SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語 公演情報 SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語」の観てきた!クチコミ一覧

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  • 実演鑑賞

    日本でのシェクスピアの受容も幅広くなったもので、これは2.5ディメンションである。
    2.5の世界も多彩になって業界内では、単一の興行主体が公演の責任を持つのではなく、映画のように持ち合いの製作委員会方式による製作もあるようだ。受付で、とは言っても責任幹事社はあるだろう?どこ?と聞いてみたが、受付はそれ以上のことは知らなかった。3D-Deluxの砲はもう十五年以上のキャリアのある2.5の演劇集団、
    UNiFYの方は男性の男性ヴォーカル10名。まだキャリアは短い。いずれも初見である。
    歌、踊り、アクション、驚き、笑い、涙をシェイクした舞台というのが売り文句。そこにに、今回はシェイクスピアの言葉をトーリのストーリの展開に取り入れている。欲張ったものだが、それが出来るところが2.5で、夢を持つ若者たちがシェイクスピアランドという遊園地のアトラクションの主役になり、それが、イギリスにも売れ、世界的なスターになるという大筋を売り文句通りにやってみせる。とにかく一瀉千里で役者も観客も忙しいが、段取りだけは初日なのに、ほぼ、ぼろも出さずにやりきったのは、スタフも役者もこういう舞台になれてきているということだろう。客席が若い女性客の固定客ばかりで8千円から1万1千円は、ショーの参加費という感じだ。ここから先は大変だろうが、あまり演劇に迫ろうという気もなさそうだった。ファン席は満席だったがこれで四組もチームを作って大阪、名古屋もやるという。興行としては成立しているのだろう。


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