二代目、ちょっと黙ってて 公演情報 二代目、ちょっと黙ってて」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    「泣かせ逃げ」はヤメて!(笑)
    創業社長の急逝により帰国した二代目は実は俳優を目指していて…な物語。
    会社買収を巡り二転三転する終盤のスリル(各株主の持株数とか絶妙だし)と全体に漂うユーモア、さらに最終的な落としどころなどなかなかに見事。
    ただ「泣かせ逃げ」なラストはズルい…ってか鬼かよ、減点!(笑)

  • 満足度★★★★★

    8bit planet
    面白い。

    ネタバレBOX

    社員50名程度のデザインソフト会社「ゲッコー」の初代社長が事故死し、USAに経営勉強に出ていたけど役者志望の長男・龍(八須賀孝蔵)が二代目に就任。業界に革命を起こそうと初代が開発したプロ向けソフト「ツキノワ」は、販売価格50万のせいか、高い性能をもちながらもほとんど売れていなかった。そんなゴタゴタの中、USAの大手ソフト会社「AGEHA」に雇われた企業買収のプロ・フジモト(みのみのり)が株式買収に動き出す…。

    ストーリーとキャラがマッチしていて、しっかり笑わせてくれた。小ネタも利いててニヤニヤもできる。秘密兵器ヤマガタを演じた生見司織は流石。クールにコメディを決めてくれる。龍を演じた八須賀孝蔵も、頼りなくてそらっとぼけた演技が上手い(一応二重で演技してるというとこになるのか)。

    話も左に右に動いてワクワクさせてくれる。シリアスに寄りすぎないところが好み。それでいて人間ドラマも混ぜ込んであって、素直に面白いと思える舞台。110分程度だったけど飽きなかった。

    フジモトの策略で窮地に陥るも、龍が妹・みずほ(後藤幸子)の心を動かし、買収を阻止。月額利用料制がヒットし「ツキノワ」は爆発的に売れ始める。龍は社長を辞任し役者がやりたいからハリウッドに戻るといいだし、皆が引き止める中、みずほを二代目に指名する…。
    ここで、嫌がるみずほに「二代目、ちょっと黙ってて」とグっと抱きしめ、笑顔で旅立つという展開がシビれる。中盤で、余計なことをいう龍に皆が黙ってとダメ出しするシーンを挟んでおくもんだからヤラレタ。実際、龍は経営学校を飛び級で卒業した天才で「ラストサムライ」にも出ちゃう有能さってとこもミソで、うまい具合に騙された。面白かった。

    演技が飛び抜けてうまいってワケでもないし、斬新な演出ということもないけども、劇団紹介にあるような愛すべき宇宙を魅せてくれた。いい作品だった。

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