クルーシブル~るつぼ~ 公演情報 クルーシブル~るつぼ~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★

    役者陣の演技が古色蒼然
    この作品のテーマや題材には、普遍性があり、よくできた芝居で、大変興味深く拝見はしたのですが、どうも悪い意味での新劇らしい舞台で、特に前半は、どこかの養成所公演かと錯覚しそうな雰囲気でした。

    舞台に、重厚感が出たのは、エリザベス役の林佳代子さんが登場してから。ヘイル牧師の山中さん、副知事役の田中正彦さんの好演も手伝い、ようやく、それからは、舞台上の世界へ、心が誘われたような気がします。
    メアリ・ウォレン役の箱田さんも、大健闘でした。

    一部の役者さんが、大事なシーンの人物名等、何箇所か言い間違えたりして、興醒めでした。
    こういう緊迫した舞台での、凡ミスは作品の質を落とします。

    ネタバレBOX

    どんな時代も、人間社会は、手垢にまみれ、大きな権力の前には、小市民は抗う術もなく、無力な存在なのだなあということを改めて、思い知らされるような作品ですが、現実社会の非道な事件や企みに接しすぎたせいか、あまり、動揺はしませんでした。

    キリスト教徒ではありませんが、私がこの芝居の登場人物だとしたら、きっと、エリザベスとジョンのプロクター夫妻と同様の選択をし、同様の台詞を叫んだことだろうと思います。

    現実社会でも、この芝居のように、親しい人間関係が、悪意ある他人の企みのために、感嘆に崩壊してしまう例をたくさん見てきました。
    また、宗教や考え方が異なる人間を異端視して、集団イジメのような排斥をする社会の仕組みも、どこの世界でも、いつの時代でも、珍しいことではありません。

    でも、この芝居が救いなのは、ジョン、ジャイルズ、フランシス、それに、エリザベス等、主要な登場人物が、皆、配偶者を愛し、最後まで、家族を守ろうとする姿があることでした。
  • 満足度★★★★★

    重厚なテーマ、圧倒された。
    現代社会、今現在の日本に、この作品は鋭く突き刺さってくる。 昴サードステージ、いつもいい作品を見せてくれてありがとう。磯部さんご苦労様です。「イノセント・ピープル」の再演決定ありがとうございます。

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