほどの公演時間はあっという間でした。これだけ細部まで作り込まれて驚きに満ちた舞台はなかなか出会えない。この妄想に執着しきった掴みどころのない世界観を体現する役者さん達もすさまじいなぁと思いました。客席からも思わず驚きの声がしばしばあがって、ラストはもうこのまま延々と見てたいなぁと思うほどでした。もっとオドロオドロしい感じかと思って構えていましたが、笑いも要所に散りばめられていて、見たことのない世界を覗き込んでしまった背徳感がありました。人間の中には、こんな豊かな妄想力があるんだなぁ。

  • 満足度★★★★★

    無題663(13-088)
    19:30の回(曇)。18:53受付(整理番号付)、「記録用の撮影」ありとの掲示、19:22開場(予定では19:10、5人ずつ番号順に)。入ってみると狭い...昨年12月に「片腕」をみたときは結構広かったのに..と思いながら座席につきます(当パンは終演後配られます)。目の前には特大の額縁のようなセットが客席に迫っていますが、光沢のあるカーテンが引かれていて何も見えません。19:25前説...ここから少々長く無言の時間が続き緊張感が緩み始める、遅れてきた方が席に着き電車の音が聞こえ19:36開演~21:09終演。初日だったからか、開場、開演ともかなり遅れました...み終わって「そりぁ、これだけやるんだからたいへんだろうな」と思うほどの内容でした(もし、ちゃんと時間通りに始まっていたら大絶賛)。こちら初めて、こんな展開も初めて。初めてだったら何も知らないほうが衝撃度UP(好き嫌いあるかも)。

    当パンで役者さんのお名前をみて調べる…と…、島田さんは「夢の星」「撫で撫で(こちらは飯田さんも)」でみていましたが、あまりの役柄だったのでワカランでした。

    ネタバレBOX

    初めの受験生の部屋...いろんな辞書、参考書、偉人の肖像、小さな勉強机と本棚、心理学モノの全集..上手は押入れ、どうみても何十回も受験に失敗したような男...突然現れる大きな男、よくわからないうちに暗転...ここでも少し時間がかかっていて、なんでかな...と思っていて...明けてみてビックリ、まったくちがう部屋、いつの間に仕込ンダノダ...。なぜか上半分しかみえないし、出てくるのは「ぶた」と「ひつじ」で木の幹が2本、天井と床をぶち抜いていて、この二人は白い液体(樹液)を主食としているようです(実際はヨーグルトかな?)。ところがここはまだまだ序盤で、実は舞台は4面(縦長の部屋と上下2段の部屋)あって、それ自体が回転、2回目の場転からは明るいまま動かしていました。

    父と受験生(父とムスコ)、その受験生が自身(ムスコ)を探す旅。

    各部屋、これまた凝っていて、出てくる食事が硬くなったパン、一抱えもあるゴキブリ、アルマジロ...。ピアノの演奏、リコーダの演奏(曲はカノン)。家具はアレだし、各部屋はドアで行き来できる仕掛け。

    猛烈に癖のあるお芝居でしたが、ハマりました。
  • 満足度★★★★★

    悪夢と淫夢の集合体。
    前作『誰も知らない貴方の部屋』を観て、「アトリエはこぶね」という空間に魅せられた。
    そのはこぶねを出て、最初の公演なので、大変期待して観た。期待を裏切らない素晴らしい仕上がり。

    はこぶねの3公演を箱に詰めた、という発想と構成も面白く、「私演劇」という表現も大変興味深かった。

    主宰のタニノ氏が、受験と性のモチーフにこだわりがあるのかと思ったが、そのこだわりが「私演劇」という表現にぴったり合った作品を作り出していたと思う。

    ネタバレBOX

    『誰も知らない貴方の部屋』同様、ペニスだらけ。ペニスを思わせる表現だらけ。
    それが陽性の笑いでなく、少しこもったような、悪夢のような笑いになっているところが、この劇団の特徴だし、良さだと思った。

    3つの公演のセットと、今回のセットを、盆の上に乗せ、回転して場面が移り変わっていく様は大変面白い(最初の転換は盆と気づかなかった)。
    悪夢の場面が脈絡なく切り替わることを思わせて、大変面白かった。

    今回は舞台演劇のできる空間での公演なので、普通のマンションの一室であのセットを観た時のような衝撃はなかったが、盆以外にも仕掛けの複雑さに心を奪われた。

    演劇を多数観ている人、演劇に携わっている人には、あれがマンションの一室にあったということを踏まえて、ぜひとも観て欲しい作品。

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