満足度★★★★
生きる
今、最も本質的でホットなテーマは、生きることだ。グローバリゼーションが、アメリカを中心とした白人による一方的な植民地的支配の焼き直しである中で、我が国の為政者は、自分と自分の仲間だけが甘い汁を吸い、安楽に生き延びることだけを考えて汲々としている。官僚とつるんだ連中が、丸投げ以外何もせずに3~4割を抜いている現状を、民衆はただ認めていていいのか? 敗戦後、我が国にも貧しいながら自由闊達な時期があった。その時代の物語である。人が、未だ連帯とロマンチックを超えないニヒリズムの範疇にいられた頃、我が国の人は人間であり得た。今と違って。そのことを端的に表現している。小さな小屋で、乏しい予算で、作られているが、内容は豊かである。役者のレベルも高い。自然な演技がfできているのだ。観に行く方は、各々、大切なものを掴み取って劇場をあとにして欲しい。
満足度★★★★
無題534(12-277)
19:30の回 (晴 )。19:02会場着、受付始まってます。ここは初めて、フロア中央に正方形の舞台、板の間(1階)、1段高くなって畳部屋(2階)、一つの角に細目の柱(能舞台の柱みたいな)、客席はほぼ2面(対面)、役者は入口と奥の2ケ所から。舞台向かいのトイレも使用(ですので上演中は使用不可です)、その左にはピアノがあり生演奏。原作がSFだと読んでいることもあるのですが…。三浦さん演出ということでみにきました。19:30女性がお一人、ピアノの前へ、譜面をみると「ひるの夢」、19:31開演(暗転)~21:26終演、前説では上演時間1時間45分。舞台に仕掛けがあり、巧いこと情景を変えていました(初日はハプニングあり)。終演後、三浦さんにご挨拶。続く