海のない島 公演情報 海のない島」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    旗揚げ公演とは思えぬ、素晴らしい舞台でした。

    ネタバレBOX

    約30年前の戦後50年を描いた、重いテーマの中、賛否両論?なギャグは、楽しんで笑いながら、流して観劇できました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    旗揚げとのことでしたが、皆さんどこかで拝見したことのある素晴らしい俳優さんたちの演技、面白くないわけがありません。特に伊藤さんのお芝居は滑舌もよく味のある演技で好きですね。個人的には少し行ったり来たりが追い付けないときがありましたけど、個人のお芝居に引っ張られて拝見してました。また、第二回公演も期待していますね。

  • 実演鑑賞

    良かったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     激奨 タイゼツベシミル!! 華5つ☆(追記後送)

    ネタバレBOX

     劇団B♭旗揚げ公演。そもそものタイトルからして矛盾しているような不思議なタイトル、無論このタイトル自体に仕掛けがある。物語の舞台は、鹿児島よりは遥かに沖縄本島に近い鹿児島県徳之島。無論周りは海の、島である。であるのに何故、海のない“島”というタイトルなのか? 
     物語の謎解きはここから始まるだろう。理由は、今作を観れば直ぐ納得するが、この物語は2つの時が綯交ぜになっている。一つは第二次大戦末期の沖縄戦、一つは現在に通じる時代だが、上演の形としては今作30年前に書かれた作品である。而も全く古びていない。それどころか益々大戦中の沖縄の状況に現在の方が近づいている。無論、細かい点で2024年に上演する為の変更はあっただろうが、本質的に差異が無いという実にあからさまな沖縄の置かれている状況があることに気付かない訳にはゆかない。
     というのも先に挙げたように今作は大戦中と現在がクロスオーバーする。このタイトルの特異性に気付くか或いは序盤から、演じられているのは現代なのに軍機の飛翔音がしたり、場面、場面で照明の異変に気付くならばしょっぱなから或いは極めて早い段階でこの物語の輻輳性に気付くことができるが、この点を見落としたり聞き逃したりすると物語の輻輳性が掴めず、作品の持つ本質性にも凄さにも気付くことができない。当然、仕掛けられた謎解きが終わって大団円を迎える時の感動の質も重さも全く異なるものになってしまう。
  • 実演鑑賞

    正直もったいない気がした
    趣旨や良し、ガマの中で50年間時間が止まっている(同じ毎日が繰り返される)という発想も良し、キャストの演技も悪くない
    終盤にかけて一応コンセントレートしていくが、つまらぬギャグなど多すぎて、こちらの感情移入も途絶えがちになる
    報道番組とのシンクロという設定は悪くないとしても、そこにああもギャグが多くては・・・
    特に「筑紫」絡みのギャグはシラケることが多かった
    暗くならないようにというのであれば、いくらでも他のやり方があろう
    いや、ギャグのレベルがもっと高くても救われたかもしれない
    30年前の作品の再演というが、初演はどんなだったのだろう
    全体的にも粗さが気になるところが結構あった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    約30年ぶりの再演、しかし その内容はどんなに時を経ても色褪せることはないだろう。現代と昭和20年を往還し、改めて戦争の悲惨さと平和の有難さを訴えた公演。その観せ方はコミカルとシリアスが混じり、飽きずに考えさせるといった印象だ。時に 舞台となった沖縄戦、その地元踊りと地唄を披露し観せ聞かせ楽しませる。

    何度も繰り返される「青く青く静かに光る海を見ながら」、その台詞こそがタイトル「海のない島」と対になっているよう。物語は、或る1日のTVのニュース番組から始まる。いつの間にか時間と場所を飛び越え 戦時中の徳之島へ、登場するのは ひめゆり学徒隊と特攻隊員、その悲しいまでの話が紡がれていく。公演は、物語の中だけではなく、この思いを忘れることなく 我々観客が語り継ぐことを訴えている。
    (上演時間1時間55分 休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術…後景は黒平板に黒角材を打付け、上手 下手は夫々階段状にし花飾りを置く。
    舞台技術…現代は穏やかな波の音、優しいピアノの音色。一方 戦時中は機銃・爆撃音、照明は赤く染まり緊迫感を出す。

    物語は、TV報道番組で最近 鏡の盗難事件が連続して発生している といったニュースを伝えているところから始まる。その特集取材のため徳之島へ。現代は不可解な事件を追い、終戦間際は ひめゆり学徒隊の少女達、特攻隊の青年達の記憶をよみがえらせる というように時代を交差して描く。砲撃から逃げ惑い、特攻出撃までの緊張感、50年間同じ悪夢を繰り返しみる苦悩。海上は敵艦で埋め尽くされ真っ黒、そのため きれいな海が見えない。

    少女達の思い…鏡を粉々に砕き、その欠片がキラキラと光り海を照らし出す。悪夢を終わらせ新たな未来(希望)ある夢をみたい。それが繰り返しの台詞「青く青く・・」である。青年達の思い…特攻出撃した際 上空から投げた花、それが根付きお花畑になり脈々と咲(生)き続ける。そのためには手入れし大事に育てなければ。その思いを受け継いだのが、今回取材を受けた老女 徳田さち。

    現代のTV関係者 筑紫炭鉱や滝川・クリス・テル子、そして徳田さちのコミカルな描き、一方 戦時中の少女・青年達のシリアスといった描きで 敢えて観せるために硬軟使い分けているようだ。だから過去の少女・青年役は現在のTV局のAD等の一人二役を演じるが、コミカルさは観せない。現代の奇妙な事件と沖縄戦を抒情的に結び付ける。
    死んだことは、ひめゆり学徒隊・特攻隊という言葉で知られているが、彼女 彼らが生まれ生きていたことは忘れられている。「言葉」だけの美辞麗句に対する痛烈な<思い>が綴られているようだ。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    さん昔のとても味わいのある舞台でした。

    ネタバレBOX

    昔と今を交差する場面を中心によく練り上げられていて完成度が高いと思いました。場面転換が多いのに、非常にスムーズで、役者の演技が素晴らしかったです。ひじょうに密度の濃い内容に感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    最高!でした。旗揚げ公演ということもあり新人さんばかりの劇団かな…と思ったら、どの俳優さんも他の舞台で観ている人ばかりでした^^ その意味では新鮮さより懐かしさを感じました^^ さて、内容ですが、最初に書きましたように「最高!」です。沖縄の地上戦を舞台にした演劇はどれもぐっとくるものがありますが、生身の人間が演じるからこそ生死の重さが感じられるからなんでしょうね。たぶん… すばらしい時間をありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/10/04 (金) 19:00

    戦争の記憶を忘れてはいけないと思わせる素晴らしい舞台でした!又、戦争を起こしてはいけないと伝えてくれる舞台でもありました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    旗揚げとは思えないくらい演者がいい!芸達者たちにびっくり。良かったです。

  • 実演鑑賞

    良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても質の高い舞台でした!
    役者さんたちのレベルが高いです。

    ネタバレBOX

    今回は事前に出演者のかたのお写真を拝見して、「THE WINDS OF GOD」のような特攻隊をストレートに描いたお話では無いのかも(失礼ながら特攻隊員や女子学生のご年齢ではなかったので)といった印象でした。

    予想は的中し、いわゆる当時を舞台化しているのではく、違った角度からでとても新鮮でした。

    舞台は戦後50年を描いていたので、今より30年近く前ですから寒いギャグやセクハラ連発の男性アナウンサーがいたのでしょうね笑
    おへそ、おへそ、夢に出てきそうです笑
    ボロ泣きはしませんでしたが、しっとりと泣きじわじわと考えさせられました。
  • 実演鑑賞

    超満員の旗揚げ公演、まずはおめでとうございます。

    ネタバレBOX

    インスパイアド・バイ・「楽屋」かな?

    個人的には、つまらないギャグいれなければもっと全然良い作品になったのでは?もったいないなあ、と感じました。

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