横溝正史生誕111年/一徳会第11回公演
横溝正史生誕111年/一徳会第11回公演
実演鑑賞
2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.1tokukai.org/
期間 | 2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日) |
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劇場 | 鎌ヶ谷市東部学習センター・レインボーホール |
出演 | 伊藤祥子、小助川玲凪、鈴木正孝、前島謙一、阿部崇子(KADENTheatricalARTCompany)、伊藤全記(劇団ING進行形)、文秉泰 |
脚本 | 原作/横溝正史(角川書店刊「鬼火」より) |
演出 | 石井幸一 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 3,000円 【発売日】2013/03/06 前売:2500円 当日:3000円 学生:1500円(要予約・受付にて学生証の提示) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 4月6日(土)14:00/19:00 4月7日(日)14:00 |
説明 | 《物語のあらまし》 DとМというのは二人の青年の名ではあるが、同時に、この二人が持っていた全く異なった二つの「魂」の名でもあります。だから「DとМの話」は「二つの魂の歴史」と云っても差し支えない……。 全く異なった魂を持ちながらDとМは従兄弟同士でありました、そして幼い頃から競い合うように育ちました。しかし、二人がともに美術をやりだすようになってからは、二人の心は後戻りの出来ない戦いの道へ進み始めます。この事は彼らの「魂の歴史」に於いてかなり重要な事実です。「藝術」が彼らを近づける媒介とならないで、かえって彼らを遠ざける因子となったと云う一事は…… Dは名前を漆山代助、Mは漆山万造といいます。 DとM、そして絵画モデルであった一人の女、「鬼火」は彼らの生涯にまつわる、深襲綿々(しんしゅうめんめん)たる憎念と嫉妬と奸策の物語です。 ___________________________ 《横溝正史と小説「鬼火」》 「鬼火」は昭和10年、信州に転地療養中だった著者が『毎日3枚か4枚しか書けなかった』状態で、ベッドと机を行き来しながら3ヶ月かけて書き上げた作品です。しかし発表されると、一部の描写が当局の検閲に触れ削除を余儀なくされました。その後、無削除の原稿が発見され発表当時の形に再現されるまで実に30年あまりの月日を要しました。 著者が愛した「谷崎潤一郎の幾つかの作品」に影響を受けながらも、後に「金田一耕助シリーズ」などで大きく花開く【閉鎖社会での愛憎劇】というテーマを極めてミニマムな形で濃厚に書き上げた本作は、間違いなく横溝正史中期の傑作であります。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音響:武者輝 照明:染谷和彦 衣装:伊藤祥子 美術:一徳会美術部 宣伝写真:市川高穂 製作:鎌ヶ谷アルトギルド/一徳会 協力:角川書店 |
DとМというのは二人の青年の名ではあるが、同時に、この二人が持っていた全く異なった二つの「魂」の名でもあります。だから「DとМの話」は「二つの魂の歴史」と云っても差し支えない……。
全く異なった魂を持ちながらDとМは従兄弟同士でありました、そして幼い頃から競い合うよ...
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