実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/07/25 (木) 14:00
相手に触れることで内面の悩みを察知できる能力者によるお悩み解決譚。短編連作風のエピソードの羅列になった憾みが無きにしも非ずだが、「よろしかったでしょうか」「~の方(ほう)」「~になります」などのおかしな日本語表現を強いられる接客担当を筆頭に各人の悩みが現代社会の理不尽さを的確に描いており共感したり納得したり。
また、シゲ子が急に能力を失って慌てる続編を勝手に妄想。
実演鑑賞
満足度★★★★
ハートフルコメディといった物語だが、描き方によっては怖い話にもなる、そんな深みのある公演。少しネタバレするが、ナレーションと書かれた名札を付けた男が情況等を説明するが、それでも曖昧なところがある。だだ些細なことに拘っていると面白味、その醍醐味を見失うかもしれない。
タイトル・説明から、占い師 シゲ子が ひょんなことから自宅マンションのベランダで占いを始め、”よく当たる”と評判になるというもの。占ってもらいたい人々の内容とシゲ子のアドバイスが物語の肝。占い事は悩み相談でもあり、何か共通するものがあって収斂していくというよりは、ありがちな悩みを点描する。そこに現代人が抱える心情が浮き彫りになり、シゲ子のアドバイスが心に染み込んでいく。
これが国家社会が絡むと別の様相を帯びた物語へ変貌する、そんな紙一重の公演。また、自分はある小説をも連想し、色々な意味で楽しみ 考えさせられた好作品。
(上演時間1時間40分 休憩なし) 【Bチーム】
実演鑑賞
満足度★★★★
Aキャスト観劇。占いはお悩み相談。誠にその通り。ミディアムテンポで分かりやすい丁寧なストーリー展開。まったりと楽しめました。しかしながら、能力者はつらいよなー。