演劇

シェイクスピア、ダークコメディ交互上演

尺には尺を / 終わりよければすべてよし

実演鑑賞

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2023/10/18 (水) ~ 2023/11/19 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: https://www.nntt.jac.go.jp/play/shakespeare-dark-comedy/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズのチームが堂々再集結!
2023/2024 シーズンは、〝ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれるシェイクスピア二作の日本初の交互上演でスタート!

『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』の二作品は、シェイクスピアの戯曲のなかでは上演回数もそれほ...

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公演詳細

期間 2023/10/18 (水) ~ 2023/11/19 (日)
劇場 新国立劇場 中劇場
出演 岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニン、立川三貴、吉村直、木下浩之、那須佐代子、勝部演之、小長谷勝彦、下総源太朗、宮津侑生、藤木久美子、川辺邦弘、亀田佳明、永田江里、内藤裕志、須藤瑞己、福士永大
脚本 ウィリアム・シェイクスピア
演出 鵜山 仁
料金(1枚あたり) 1,650円 ~ 8,800円
【発売日】2023/08/11
S席:8,800円
A席:6,600円
B席:3,300円
*2作品通し券(S席のみ):15,800円

Z席:1,650円

(10%税込)
公式/劇場サイト

https://www.nntt.jac.go.jp/play/shakespeare-dark-comedy/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 2023年
10月18日 水曜日 尺 18時30分
10月19日 木曜日 終 18時30分
10月20日 金曜日 尺 13時
10月21日 土曜日 尺 13時 / 終 18時
10月22日 日曜日 終 13時
10月23日 月曜日 休演
10月24日 火曜日 終 13時
10月25日 水曜日 尺 13時 ※シアタートーク
10月26日 木曜日 尺 13時
10月27日 金曜日 終 13時
10月28日 土曜日 終 13時 / 尺 18時
10月29日 日曜日 尺 13時
10月30日 月曜日 休演
10月31日 火曜日 終 13時 ※歴史劇皆勤賞トーク
11月1日 水曜日 尺 13時
11月2日 木曜日 休演
11月3日 金曜日・祝日 終 13時 / 尺 18時
11月4日 土曜日 尺 13時 (貸切) / 終 18時 (貸切)
11月5日 日曜日 終 13時
11月6日 月曜日 休演
11月7日 火曜日 尺 13時 ※歴史劇皆勤賞トーク
11月8日 水曜日 終 13時
11月9日 木曜日 尺 13時 / 終 18時30分
11月10日 金曜日 休演
11月11日 土曜日 終 13時 / 尺 18時
11月12日 日曜日 尺 13時
11月13日 月曜日 休演
11月14日 火曜日 終 18時30分
11月15日 水曜日 尺 18時30分
11月16日 木曜日 尺 13時 / 終 18時30分
11月17日 金曜日 休演
11月18日 土曜日 終 13時 / 尺 18時
11月19日 日曜日 終 13時
説明 新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズのチームが堂々再集結!
2023/2024 シーズンは、〝ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれるシェイクスピア二作の日本初の交互上演でスタート!

『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』の二作品は、シェイクスピアの戯曲のなかでは上演回数もそれほど多くはなく、登場人物も屈折したキャラクターが多く、"ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれています。 しかし、単に暗いだけではなく、人間の内面、時に自我と欲望をむき出しにした登場人物たちは、魅力的で深い人物造形に満ち、物語も終幕に至るまで、息をもつかせず展開するなど、隠れた傑作と言っても過言ではありません。

この二作は時をおかず執筆されたと推測され、ストーリー的にも同じテーマを持つ、表裏一体のような戯曲であり、交互上演にこそ意味があると考えます。 さらに、シェイクスピア作品の中では、数少ない、女性が物語の主軸となる作品でもあり、両作品とも登場人物たちは降りかかる困難に果敢に立ち向かい、世の理不尽を白日の下にさらします。

そこで、2023/2024 シーズンの開幕は、この二つの作品を交互上演する、という前代未聞の企画に挑みます。 悲劇とも喜劇ともつかない、その結末から「問題劇」とも分類される、この二作品を交互に上演することで、現代劇かとも思わせる、シェイクスピアの鋭い視点と同時代性が浮かび上がることでしょう。

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「尺には尺を」

ヴィーンの公爵ヴィンセンシオは、突然出立すると告げ、後事を代理アンジェロに託し旅に出る。だが実は、密かにヴィーンに滞在したまま、アンジェロの統治を見届ける目的があった。というのも、ヴィーンではこのところ風紀の乱れが著しく、謹厳実直なアンジェロが、法律に則りそれをどう処理するのか見定めようというのだ。
そんな法律のなかに、結婚前の交渉を禁ずる姦淫罪があり、19年間一度も使われたことがなかった。アンジェロはその法律を行使し、婚姻前にジュリエットと関係を持ったクローディオに死刑の判決を下す。だがクローディオはジュリエットと正式な夫婦約束を交わしており、情状酌量の余地は十分にあったのだ。
それを知ったクローディオの妹、修道尼見習いのイザベラは、兄の助命嘆願のためアンジェロの元を訪れる。兄のために懸命に命乞いをするイザベラの美しい姿に、アンジェロの理性は失われ、自分に体を許せば兄の命は助ける、という提案をする。それを聞いたイザベラはアンジェロの偽善を告発すると告げるのだが、彼は一笑に付し、「誰がそれを信じる?お前の真実は、私の虚偽には勝てぬ」とイザベラに嘯く。
クローディオの命は?イザベラの貞節は?すべてはアンジェロの裁量に委ねられる。

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「終わりよければすべてよし」

ルシヨン伯爵夫人には一人息子バートラムがいた。彼はフランス王に召しだされ、故郷を後に、パリへと向かう。だが王は不治の病に蝕まれ、命は長くないと思われていた。
もう一人、伯爵夫人の元には侍女として育てていたヘレナという娘がいて、その父は、先ごろ他界した高名な医師だった。彼はヘレナに、万病に効く薬の処方箋を残していた。そしてヘレナは、実は密かに、身分違いのバートラムのことを慕い、妻になりたいと願っていた。
その想いを知った伯爵夫人は、ヘレナにバートラムを追ってパリへ向かうことを許す。パリに到着したヘレナは王に謁見し、亡父から託された薬で王の病を見事に治してみせる。王は感謝の印として、ヘレナに望みのものを褒美として与える約束をする。ヘレナはバートラムとの結婚を望むが、彼はそれを拒否し、自ら志願して、逃げるように戦地フィレンツェへ赴いてしまう。残された手紙には「私を父親とする子供を産めば、私を夫と呼ぶがいい。だがその時は決して来ないだろう。」と認められていた。
ヘレナは単身、バートラムを追ってフィレンツェへと旅立つ。愛する彼と結ばれるために。

その他注意事項 ●2023年10月6日
2023/2024シーズン 演劇『尺には尺を/終わりよければすべてよし』 出演者変更のお知らせ
https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_026471.html
『尺には尺を』でルーシオ役、『終わりよければすべてよし』でデュメーン弟役で出演を予定しておりました清原達之は、怪我のため降板いたします。この降板に伴い、宮津侑生が同役で出演いたします。
スタッフ 【作】ウィリアム・シェイクスピア
【翻訳】小田島雄志
【演出】鵜山 仁
【美術】乘峯雅寛
【照明】服部 基
【音響】上田好生
【衣裳】前田文子
【ヘアメイク】馮 啓孝
【演出助手】中嶋彩乃
【舞台監督】北条 孝

[情報提供] 2023/08/15 13:35 by こりっち管理人

[最終更新] 2023/10/19 05:32 by lattice

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