Nel nome del PADRE パードレ 公演情報 Nel nome del PADRE パードレ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    どこまで事実?どこから創作?
    興味あります。

    ネタバレBOX

    ケネディ家の1人がロボトミー手術を受けたのは事実らしい。わずか50年くらい前までこんな手術が行われていたといのは恐ろしい。
    科学万能主義(者)怖い。
    人形を使ってこのシーンを表現して見せた手法は迫力と緊張感に満ちていました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    お気に入りの劇場でとても迫力のあるお芝居を拝見。お二人の演技は素晴らしかったです。外国の作品は背景がわからないなど内容的には、少し難しい部分はありましたが、圧倒的なお二人のお芝居に引っ張られてみいって、聞き入ってしまいました。会話が多いので、ラジオ小説のような感じもうけつつ見ておりました。後で案内にありました、秘密も拝見して勉強することにします。迫力のあるお芝居ありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     評価ポイントが少し低いのは、日本人観客の多くが背景を理解できないからだろう。観る側の世界に対するアンテナ張りを意識させる作品である。(追記後送)

    ネタバレBOX

     板中央にはテーブル、クロスは白。テーブル短辺各々に木製椅子。客席は対向した位置に各々作られている。センターのテーブルを挟むように部屋の短辺の片側には隅に女の子の人形が置かれた黒いベンチ、ベンチの手前に木製の椅子。反対側には棚、棚には珈琲を飲む為のポット、カップ、ソーサー等々の茶道具、本、食品缶詰等。棚の脇に食品クーラー等。更にその隣には電話台に載せられた電話。
     ストーリーが開始される前には黒服を着た男と白いワンピースを着た女が部屋が上演開始時に必要とする板の結界をテープを貼って示すとか、備品のレイアウトを完了したり、テーブルにクロスを掛ける等の作業をしており、作業終了後は直ぐ捌ける。(実はこの2人がK家の使用人と解される存在である)
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    最初から最後まで、緊張感のある二人芝居の見事な会話劇でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    この二人の会話劇となると、濃密でひりついた芝居になる(そんな題材を選ぶ)だろうと予測はしていたがその色彩については想像してもイメージを結ばなかった。という訳で本番当日その開陳を待つ。
    千葉氏は緩急の付け方は(男が女を落とす手管に似た)アプローチでどこまでも千葉氏であり、岩野女史はそうだこの切れ味だと思い出させる。そして二人が作る色彩的なものはやはり無かったのだが、舞台の内容的には十分である。「物語」を伝えたかったんだな、と思える。
    歴史上実在した人物がモデルとなっているらしい事が途中で分かるが、その事からするともう片方についても恐らく・・。芝居中で語られた情報を手掛かりに探してみるか、と思っていたら、どうやら種明かし的な事がブログに書かれているというので後で見てみる事にする。

    立場の異なる二人、やがてパードレ(父)と自身との関係が語られている事が分る。その関係によって自分自身という存在がよくも悪くも深く規定され、個人の存在の根源(父が不在であるケースも含めて)を形作るという洞察(旧約聖書の神はほぼ父的存在と言ってよい)に導かれるようでもある。
    「なぜこの二人か」・・基本的にナゾであるが、最終場面である種の氷解が訪れる。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    あの小さ箱なのに、まるで大劇場にいるような演技力。
    迫力が凄くて謎が多いストーリーなのに引き込まれました。ヒントを聞き漏らさないようにかなり集中して観劇したがやはりわからないことが多く、帰ってからブログを見て、あぁそういうことだったのかと納得。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    内容は説明通りで
    舞台を中央として
    客席を対面式にした
    二方向配置でした

    緊張感のある
    何となくヒリついた感じの
    1時間45分の作品でした

    ネタバレBOX

    何となく部屋のある建物から
    出られないらしい男女二人が
    会話を重ねてゆく話

    内容がシリアス サスペンス風なので
    プロローグは主役と別な男女が
    舞台の部屋のセットをコメディ風
    少し加味して整えてく演出してました

    話をしたがる男と
    話はしたくないという女が
    段々と互いの過去や現状を
    語り明かしてゆくスタイル

    男が女の手術の内容を
    明かして人形で再現するのは
    なかなか怖い感じしましたわ

    結局は明確な情報開示は無く
    多分らしいなぁと
    大まかな概要を提示する感じでした

    舞台で表現したかったのは
    物凄い緊張感だったのかなぁと
    それは大成功だったなぁ

    この男女二人の正体は
    主宰のブログに明記してあるのよ
    見て納得したデス
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    何とも臨場感のある男女2人の会話劇。ほぼ情報なしでの観劇でしたが、途中であの有名な話をベースにしていると気付かされました。廃人にされた人間の哀しみ。やるせないですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    濃密な会話によって不思議な世界観が…。
    物語は、ここがどこで どのような目的をもって、どうしてこの男女2人なのか といった謎、その世界がぼんやりとしており 捉えることが難しいところが魅力。多くの不明や不安が逆に観客の関心を刺激し、それを圧倒的な演技力で牽引していく。

    父親から見捨てられた子供、しかし それでも父親を慕い敬うような愛憎を交々に語らせ、家父長的な行為への反発や抵抗、その在り方を問うているようである。少しネタバレするが、黒電話が時々鳴り 誰か異空間・異次元の第三者と会話するような。これがヒントのような、そして不条理(世界観)に通じるような気がする。
    当日パンフに、この作品には、ある”秘密”があり記載のQRコード等で検索とある。この秘密を見ることなく、この感想を記しているが…。少し考えてから拝見する。
    (上演時間1時間45分 休憩なし) 追記予定

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    父との間にトラウマがありアンビバレントな感情を抱いている二人がなぜか彼らだけでそれについて語り合うミッションを与えられているらしい不思議なシチュエーションの芝居であるが、時折回想シーンを挟みながら迷路をさまようように展開していくのが興味深い。俳優二人の卓越した演技は楽しめたが、全面黒壁の小さい劇場内で声がよく反響するので、大きな声のセリフはかえって聴き取りにくくなってしまう面がある。

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