実演鑑賞
満足度★★★★
少しわかりづらかった部分もありましたが、大人とは何か、心の傷を癒すのは大衆の物語だけではなく、個人とどう向き合うか、そんなことを考えながら拝見していました。私なりの解釈で面白かったですよ。国選脚本っていうのも面白いですね。鋼の…かと思いました。確か旗揚げも拝見していて、コンセプトは変わらない感じがしましたが、もう少し簡単な設定にしてもよかったかもですね。でも、若い皆さんの元気な演技良かったです。次回も期待ですね。
実演鑑賞
満足度★★★
問題意識と熱い思いのようなものは感じられるが、もう少し丁寧な説明というか展開があればもっと良かった。タイトル「アダルト≒チルドレン」は 感覚的には分かる気がするが、実は「大人」とは…「子供=劇中では<こどな>」とは…を定義することは難しい。年齢の区分によって形式的に行政が定めることと違い、その実質を問う内容になっている。
説明の「作家が人を操る力を持つ世界」…しかも<国選作家>というところに怪しさと怖さを覚える。何らかの恣意的な思惑や作意ある施策が潜んでいるように思えるが…。作家が書(描)く物語(世界)によって、より良い方向へ導く、そんな<力>が国選作家にはある。その一端を台詞で説明するが、その過程が描かれないため、説明にある「大人になるために 免許証が必要な町」での物語が、その町の人々と国選作家の個人的な話(レベル)へ矮小化したようで惜しい。
説明の「脚本通りに操る苦悩と救済。誰もを救う物語は、存在するのか」という問いは、子供に限らず、何も考えずに国是を鵜吞みにする国民への問い掛けではないか。
(上演時間1時間40分 休憩なし)9月17日追記
実演鑑賞
満足度★★★★
初めて拝見しましたが、非常に良かったです。重たい話で割とクサイセリフが多いのに無理なく見られるというか。脚本演出もいいし、役者さんも安定してますね。あと、音響が全体的に好みでした。