未開の議場 2023 公演情報 未開の議場 2023」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-7件 / 7件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/11/04 (土) 18:00

    期待を余裕で上回る面白さで、テンション爆上がり。

    そりゃあ、よく出来た戯曲をあの魅力的な顔ぶれでやるんだもの、面白くないワケがない。

    それぞれしっかり見せ場のある会議劇でキャスト皆さんの魅力が十分に生きた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    人に優しい舞台だった。
    演劇の敷居が下がるといいな。
    物語はというと、面白かったの一言。ワンシチュエーションの会議劇だがナイゲンより12人の優しい…に近い雰囲気で、終盤の展開はお見事でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    葉浦さんと森さんの握手ですら「気持ち悪い」と感じたので、私にとって「仲良くしましょう」は「結構暴力」なんです。
    だからこそ、苗山さんが「仲良く」にこだわる理由を知りたいです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/11/03 (金) 18:00

    やはり逆側が気になり、当日券でリピート。
    向井さんのさりげない小声の台詞が聴けて面白かった。
    外国籍の方がゲストのアフタートークでの話も、ストーリーを考える上で興味深く良かった。

    ネタバレBOX

    大崎さんの夫を議論に入れるかを話す場面で、規約を持ち出すのが日本的に思えた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/11/03 (金) 13:00

    登場人物それぞれが特徴的で面白かった。
    ストーリーはフィクションだが、現実の生活として考えてしまう。
    字幕タブレットを借りて観劇する機会を貰って、とても新鮮であったけど、やや手元が気になってしまう部分はあった。

    ネタバレBOX

    開場時に舞台上のテーブルで荷物整理している女性がいて、マナーが悪いなぁと思ったら、キャストの苗山さんでした。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    「ロックオンドアテンドサイド(?)」

    チャップリンの名作『独裁者』に登場する架空の国トメニア。王子駅近くにある居酒屋「和奏酒 集っこ」ではそのトメニアの名物料理、タリッパを期間限定で食べることが出来る。ボルシチ系の長時間煮込んだ鍋料理、ローズマリーとレモンの風味。ポトフのように野菜の香りがムンとする。開演前からハマカワフミエさんが実際に作っていて、本当に匂いから美味そう。討論よりそっちにばかり気を取られる。

    視覚障碍者の観客への試みとして、上演前に出演者による舞台の配置、服装や髪型の説明が入る。ラジオ・ドラマとして聴いても楽しめる作品のようだ。感想を聞いてみたい。
    演出家の降板により、途中から演出協力として参加したのが須貝英氏。

    架空の地方都市にある萩島町で、商店街青年部が主催する「萩島フェスタ」。トメニア人労働者が多数暮らすこの町で友好親善を深める為のイベントにしようと目論む面々。町役場の商工観光課は町おこしとして成功させたい。だがトメニア人のボランティアをスタッフに入れるかどうかで会議は揉め出し、雲行きは怪しくなる。更にメンバーの誰かがTwitter(X)に会議の悪口を書き込んでいるらしい。

    トメニア人の設定には埼玉県川口市に2000人以上居住しているクルド人を想起。外国人との共生という近い将来日本に立ちはだかる大きなテーマ。もう他人ごとではなく、実際に日本人の意識改革が問われることになるのだろう。

    NPO法人代表の原啓太氏はトメニア人に肩入れするばかりに感情的に喚き散らす男をリアルに肉付け。発達障害っぽい。自分だけが正しいと信じるが故、違う意見をヒステリックに否定して回る。全く会話が進まない。
    地元のケーブルテレビ局から情報を発信するディレクター、コロブチカさん。森達也っぽい雰囲気で女子プロレスラーのようなガタイ。冷徹な目線。
    MVPはカフェを経営しているハマカワフミエさん。今作で観るのは4作目だが、どの役にも同一性がなく、未だにどういう女優なのか全く掴めない。今作では辻希美みたいにひたすら可愛らしかった。

    トメニアのことわざ、「ロックオンドアテンドサイド(?)」。「なるようになるさ」。
    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    Twitterの犯人探し、町屋商店(いや、スーパーマチヤ)の安藤理樹氏がホワイトボードで謎を解いてみせる。犯人のアカウント名をアナグラムと見抜き、数字の94をダンテ『神曲』の第九圏、第四の円のジュデッカ、すなわちイスカリオテのユダであると!Q.E.D.(証明終了)!
    コンビニ・ララマートの店長、湯田さん(石井舞さん)が慌てて否定。「適当に並べただけで、そんな厨二病みたいなことしないわよ!」
    このシーンが一番好き。その後、無言を貫く安藤理樹氏は三四郎の小宮みたいでカッコイイ。

    討論の行方は、トメニア人を嫌う石井舞さんを排除せず、嫌いな立場のまま参加させる。嫌いな人間も存在する、この世界の受容。その現実を現実として受け入れようと。

    だが、ハマカワフミエさんには納得出来ない。「そんな催し物に価値はない。嫌いなままで無理して実行する行為に意味がない。内容の伴わない馴れ合いだ。皆でカタチだけ友好フェスティバルを演じてみせて何になる?それならばやらない方がいい。」
    ここからやっと自分的には面白くなる議題なのだが、そこで終了。ここからは個々人で持ち帰るテーマ。

    イスラエルとパレスチナの問題とだぶり、誰にも正解は選べない。俳優座が2月に演った『対話』がどれだけ素晴らしかったかを再確認。殺したくなる程憎んでいる人間との共存。だが現実は現実、何も選べないという選択を選ばされる。

    元々は群馬県大泉町がモデルのよう。人口の二割が外国人。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/10/31 (火) 19:00

    2014年に初演された作品が、いろいろな所での上演を経て上演。優れた会話劇で会議劇。(1分押し)126分(前説13分含む、プレビュー公演)。
     トメニア人が多く住む萩島、という架空の町で、商店街の若手がフェスタをやろうとして、準備のため会議をするのだが…、の物語。笑いの部分もあるものの真剣にやりあう場面も多く、会議メンバー13人の描き分けも巧く役者陣もしっかりしていて、見応えある舞台になっていた。さまざまなどんでん返しがいっぱいあるが、エンディングは特に印象に残る。2014年の初演も観てるが、印象に残るのはコロナ禍の2020年に行なわれたオンライン版で、オンライン会議でのやり取り、というアイデアが見事だった。今回は行こうかどうしようか悩んでいたが、10年以上も観ている女優4人が出るので急遽観に行った。行ってよかった(^_^)v。

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