笑う門には福来る 公演情報 笑う門には福来る」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    時代が似てる?
    今の時代が物語の時代と似たような感じになってしまうぞを伝えたかったのかな?
    落語に興味がない人が観たらどうかなと感じる部分はあったが、落語にそれ程興味はないが、オイラは面白いと感じだ。
    ただ、対面客席にする必要性を余り感じなかったが。

  • 満足度★★★★

    観た
    江戸から明治に移る当時の大衆文化と娯楽と混乱が良く分かった。
    谷仲恵輔さんの存在感がさすが。

  • 満足度★★★★

    手堅くまとめた感じ
    どうやら実話のようですね。
    主役の人の声が部分的に草なぎ君に聞こえました。

  • 満足度★★★★★

    大圓朝
    落語好きなら圓朝の名前を知らない者はなく、
    様々な逸話も、さほど真面目に本を読んでいなくても、
    ことあるごとにどこかで耳にしているはず・・。

    自分も彼の創作した落語は色んな噺家を通してずっと慣れ親しんでいるし、
    圓朝まつりも頻繁に行っている(彦八祭りも行くけど

    洗濯機もテレビも何もなくてもいいから、
    大圓朝の生きていた時代に生まれ、
    彼の生の落語を聞きたいと思うことしきり(苦笑

    冷静に考えてみれば、
    生み出す作品が全て大傑作のあんな天才(日本の劇作家にはついぞ出現しなかったタイプ
    が突如目の前に現れれば、
    誰しもが虜になるし、嫉妬するのも当然と言えば当然で・・。

    ただ、彼の素晴らしかったところは、
    天才ではあるけど、いろんな人の生や死を見つめたからなのか、
    噺の中に何とも言えない愛おしいような哀しいような空気が張りつめていることで。

    それを、巧い噺家が、素晴らしい神社の一室かどこかで話すなら、
    一度に空気が溶け出すみたいに、
    いつしか江戸の闇夜の中に放り込まれていたりする。

    東京の噺家たちが上方に対して優越感を常に抱いているのは、
    大圓朝の功績が非常に大きい。

    それだけの人物なので、
    圓朝もサンテグジュペリと同じくらいの逸話に富む。

    それだけに、それらをまとめるのは大変で、100分でも全然足りないくらい。
    でも、この作品は凄く良くまとまっていたと思う。

    最後をもう少しうまくまとめられればもっといいかな、
    と、少し思ったけど(苦笑
    それでも、圓朝の魅力的な逸話を生の演技で
    目の前で観られたのはとても嬉しい(笑

    落語ファンと言うとちょっと古臭い様にも思えるけれど、
    良く考えれば、今の劇作家で100年後に誰かが声に出して読んで、
    これだけ胸に染み入る作品を書いている人がいるんだろうか・・?

    ペルシャの昔の詩人たちが作った作品が600年たってからも
    現代の人びとに愛され暗記され読まれているが(人生を指し示してくれもする
    日本の作品で500年後に残るのは
    ひょっとしたら圓朝位かもしれない。

    きょうはビッグサイトでスクイテンの講演を聴いたら、
    帰りに台場の夕景がみたくなってゆりかもめに乗ったけど(笑
    同じようにこの芝居を見たあとは、
    圓朝の落語がすぐにでも聴きたくなったなぁ・・。

    現代の東京は、
    大したことのない詰まらない街なのかもしれないけれど(苦笑
    過去の偉人の痕跡や、
    他の国の人の夢の話が時たま聴けるから、
    ちょっと輝いて見えたりするときもある。

  • 満足度★★★★

    良かった!
    劇中の落語も、結構様になっていて、最後の盛り上がりも良かったし、楽しめた。圓生師匠役がピカイチで良かっただけに、役的にあまりにも救いが無かったので、ちっとした救いがあって欲しかったかな。

  • 満足度★★

    今ひとつ訴えたいものがわからない
    多面舞台による表現は、音、空気、役者により、上手く出来ていたと思うが、肝心のストーリーが今ひとつ理解できなかった。役者陣はなかなか良かったので、少しばかり残念であった。
    全体的に暗い、または淡い色彩が多く、花魁の衣装のみが艶やかであったが、もう少し派手な色遣いがあっても良かったのではないかと感じた。

  • 満足度★★★

    噺と血
    まずまず。

    ネタバレBOX

    真打昇進公演で、師匠の圓生(谷仲恵輔)に自分の演目を先にやられるという嫌がらせを受けた圓朝(新井幹久)は、真景累ヶ淵を創り人気を博す。浮世絵師の師匠が死に、絶縁をつきつけた圓生も病気になる。そんな幕末から維新への過渡期に生きる、圓朝と浮世絵師・芳年(岡田昌也)を描く。

    終盤の圓朝と芳年の語り。芳年の描いた血なまぐさい浮世絵とともに、荒れた時代への悲哀と生を物語る。ここらへん見ごたえあった。

    全体的にゆるい感覚。もっとシリアスな色調のほうが胸に迫ったかなと思う。いやらしい圓生を谷仲が上手く演じてたので、その周りの演技との温度差を感じたからかな。

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