地上の骨 公演情報 地上の骨」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-5件 / 5件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    何これ⁉️
    シュールなのかナンセンスなのか…
    いやこれ、誉め言葉です
    正直、前半は何となく乗れず周りが笑うツボについていけなかったけど、中盤からの不思議な展開と役者の熱演に惹き込まれた。
    癖になりそうな予感

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    観劇は二作目か(この所記憶力が..)。
    事務所が舞台、が常套のよう。いかにも「職場」な会話の中に微妙に人間関係、位置関係が浮かぶ機微な台詞が「出来事」を機に徐々に狂騒へと突っ走る。質感は違うがやはり「ほりぶん」に通じるものを(私が勝手にだが)見た。
    (ほりぶんの)川上友里子らの絶叫芝居のポテンシャルは、今作では黒田大輔が主に担う(何で?という位に唾液を噴き涎を垂らす)。予測を裏切るまさかな展開が作風と言って良いかも。前回観たのもそうであったが当該事件により、人が次々と死ぬ。破滅が局所的に訪れるの図である。
    一方ほりぶんやナカゴーでは、人は絶対に死なない。どんな危機も心意気で跳ねのける、という方である。一旦倒れたのがむっくり起きてガーガー言い続けるタフさの方である。両者のに感じた質の違いはここか。。
    そんな風に反芻してると頗る懐かしさに見舞われるが、若いアンパサンド固有の世界の進化も見て行きたい、と思わせる舞台だった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    前半に与えられた情報から、後半の展開をどう解釈していいのかわからなかった。
    のどに刺さった骨、○○化していく同僚たち、これが何を意味しているのかずっと
    考えたが明確な回答を導き出すことはできなかった。

    台本より考察本が欲しい。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/09/06 (水) 14:00

    80分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ネタバレ
    絶対に観た方が良い!

    ネタバレBOX

    劇団アンパサンド『地上の骨』を観劇。

    三鷹市芸術文化センターの期待の若手劇団シリーズだ。

    下記のチラシを見て誰もが「観たい!」と思うだろうか?
    チラシを参考に、面白い劇団を探していた者としては残念な出来だ。
    だが侮れないのは女優・島田桃依が出演しているのだ。
    彼女は常に主役ではないが、出演する作品に「ハズレなし」と言うくらいに完成度が高く、歴史に残る作品に出演していて、気がつけばかなりの本数の芝居を観ている。
    小劇場界の女王は『内田慈』と思っていたが、隠れ女王は『島田桃依』のようだ。

    あらすじ:
    小さな会社ながら、皆で互いに助け合いながら、仕事をこなしている。
    男性社員の安河内は忙しさのあまり、仕事を掛け持ちをしてしまっているが、料理好きが高じて自分で作った佃煮を皆に振舞っている。
    だがそれがきっかけでどんでもない事が起こってしまうのである…。

    感想:
    初見の劇団で、チラシには覇気が感じられず、全く期待値ゼロだったが、三鷹市の期待の若手劇団シリーズなので観に行ったのが観劇の理由だ。
    始まってみると社員の会社への不満ばかりの不毛な会話のばかりで進んでいくが、内容にリアリティーがないせいか、妙に引き込まれてしまう。戯曲と俳優の達者な演技の相乗効果が現れている瞬間なのだろうか?面白くてしょうがないのである。
    だがそんな喜びも束の間、誰がこんな展開を想像しただろうか?
    あの覇気のないチラシから想像がつかないくらいの怒涛の展開になっていくのである。
    戯曲、俳優、演出が三位一体で、完璧は出来と言うくらいに面白い展開になっていくのである。
    決して誰も想像出来なかっただろう話の流れに大笑いしかないくらい面白いのである。
    『野田秀樹』も『イキウメ』も『チョコレートケーキ』も面白かったけど、今作の面白さは誰かに伝えたくてムズムズしてくる。
    今年一番のお勧めの劇団であり、これこそが小劇場の自由な発想の面白さである。

    今後の追っかけ劇団に決定!

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