映像鑑賞
満足度★★★★
配信を鑑賞。公演序盤の観劇予定がワヤになり結局行けなかったのだが、延期が重なり2日のみの公演だったとは。そして「段ボール彼氏」ver.とは欠員を補うための策から付いたネーミングだったのか..。Aniversary公演とは言っても通常営業、と思っていたが思いの強い過去作のリバイバルであったようで。確かに..その思いが迫って来る作品ではあった。不完全を補うべく奮闘する役者が前面にどっかと存在する中で物語が(というかそのスピリッツのようなものが)揺ら揺らと立ち上がって来る。一人の鈍感な(と一応されている)男を巡る恋愛譚で吐かれる恋心、打算、愛を滲ませる台詞に、突如数式が割り込み、板書されて授業モード、ギャグで落とすがその解にしっかりオチが仕込まれている。この数式という「非感情的なるもの」と恋愛に不可避な激情が絶妙に絡む。イキウメを持ち出すのも何だが、淡白な数字(世界の真理)が人間存在に冷徹な法則以上に有機的に関与していた発見の驚き、に通じる所の感動の要素である。これを総員挙げて具現しようとする熱がこの舞台を覆うのが映像からも認められ、思わず手が拍手をしていた。
実演鑑賞
満足度★★★★★
段ボール彼氏Ver観劇、インフルエンザで3にん降板。みなさんの並々ならぬがんばりで上演。めっちゃ楽しかったです。。ホント上演してくれてありがとうございました。2024観劇納めの素晴らしい時間が過ごせました。
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽(自分にとっても今年最後の観劇ですわ)
段ボール彼氏Ver.を観劇
というか主役が段ボールの写真で
声を日替わりゲストである
帯金ゆかりさんが当てるという苦肉の策で
上演に漕ぎつけたという回でした
十周年記念作品なのに大変な思いされたなぁと
でも作品的には面白く十分に堪能できたと言える
130分の作品
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/29 (日) 14:00
もともと日曜日のマチネ観劇の予定で、のほほんと来てみると、なんか初日から大変なことが起きて、てんやわんやだったのねーって感じでびっくり。みなさまお疲れさまでした。降板されたキャストのみなさんも、悔しいやら悲しいやら申し訳ないやらで、精神的にいろいろ大変かと思いますが、ま、ま、挫けず、復活してくださればと。
カーテンコールでは観客のみなさんの0(ラブ)を感じて胸熱、涙がちょびっと出たような出ないような。暖かい雰囲気がよかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/29 (日) 14:00
10周年の記念に旗揚げ公演を改作して上演…、のつもりがトラブルに見舞われたものの、シッカリ感触を得た見事な作品。130分。
8人の役者の内3人がインフルエンザで降板を余儀なくされるという困難を、一人は作・演出の主宰が代役を、一人は登場がかぶらない別の役者が演じることにして、主役の男優は等身大パネルとセリフを語る俳優を用意しての公演、というスタイルに、まず脱帽する。物語は、絶望的に察しが悪い和哉を巡るカノジョとの葛藤を、数学(算数)的話題を交えて展開する。等身大パネルを使ったことによる違和感は、元々がコメディのせいなのか意外に少なく、物語は楽しめる。千秋楽なので、途中からセリフ担当の帯金ゆかりがパネルを背負っての上演となったのも良かった。補数(恋人の数)や非ユークリッド幾何学などの数学的話題も面白かった。役者陣は皆好演と言うか怪演だったけど、わずかな期間で面倒な役割を演じ、しかもこの回はゲスト出演も果たした帯金は実力あるところを見せた。
実演鑑賞
よくぞ公演して下さった。とか、
イトウ・シンタロウは頭いいなあ。10年も前にこんな脚本書いたのかあ。とか、
急遽出演の黒衣姿の代役、上手いなあ。とか色々思いますが、一番の感想はこれ。
今年の観劇納めがこの作品で良かった!
カーテン・コールも含め感動的でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
インフルエンザ禍の中で開演にこぎつけた主宰をはじめとする全スタッフに敬意を表します。変則的な上演でしたが、これはこれで大いに楽しめました。
実演鑑賞
満足度★★★★
インフルエンザで主役の男優始め数名の降板が出ながらも等身大パネルを駆使した「女子と算数 段ボール彼氏ver.」を拝見、今付き合っている人が本当に運命の人なのか、タイムスリップと数学で証明しようとするカップルをコミカルに描く休憩無し約2時間。この団体を観るのは3、4度目位ですが、毎回軽妙なタッチで楽しい時間をくださいます。
実演鑑賞
満足度★★★★★
インフルで4人も降板しているのに
130分間の公演をやり遂げているのがすごい。
ダンボール彼氏バージョンなので序盤は少しだけ会話の掛け合い?が気になったが変わった演出だと思えば
逆に面白い設定だなと思えた。
中盤以降から動きのある演技になって
ダンボール彼氏が全く気にならなくなった。
急遽、代役の代役で1人2役になった梶川さんも
全く違和感がなくあの短期間で完璧な演技だった。
カーテンコールで少し泣きそうになった。
来年も観たいな。