リンクス東京 感謝!! 来年も東京で!! 公演情報 リンクス東京 感謝!! 来年も東京で!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 30件中
  • 満足度★★★★★

    DVDを観た!!
    今日、仕上がり前のDVDを通してみた。

    一体、何と言うことだろう。
    濃密で素敵な「演劇空間」が、そこに在った。
    自分で言うのもなんだが、
    僕がやり遂げたいことと、
    他の人たちが一緒になろうという力が見えて涙が出た。

    やはりここで、僕は舞台で言った言葉を言わせて頂きたい。



    演劇サイコー!!!

  • 満足度★★★

    Bを観ました
    ニコルソンズのホンが良かった!

  • 満足度★★★★

    Bチーム
    オパンポン創造社「王様大脱走」
    コミカルな前半から次第に2人の男の友情(ちょっと違うか?)的な方向に変容して行くのが上手く、「嗚呼!」と思わせてからの落し方もソツがない。好みのタイプかも。

    超人予備校「絶滅さん」
    トリビアをちりばめまくりの三人芝居・連作コント仕立てとでも言おうか。
    3種の生物を表現した衣装と首から下げたフリップが特徴的で楽しかったが、普段はどんなスタイルの公演なんだろう?(興味津々)

    犬と串「新宿〜SHINJUKU〜」
    登場人物の半数の台詞が…(ネタバレ回避)…という奇策に大笑い。やはり若手の特権とも言えるおバカと不道徳(←本作は違うが)は犬串にお任せか?(笑)

    テノヒラサイズ「テノヒラサイズの天国と地獄」
    今まで未見だったが定評があるだけにさすがの安定感。
    短い上演時間の中でも起承転結に則りめりはりをつけた構成はさすが、な感じ?

    劇団ZTON「幕末浅葱桜」
    冒頭の語りや新撰組隊士に女性がいるところなどに他劇団(複数)の新撰組ものへのリスペクトを感じたり感じなかったり(笑)。
    女性を含めて立ち回りが魅力だが、サンプラーのタイミングが甘いのは惜しい。

    空想組曲「深海のカンパネルラ -R.O.D version-」
    これは見事。観客全員が固唾を呑んで見入っているのが肌でワカるほど張り詰めた空気なぞそう滅多に経験できるモンじゃない。
    内容も含めて至福のひと時だったなぁ。

  • 満足度★★★★

    Aチーム
    ThE 2VS2「ファンファーレと熱狂」
    4人の演者の衣装もユニフォーム的だし、シンプルなハナシかと思わせての後半の展開が鮮やか。
    あの衣装も真相をさとらせないための巧妙なトリック?みたいな。

    劇団エリザベス「あひるぐち、ハニー。」
    シュールながらワカり易いハナシで、その奇妙な(あるいは奇抜な)展開にいくつかの古典落語と通ずるものがあるように思う。
    また、ある「有名な猫」も連想(ネタバレ寸前気味?)。

    ニコルソンズ「セックスレス夫婦の大冒険」
    艶笑ネタも絡ませたゾンビの出ないゾンビもの。
    血だらけの衣装などによるゾンビものらしさと、そんな中でも「あんなコト」や「そんなコト」を語り合う可笑しさの対比・バランスがイイ。

    シアターOM「うしとら」プロジェクト「うしおととら外伝」
    次第に上がった「劇的度」はここに来て最大に。
    妖怪退治譚であるシリーズ全体の紹介編的なものを創作ではなくきちんと原作に沿って演じて見事。

    彗星マジック「丘の上で描いた絵の話」
    休憩後も「劇的度」は継続。
    ファンタジックな内容を衣装も含めて的確に視覚化。漠然と空想組曲との共通性も感じたり。
    さらに終演後に登場した主宰が劇団エリザベスのエリーさんに似ているような…(笑)

    ステージタイガー「虎をカる男」
    Aチームのトリは手堅い感じ?
    それまでのいくつかの団体ほどにはアクが強すぎず(笑)、それでいてしっかり個性を主張して、納得の結末に導くあたりがトリに相応しい?
    上演順もうまく考えられているんだなぁ。

  • 満足度★★★★

    総論
    Mrs.fictionsの15MMとはまた違った味わいのショーケース的演劇公演、全般的な印象で(敢えて)くくればポップなB、マニアックなA、な感じ? もちろん例外はあって、その例外的団体の味によりうまいこと一色に染まっていない、的な。
    バラエティに富んだ団体の組み合わせと軽妙洒脱なMCにより体感的にはさほど長くないのは言わずもがな。

  • 満足度★★★★

    競演
    各劇団20分と持ち時間は、やや少ないが、全般的に実りの多い公演であった。

    ネタバレBOX

    オパンポン創造舎 「王様大脱走」
    シナリオ、役者の技量、本質を捉える確かな目、社会階層の差異に因る人格形成を様式化する能力の高さ、哲学的内容を演劇に仕立て上げる腕の確かさ。見事である。
    ネタばれ:島国の王が、獄舎に囚われている。罪状は、密入国。強制送還は受け入れ拒否にあって、帰ることすらできなかったのである。然し、王は、民は、自らの子であり、王自ら民を守らねばならぬ、というかたい信念の故に何度も脱走を試み、そのたびに失敗して刑を加算されて、今では刑期も260年に延びている。それでも脱走を諦めない王の獄舎に新たな囚人が送り込まれた。新入りは、当初、先に獄入りしていた者は何者か探りに掛かる。然るにその権威の齎す物腰に圧倒されてしまう。彼は王だと言う。島国の王なのである。で、民を守る為に自分は帰らねばならぬと主張するのだ。だが、王は強制送還すら受け入れ拒否にあっており、彼の主張にも拘わらず帰れる見込みは薄いのだ。それでも、他人を信じようとする王に対して、新入りは、親近感を抱き始める。そして柄にもなくサジェスチョンをしたりするのだ。曰く、何でも他人を信じて喋ってしまっては良くない。弱みを握られ付け込まれるからだ、と諭す。
    王は生まれて初めて、世の中の無常・無情に気付き、今度は、多くの国民が他人を信じてしまう者が多い為、ヒトの在り様を知らせる為に、どうしても脱獄しなければならぬと主張する。王は新入りを誘うが、脱獄に失敗し続けている王の情報を看守から得ている新入りは、脱獄成功の確率は非常に低いというより間違いなく失敗すると信じ、親近感を覚えている王にも脱獄を諦めることを勧めるが、王応えて曰く、「パラグライダーが救援に来る」。新入りにも息子がおり、王が脱獄すれば、新入りは自らの刑を、脱獄を権力側に知らせることで軽くなる道を選ぶ、と主張。どちらも自説を曲げずに脱獄の時を迎えるが。
    強制送還の受け入れさえ拒否された王は、脱獄後どうなるかも定かでは無い乍ら、脱獄にチャレンジし、新入りは、脱獄だと叫ぶ。警戒のサイレンがけたたましい叫びを挙げる。その緊迫の中で新入りが、鉄格子の向こうを眺めると、悠々と飛ぶパラグライダー、パラグライダーには、王の姿も。

    超人予備校
     絶滅動物や危惧種を題材に、その動物に纏わる知識を羅列したような舞台でユニークではあるが、演劇的には如何か。

    犬と串 科白を敢えてナンセンスに置き換えた。分からせるものか、との意思さえ感じる劇団。熱狂的なファンがいる可能性を感じる。

    テノヒラサイズ シナリオ、役者のレベルで勝負。情況設定の上手さとオリジナルのシナリオの中に仕掛けられたアドリブ部分を実に自由闊達に演じて見せる。実力の確かな手ごたえを役者の技量とシナリオのマッチングに結晶させて見せ秀逸。
     航空機事故で命を落としたクイズ研究会の面々5人は、エースの奮闘で終に最終問題に辿りつく。これまで、破れた者は、皆、地獄へ落ちていった。最後の問いは、人間性に纏わる問いである。五人のうち四人しか天国への門は開かれていない。20分の間に誰を地獄に送るか決めろ、というものであった。
     能力も高く優しいエースが、初め地獄落ちの候補として選ばれてしまう。皆に
    見限られた侘しさから、エースは様々な抗議をして抗う。そうこうしているうち、エースの代わりに地獄落ちを選んでも良いという者、が現れる。回答期限の時刻が容赦なく訪れ、最終的に、皆目をつぶって地獄落ちの候補者を指さすことになるが、結果は全員一致であった。神の啓示は正解。
     
    劇団ZTON 
     殺陣を中心にした京都の劇団である。上野ストアハウスの狭い舞台上でも、舞台一杯に拡がった殺陣のシーンで互いにぶつかり合うことも無く流麗な剣舞を見せた。無論、ストーリーテリングな要素もある。土方に憧れ、京に上ってきた六番隊隊長の甥が、五稜郭まで随行する中で、京都に入って直ぐの頃のことを中心に描いている。初仕事は、新撰組に長州の間者として入り込んでいた隊士を斬るというものだ。初陣とは言え、彼は、刀の道に掛けては殆ど素人だが、運よく難局を切り抜ける。然し、彼が五稜郭へ辿りつく迄に、彼に関わりのあった叔父を含め、名のみ登場する土方を除く総てが、討ち死に、切腹などで果てている。凄まじい話だが、若く弱い剣士の念が伝わる仕組みになっている。

    空想組曲 「深海のカンパネルラ」
     宮澤 賢治の「銀河鉄道の夜」を下敷きにした作品だが、賢治作品の本質を見事に捉え、その哀しみのトーンを舞台化して居ながら、内容的には、現代の物になっている。それも、現実と夢幻の間に焦点を当てているのである。
     舞台では、カンパネルラの死を悼むジョバンニの通説な念が「、精神の危機に陥った少女の1年後の姿に重ねて描かれる。彼女は自らの友人の死をカンパネルラの死に重ね、幻想を繰り返すことで辛うじて、この世に命を繋ぎとめている。それは、「永決の朝」でとしに別れを告げた賢治自身の痛烈な痛みにも通じよう。
     然し彼女もこの幻想への逃避を断ちきらねばならない。兄が、精神科医が、彼女の再生を願って様々な支援を試みるが。最終的には、彼女自身が、この試練に立ち向かわねばならない。彼女は、友の死とその思い出に真正面から向き合うことでこの障害を乗り越えてゆく。



  • 満足度★★★★

    Bチーム
    20分×6団体、それぞれバリエーションに富んでいて、おなかいっぱい状態になってしまいました。15分×6、もしくは25分×4、くらいが観やすいかもしれないですね!?今回は、ちょっとヘビーでしたが、毎回、20分×6でやってるのですかね!?
    個人的には超人予備校とMCをしていたオカマキャラの人が気になりました。ただ、テノヒラサイズの演目が観たコトあったのと、盛り上げようとしてなのでしょうが、MCの一人の方の発言(姿勢)が挑戦的というかマイナスに感じられたのが残念でした。

  • 満足度★★★★★

    B鑑賞
    空想組曲目当てで劇場に足を運ぶも、どの劇団もそれぞれに味と個性と存在感があり、非常に楽しめた。
    トータルの観劇時間は長かったが、1本1本が濃く、長さを感じなかった。飽きなかった。

  • 満足度★★★★★

    確かに厳選されてる
    ABチーム両方とも確かに圧倒的な12団体。しかも、ジャンルは色とりどりで、こういった短編祭り的企画の中でも、ハズレもなくしかも個性があって抜群に面白かった。

    大阪の劇団はあまり拝見する機会がないけれど、個人的には「テノヒラサイズ」と「彗星マジック」が特に好きになりまして。

    あと、個人的な話で申し訳ないのですが、主催の石田1967さんからご案内のメールいただいてたのに、今の今まで見てなかったので気付いてませんでした。いまさらメールお返しするのも面映ゆいので、この場にて謝意を。

    次回以降のますますのご活躍期待してます。

  • 満足度★★★★★

    B観劇
    とてもおいしい関東と関西のフルコースでした。
    胸が熱くなって、鳥肌がたって、大笑いして、さらには涙も。
    こんなに充実したたくさんの20分を、1回の舞台で経験したことはなかった。
    Aも見たかったなぁ。是非また東京公演を。DVD化求む!

    ネタバレBOX

    オパンポン創造社。笑いあり、ほっこりありの人間模様。ぱーらー!と大切な人に叫びたくなった。囚人2人の守りたいものにじーんときた。
    超人予備校。計算された台本。くるくる場面が変わって、ぐるぐる考えさせられながら、一つの結末にたどり着く。野菜擬人化?も見てみたかった。
    犬と串。お下品なシーン?は今回はこれといってなかったが、高いギャグセンスに笑いがこらえられない。もう一度見たい。
    テノヒラサイズ。死の一歩前での人間の弱さと残酷さをコミカルに表現。いきなり歌い出すところや自分勝手な人間らしさがツボ。
    劇団ZTON。小さなステージをばっさばっさと切り開く斬新さ。ザ・日本の演劇。2時間とか普通に見たい。20分じゃ足りない。
    空想組曲。お目当ての「深海のカンパネルラ」の短縮?再演。2時間のあの舞台を20分でどうやるかと思ったけれど、完全にやられた。涙が止まらなかった。

    主催の石田1867さんの演劇愛・劇団愛がにじみ出ている素晴らしい公演でした。
  • シロップ
    注目度が高そうな舞台なので観ました。
    ベリーっグッと。

    Bチームも観たらよかったな。

  • 満足度★★★★★

    A,B観劇
    東京初公演と言うことで、応援の気持ちもあり大阪から馳せ参じました。

    こんなに進行の良いのは初めてでした。(それでも若干押してたようですが…)

    初見の方々は、構成、進行共に不満があるとは思うものの、かなり洗練(?)されてきております。
    あと2回位の東京公演を経たら、形式が固まるのではないかと思います。
    しばらくの間、演劇バカ石田1967さんに我慢してお付き合い願えればと願うばかりです。

    ネタバレBOX

    すんません、贔屓の引き倒しで☆5付けてます。
    他の作品の評価と比較しないで下さい。
    ごめんなさいf^_^;
  • 満足度★★★★

    B観劇
    おいしい盛り合わせをいただいた感じ。ショーケースとして素晴らしい役割を果たした。今後も継続すれば東京でも定着すると思うが、パイプ椅子での3時間超はきつかった。2チームではなく、3チームくらいに分けたほうが時間的・体力的にありがたい。

  • 満足度★★★★

    Bチーム観劇!
    関東と関西の劇団が混ざり合うっていうのはホントそれだけで大いなる価値のある事だと思います。全国を巻き込んだイベントへと今後展開していく事を期待します!…でも3時間超えは少々辛いかなぁ(苦笑)。初見でしたがテノヒラサイズさんが1番印象的でした。短編となるとどうしても多少のチープ感、やっつけ感が出てしまうように思いますが、そういうのを感じさせなかったのがテノヒラサイズさんの演目でした。本公演もゼヒ観劇したいです。…関西からこれを観にいらしたお客さんってどのくらいいらっしゃるのかな??

  • 満足度★★★★

    充実の遠出
    LINX’S TOKYOのAチームを観る。
    関西のひとりの演劇ファンが企画して実現したというこの東西相互乗り入れイベント、
    未見の劇団を知る絶好の機会であり、本公演を観たいと思う劇団がいくつもあった。
    6劇団が20分ずつという集中度も程良く、企画の面白さと今後の可能性を
    感じさせる充実した時間だった。
    この日のMCは伊藤今人と西川康太郎の二人。
    コンパクトでメリハリがあり、よいMCだったと思う。

    ネタバレBOX

    1. THE 2VS2(2対2と読むそうな)「ファンファーレと熱狂」
      クリスマスの恋愛ものかと思ったら有馬記念の馬の話。
      ホレた雌馬を追いかけて本番も頑張って走ったのに去勢されてしまった馬の末路。
      中盤これが人の話ではなく馬の話なのだと判るのが可笑しい。
      天使と悪魔のように彼らを操りそそのかし、その気にさせようとしていたのが
      ジョッキーだったというのも、馬と判れば納得の面白さ。
      種明かしのタイミングのセンスが抜群。

    2. 劇団エリザベス 「あひるぐち、ハニー。」
      一度観たかったエリザベス。
      アニメの声優みたいな声で、彼に会いに行くとウキウキする女の子が登場。
      この女の子を演じる長谷美希さんが素敵。
      キレのあるダンスが素晴らしくて見とれてしまった。
      もう一人の田中ありすさんの脚の組み替えも超お見事。
      シュールな展開がまた考えさせるもので、引き込まれた。
      キャラのイマドキ感と予想をはるかに超える身体表現の豊かさ、
      価値観を揺るがすストーリー性に、本公演を観てみたいと思った。

    3. 劇団ニコルソンズ 「セックスレス夫婦の大冒険」
      今とても勢いのある劇団ニコルソンズ。
      ゾンビ発生というパニックムービーばりの設定の中
      セックスレス夫婦や結婚詐欺師、コスプレ風俗嬢やキャバクラのオーナーなど
      生き残った人々は、死を覚悟して懺悔を始めそれがまた波紋を呼ぶ。
      風俗嬢の数学的あえぎ声(?)には笑ってしまった。
      次回はシンプルな役者4人による作品を観てみたい。

    4. シアターOM「うしとら」プロジェクト 「うしおととら外伝ECLIPSE金環日食」
      冒頭のたっぷりとドラマチックな台詞回しが私的にはすごく好み。
      いまやこういうのってアニメか渋い時代劇くらいしかお目にかかれない気がする。
      20分の中でもう少し「うしお」と「とら」の語る言葉も聴きたかった。
      全巻制覇目指して公演中ということだが、
      継続してひとつの原作を舞台化するという試みに
      作品理解と世界観の共有の深さを感じる。
      作者の藤田和日郎さんが、毎回公演チラシを特別に描いてくれるという話に
      このプロジェクトに対する信頼ぶりがうかがえる。

    5. 彗星マジック 「丘の上で描いた絵の話」
      なんて素敵な衣装なんだろう。
      ずっと眺めていたいようなエプロンをつけて少年は丘の上で絵を描いている。
      毎日毎日風景に話しかけながら、その風景の移り変わりを重ねていく。
      その少年が近くの工場から来るロボットであり、
      彼の寿命が尽きようとしていることがわかったとき
      「風景」は動けない自分を哀しんで慟哭する。
      ──「僕」は「君」が描いてくれた「木」だよ、描いてくれてありがとう
      ロボットに辿り着いて両脇から彼を支える「木」の姿にボロ泣きしてしまう。
      ロボット(この日は木下朋子さん)の絵を描く動作が計算されていて美しい。
      宮崎駿ばりの設定と、世界を逆から見るその視点のユニークさが光る。

    6. ステージタイガー 「虎をカる男」
      動物に育てられた人間を引きとって、人間社会に適応できるようにする先生…
      オオカミ、虎、亀(?)、マンボウ(??)
      実は先生は、大学の研究室で人間とつきあうよりも、
      彼らと触れあって少しずつ人間らしくなっていく過程を見ている方が好きだった。
      次第に人間らしくなっていくことが喜びである反面、
      先生の苦手な“人間関係”が生じて来る怖れに怯えるという矛盾が面白い。
      奇想天外な設定の中に“人間社会の面倒臭さ”が描かれていて意外に鋭い。
      もっと筋肉を前面に出した公演が基本らしいから、そう言うのも観てみたい。


    もうこれは個人が企画する段階ではないだろう、石田さんすごい。
    定期的にこういうショーケース的イベントがあると、観たい劇団は一気に広がる。
    ただ、“内輪の交流会”的な雰囲気が濃すぎると
    結果劇団関係者の情報交換に終わってしまいそう。
    「ビジネスライクでクールな運営」と「熱い楽屋」を両輪として
    きちんと定着して定期イベントになってくれたら嬉しいなあ。

    Bチームも観たかったのに日程的に行けなかったのが残念。
    それと最終日のMCがバンタムクラスステージの福地さんだなんて
    もっと早く教えて欲しかった(/_;)

    しっかし上野は遠かった・・・。
    遠かったけど楽しかった。
  • 満足度★★★★

    Bのみ
    目先がかわったので3時間超もそれほど長いと感じませんでした。
    今回エロ・下品を封印した感のある犬と串が一番よかったです。
    関西4団体もそれぞれ特徴があって面白かった。

    一番おどろいたのはMCの伊藤さんの名前がいまじんだと知ったこと、オノヨーコもびっくりです。

  • 満足度★★★★★

    Aチームも魅力たっぷり!
    今日はAチームを観劇。
    驚いたことに関西の武器である笑いを前面に出した公演がひとつもない。それぞれがしっかりと構成されたストレートプレイなのだ。

    それでいてひとつひとつの劇団が個性的で魅力的。
    お見それしました。

  • 満足度★★★★

    AB両方見て欲しいです
    代休で木曜にAB一気に観てきました。
    ・OPアクトの主宰挨拶
    ・20分×6劇団+前後MC+休憩
    ・最後の大合唱で大盛り上がりの大団円
    そんな感じで3時間20分、それがマチソワです。
    約7時間の長期観劇で少々お尻は痛いですが、
    多種多様な演目とMCが楽しく飽きさせません。
    それぞれ20分しかないので演目で20分魅せる事が出来るか?
    みなさん演劇好きな石田さんが選ばれた方々なので
    関西の劇団さんにはきちんと締めてくれます。
    関東の劇団さんは印象がかなり違ったのが面白い。
    真面目に6劇団観劇後にはTOPが何だったかすぐ思いだせないほど
    ギュッと詰め込まれたものを注ぎこまれた気がします。
    石田さんの情熱の結果でしょうが流石に観劇疲れがあったかな。
    AB別日で見れるのが見易いと思いますね。
    今回の演目だけじゃなく、他の演目も観れたら本当に好きな劇団が
    増えて行く興業なんだろうと思いました。
    ご挨拶でお忙しそうな石田さんには、心の中で頑張って下さい!
    と声をかけながら、帯金さんが売り子さんだったので過去DVD購入し
    ボーットしながら帰りました。お暇な方はお勧めですね
    *UP終了、個別感想は簡単に

  • 満足度★★★★★

    鶯谷のネオンが涙でにじむ
    Bチームを。

    会場のボルテージの高さ&6団体の多種多様な舞台&熱くて実直で劇バカな主催の石田さん&的確な進行の司会陣・・・充実した3時間!楽しかった!!最高!!!

    でもさ、「また次も!いや・・・いっそのこと東京開催を待たずに、大阪遠征しちまうか!」って感じるのは当然のことなんだけどもさ・・・なぜか胸にぽっかり穴が開いちまったんだよね、鴬谷の駅に向かう間に。美空ひばりかっての。そういや、心から楽しんだ後って、いつもこんな気持ちになってたなあ。。。

    6団体とも20分作品とは思えぬクオリティの高さ。誤解を恐れずに言えば、20分だからこその濃厚さだったのかもしれない。でも、どの団体も「本公演を観たいなあ」と思ったのは事実。ホント良かったよ。

    フィナーレは、ド派手に。
    私服に着替えたりのユルさ満点の役者さんたち(←これはこれでウレシイところだ)が、歌う歌う歌う!!!

    そんな中、犬と串メンバーのみが芝居のキャラを引きずっていたのには笑った。特に、藤尾姦太郎さん。「役者馬鹿」じゃなくて「馬鹿役者」の雰囲気がばっちり出ていて最高!

    この藤尾さん、実は開演前にも見かけてたんだよね。

    上野ストアハウスで観る時には必ず寄る「3Bタコス」。チリビーンズとテキーラ流し込んで、ホテり顔で劇場へ向かっていたら、あの土地柄には全く似つかわしくない「ジョギングする男」とすれ違う。ボクは、犬と串友情カードを常に携帯する馬鹿なので、すぐに「あっ藤姦だ!」を気づく。「芝居前に気合入れてるのか?」と思ってたんだけど・・・違ったね。役作りなんだよ。スゴイネ!

    ま、役作りといやぁその通りなんだけど、芝居中に汗を流し続ける為のものなんだよね(笑) その「アップ」をモラルが強制的にやらせてるところを想像すると、なんとも可笑しくって。

    明日、6団体のお芝居をネタバレで書きます。

    とりあえず、おやすみなさい(笑)
     

  • 満足度★★★★

    Bチーム
    各20分という短いものだったがそれぞれ個性が出ていて、わかりやすい。
    感覚が合いそうな劇団が見つけられるのはとてもうれしい。

    初見で、一番気に入ったのは、劇団ZTON。私は歴史をまったく知らないのでそのあたりは深さがわからないのだが、それぞれ存在感のある5人の役者さんのコンビネーションというかポートフォリオがよくて、それが全体として感じられるのが心地いい。

    あとは、オパンポン創造社。本公演が観たくなる。テノヒラサイズは今度観るのが楽しみ。

    初見ではない犬と串。今回が純粋なナンセンスだったような。ここまで徹底してやると大笑いするしかない。20分走り抜けてました。

    しかし、少し(というか相当)変わったお名前の方が多いなあ・・・。

    ネタバレBOX

    超人予備校も、好きなテーストなのだが、少し最後の言葉遊びが間延びした感じになったのが残念。
    でも、カワウソの役の方のちょっとゆるい感じは好きです。

    テノヒラサイズは、前のめりで観れました。最後はだいたい想像はついたが、オチがきれい。


    空想組曲は、ちょっと自分とは波長が合わなかったかも。
    芝居や役者さん自体はいいのだが、宮沢賢治の世界が入るといつも合わない。

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