第七回本公演
(上演時間は約1時間40分前後です)
実演鑑賞
d-倉庫(東京都)
2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://elegirl.net/jiensha
期間 | 2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日) |
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劇場 | d-倉庫 |
出演 | 伊神忠聡、大重わたる(夜ふかしの会)、岡野康弘(Mrs.fictions)、小見美幸、川田智美、菊沢将憲、北川未来、清水穂奈美、時田光洋、松原一郎、三嶋義信、善積元 |
脚本 | 作者本介 |
演出 | 作者本介 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】2011/12/04 前売り 2800円、当日 3000円 ブロガー/ツイッター割引 2500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | あらすじ、その4 彼らは謝らなければならず、謝罪用の記者会見もセッティングされた。 謝罪用の記者会見をセッティングする仕事、というのもあるのか、と、きびきび動くそれ用のスタッフを眺めて僕はぼんやり思っていた。 パイプ椅子にすわり、あと1時間50分後に始まる会見を前にした彼らはどう反省し、何を語り、どう釈明するのだろう。僕もまた、謝らなければならない。何かを語らなくてはならない。謝罪しなければならない。確かにそれは、不謹慎のそしりは免れないものだろう、と今にしてみれば思う。あの災害がなければ、という言葉は何度もよぎっている。でも彼らの『作品』を、あえてあの災害以後、『広告』のモチーフにしようとプレゼンをしたのは僕だ。彼らを発掘したのも僕だ、という自負もある。誰も止めなかったし、セクションの皆も、苦笑いしながらも許容してくれていたはずだ。 去年の夏は、海がなかった。 海に関連するコマーシャルの企画は、昨年の三月のあの災害を契機に全て別のモチーフに変更された。去年のいまごろ、僕はその変更作業に忙殺されていたのを思い出す。去年の夏は、水着も浜辺も日差しもなかった。 「海がなかったなあ」と独り言を言った。 彼らは無言だった。「不謹慎」の「謝罪」を前に、大事に言葉をとっておいている様だった。パイプ椅子がきしむ。スーツの似合わない茶髪からはシャンプーか何かのいい匂いがする。20代前半の匂いだ。僕はもうすぐ29歳になる。でも僕の体はきっと30になる前に死ぬんだろうな。タバコ吸いすぎだし、酒で最近腹がやばいし目がもうずっとしみた感じで痛いし、なによりこの町は、あの時からとっくに汚染されてたっていうし。 (あらすじはこのほかに三つあります。不定期更新予定)。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台美術:泉真 舞台監督:桜井健太郎 照明:南 星(Quintet☆MYNYT) 音響:田中亮大 演出助手:吉田麻美/ブルー玲(blu-01 produce) Web:きだあやめ(elegirl label) 宣伝美術:サノアヤコ プリンティング・ディレクター:青山功(リトルウイング) 制作:大矢文 運営:塩田友克 協力 Mrs.fictions 夜ふかしの会 プロダクション・タンク |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー4
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彼らは謝らなければならず、謝罪用の記者会見もセッティングされた。
謝罪用の記者会見をセッティングする仕事、というのもあるのか、と、きびきび動くそれ用のスタッフを眺めて僕はぼんやり思っていた。
パイプ椅子にすわり、あと1時間50分後に始まる会見を前にした彼らはど...
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