お父さんの背中 公演情報 お父さんの背中」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    うん。
    面白かったです。

  • 満足度★★★

    不条理
    制作者の狙い通り、「なんか分からないけど面白かった」ような気もします。ただ、瞬間的に面白い反面、全体を通すと、理解を超えていて退屈な場面もあったように思います。

    ネタバレBOX

    一つの核となる貼り絵画家と息子の人生を辿る流れは良かったと思います。施しを与えた相手に殺される不条理や、結婚式に父の命日が重なる展開は興味深かったです。

    ムシズに乗る面々は画家の中の思いが具現化しているように思いました。とても抽象的であり、観念的な話だと思いましたが、もう一方の照子の話は現実社会での事件を連想させ、具体的だったので、ふたつの物語が不調和を起こしていたように感じました。

    砂川教授と浅井君の掛け合いは面白かったです。分かりにくいことを予測したとのことですが、消化不良の後味の悪さというか、モヤモヤした感覚の方が強かったです。長々と最前列で寝ていた人ほどではありませんが、花粉症の時期には厳しい作品な気がしました。

    演出では、貼り絵作家の作品が貼り絵ではなかった(水彩画?)ようで気になりました。ダンスやムシズ車の動きは良かったです。結婚式の場面は4月か7月か聞き取れなかったのですが、新郎のタキシードが黒だったのが気になりました。式場の係員がジャケットを着ておらず、新婦がノースリーブのミニスカートだったので、バランスが悪い印象です。

    ジャケットを脱いだ後のロマンは、シャツが出ていたのが気になりました。最初の画家の服装は、若すぎて合っていないような気がしました。デザインの問題かもしれませんが、ファスナーが開いているように見えて、落ち着きませんでした。

    演技では、画家と沙織が印象的でした。エロスはスタイルが良くて、役にぴったりでした。照明と音響も良かったです。場面の変化が上手く表現されていたと思います。

    最後の主宰さんの挨拶が無愛想な感じがしましたが、スタッフワークも良くて、気持ちよく観劇できました。


  • 満足度★★★★

    お父さんの背中
    縁あって、複数回観る事が出来ました。有難うございます。

    ネタバレBOX

    最初観た時は、個々のエピソードの関連性が分からず、それが気になってメインの父親と息子のエピソードが、少しぼやけてしまった。でも、二回目観た時には、それを関連付けずに観たので、それぞれのエピソードをしっかりと観る事が出来ました。一番良かったのは、やはり父と息子のエピソード。「お父さんの背中」というタイトルは、息子が見た背中の意味だが、母親、奥さんが見た夫の背中の意味(劇中は母は父の事を「お父さん」と言っていた)でもあり。何もしていない父親だが、その背中は雄弁で、でも、情けなくて、思っていたより小さくて、でも、大きくて、とこれは私の私見。観終わった後に、父親と息子である自分というものをしばし考えました。有難うございました。
  • 満足度

    学芸会
    面白くなかったと言うか何を伝えたいのか全く分からなかった。
    タイトルだけでなんとかです。

    学芸会です。

  • 満足度★★★★★

    リズムが面白い
    29日昼に拝見しました。
    とても面白かったです。
    ユニークな発想とリズム感がとても素晴らしいと思いました。
    いろいろ冴えてました。
    以下ネタばれのほうにて。

    ネタバレBOX


    繰り返されるリズムが面白い。
    ホームレスコンビがとても気に入りました。
    「乞食だから!浮浪者だから!ホームレスだから!」は
    個人的にツボにはまりました。元気の出るスローガンとしてここ数日
    心の中で叫ばせてもらってます。
    「奪われたものを取り返せ!」の渾身の叫びも。


    心理的なエレメントをバラバラにしたキャラクターの設定は面白い。
    ただ、エロスとサービス、子供はわかりましたが「気障」は耳で聞いた時には
    なんと呼ばれているのかわからず観劇後配役表を見て理解した次第。

    砂川教授はなかなかユニークなキャラクターで、素晴らしいです。
    この人の話だけで
    スピンアウトした一本別の話ができるのではないかと思いました。

    話は変わりますが
    ロマンのエピソードと、砂川教授の話と、天照大御神の話が
    どうつながっているのか、すみません、わかりませんでした。

    でもこれはその関係をつなぐ重要なセリフを私が聞きのがしたためだと
    思うので不満というわけではありません。また、わかりやすければいい、
    というものでもないので、このわかりにくさは魅力のひとつでもあります。

    それから
    言葉に絡む発想が多いのも面白かったです。
    「ヤクザ」と「ヤクシャ」とか面白いなあ。
    ただ、言葉の遊びがポンと提示されるだけにとどまって、それ以上発展しなかったのが
    ちょっと残念でした。古事記と乞食のイントネーションのこととか
    誰でもやったことのある遊びで終わっていたので、もっと見たことも聞いたこともない
    意外なところへ発展すればいいのにと思ったりしました。

    でもこれは、そういうことに私がワクワク期待をする人間だという
    だけであって、この作品では必要なかったことなのかもしれませんので
    あまり重要なことではないです。

    なんというか、アナーキーなようでいて、どこか抑制された真面目な品のある世界で

    総じて、サービス精神にあふれた好印象の舞台でした。
  • 満足度★★★★

    結構良かったです
    アートに生きる人の葛藤とか周囲との軋轢とかでてたんじゃないでしょうか。

    ネタバレBOX

    ももクロもありました。
  • 満足度★★★

    白いポニーテールとハンドルと
     鑑賞してきましたので、感想をば。

    劇場は中野駅を出てしばらく歩いたところにありました。
    劇場付近には劇団員の方がいらっしゃって入りやすかったです。
    受付を済ませたら階段を昇って場内へ。


    以下、ネタバレのところへ。

    ネタバレBOX

    「お父さん」役の方が一人、客席に向かってゆっくりと歩いてくるところから始まります。この場面は実は終盤の1シーンとして後でもう一度くり返されていまして、さながら小説の冒頭のような構造になっているみたいです。
    芝居全体を通してもある台詞回し及び動作(身体を縮めて擬音を発する動作や、教授コンビのあっちこっちどっちなど)が何度も出てきたりと、一種の円環構造を取っているように見受けられました。
    ただ、時系列や場面がバラバラで、ここでは便宜上、父子パートと教授・天照パートの二パートが全体を構成していると捉えますが、最後まで繋がりがよくわかりませんでした。



    とにもかくにも、冒頭の「お父さん」役の南雲さんの演技なのですが、これがどうにもすごかったです。
    なんと言っていいかわかりませんが、一気に引き込まれました。
    とりあえず大声出すだけだったらただのうるさい人ですけれど、この方の声は全くそう思わせない声で、耳にすっと入ってきました。

    また、「砂川教授」役の方と「浅井くん」役の方は、とても存在感があって、表情も千変万化といった感じでした。
    「浅井くん」役の吉田さんがただ立ってるだけのシーンや、「砂川教授」役のまあちゃんさんが天の岩戸をなんとか開けようとしているシーンなんか、鮮烈に印象に残っています。

    今回演じられた役者さんの次のお芝居も見てみたくなりました。


    強いて不満をあげるとすれば、イスが固くて尻が痛くなるのと、後ろの人の目線を気にすると不自然極まりない体勢になるくらいでしょうか(笑)
    メッセージとかは、よくわかりませんでした、正直。
    終わった後の空気は身内身内してちょっと気持ち悪かったです。
    あと、アナーキーな路上パフォーマンスは、捕まらない程度に、ほどほどでよろしくお願いします(笑)


    ではでは、長々と失礼いたしました。
  • 満足度★★★

    なんか
    よく分かんないけど面白かったです!笑。 一見コメディーっぽかったですが、アーティスティックな作品ということなのでしょうか。 言葉的な意味で。 セリフが結構詩的だなぁと思いました。 役者の方々の演技はそれぞれレベルが高く素晴らしかったです! シュールな内容なのに不自然さは全く感じられませんでした。


このページのQRコードです。

拡大