闇言 公演情報 闇言」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
21-26件 / 26件中
  • 満足度★★★★

    さじ加減良く
    今どき、なかなか出来ない(見かけない)タイプの芝居で、楽しめました。
    エロ・グロのさじ加減というのは難しいものですが、台本がきちんと必然性を有しており、納得のいく展開なのが良かったです。
    役者さんは皆、さすがです。これだけの技量があるからこそ、このような話でも安心して観ていられるのでしょう。

    ネタバレBOX

    実はJACROWさんは初見。でも以前より他公演でお見かけし、注目している役者の蒻崎さんは今回は抑え目の役どころ。個人的には物足りなかったのですが、致し方なしです。

    第2話だけが他のエピソードに比べ明確なオチが無く、若干肩透かしをくらったような感じでした。第2話だけ出演の役者さんは、少し割を食ったかなという印象です。
  • 満足度★★★★★

    ドッヒャー!!
    的なシーンもあって大いに満足しました。

    ネタバレBOX

    北関東の虫生(むしう)町での出来事が四つのオムニバス形式の話で繋がっていました。理不尽で、ちょっと不思議で恐怖、不気味で、ちょっと可笑しいと思ったらドッヒャー的なエッチなシーンもあって、凄い満足しました。

    轢き逃げ事件の経緯は緻密で、そして理不尽にハメられていく、JACROWらしくて良かったです。ラストのバター犬はエッチで大笑い、そして犬に襲われるのは予想通りでしたが、血を見るシーンにまで行き着くとはelePHANTMoonらしいと思いました。

    ところで、なぜ着替えるのか最初は全く理解できませんでした。後になってベンチが濡れていたことに気付き、二人が川に入ったことが分かりましたが、見た目には濡れているようには見えませんでした。意外と難しいものですね。
  • 満足度★★★★★

    ブラック
    引き込まれる演技とブラック・ユーモアでの演出は、飽きさせず観客を釘付けでした。
    二人の脚本兼演出家が、4編を交互に上演します。本筋がしっかりとあり、登場人物のつながりもあり、作品構成も楽しめました。
    もう一度観に行きたいです。

  • 満足度★★★★


    チケットプレゼントにて鑑賞。相性抜群。恐ろ面白い。

    ネタバレBOX

    三十川の都市伝説(故人に逢える)を軸にした、輪廻するオムニバス。

    「ひき逃げ」
    ダム開発会社の平社員・金森と高須係長は、立ち退き交渉の帰社時、ひき逃げしてしまう。どっちが運転していたかを被害者に聴こうとする刑事は、被害者を呼び出し、運転手でない係長を逮捕する…。
    「ただ、そのひと時」
    幼い頃母に捨てられてヤクザになった金子は、アニキの絡みで組から命を狙われることになり、三十川にて母に再会する…。
    「おみやげ」
    会社の部長・浩之宅へ、三十川に寄ってきた、社員の純一とその妻・和佳子が訪れる。一年前に流産した子のことと、浩之と和佳子の不倫のことで精神の狂った純一は、タイで仕入れた流産した子を「おみやげ」として部長にプレゼントする…。
    「降霊」
    死んだ犬に会いたいあさみにため、友人の明彦に犬のフリをするよう頼む、あさみの彼氏・直也。犬に会えたと喜ぶあさみは、ヨーグルトを股間に塗り、それを明彦に舐めさせる。キレた直也はあさみに暴力を振るうも、あさみを守るため、明彦は直也のノドを喰いちぎる…。

    4編が時間を遡って展開され、さらっとそれぞれがつながっていると描写される。各話だけでもおつりがくるくらいなんだけど、3話の後、2話の小林(菊地奈緒)の編み物シーンとか、1話の刑事の母が夫に会えなくなる?とか(部長殺されたの?) 怖いよ。

    1話と3話は、実は…ってところがカブってるけど、3話の猟奇な感覚の具合がいいし(純一の笑顔がこれまた怖い)、1話は一見ストレートなサスペンスだし(部下のいかにも感がウマいし)、満足できる。

    4話のヨーグルト犬は率直に笑える。いい発想。てか、山口オンの乳もみも含めて、いい塩梅のエロと怖さが混じり合った舞台だった。
  • 満足度★★★★★

    短編
     短編を4つ。オムニバス形式で演ずるという形であったが、短編の醍醐味を見事に活かした作品2編。日常性の中で、いかに短編の短編たる所以を掘り下げることが難しいか、を白日の下に晒した作品2編。音響や照明、劇場の雰囲気作りどれも、とても興味深いものであった。殊に役者陣の奮闘は、どの作品に出た役者にも拍手を送りたくなるような頑張りが見られた。

  • 短編
     短編を4つ。オムニバス形式で演ずるという形であったが、短編の醍醐味を見事に活かした作品2編。日常性の中で、いかに短編の短編たる所以を掘り下げることが難しいか、を白日の下に晒した作品2編。音響や照明、劇場の雰囲気作りどれも、とても興味深いものであった。殊に役者陣の奮闘は、どの作品に出た役者にも拍手を送りたくn

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