エゴ・サーチ【Mura.画】 公演情報 エゴ・サーチ【Mura.画】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-16件 / 16件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    念のため、ネタバレboxに感想を書きました。

    ネタバレBOX

    どんどん入れ替わりで色々な人のストーリーが展開されていき、、、面白かったです!
    関根さんをはじめ台詞の間や畳み掛けが面白くて笑いっぱなしでした🤣
    劇中歌も物語にマッチしてて、より話が心に響きました✨
    全てが素敵な作品でした!
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    千秋楽、観てきました。
    ピースが徐々に嵌っていく感じ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    以前観た戯曲なのですが、あまり覚えておらず新鮮に観れました。
    いくつかの物語がラストで繋がる展開、すっきりしました。
    キジムナーがイイ味を出していましたね!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     βチームを拝見、尺は120分。

    ネタバレBOX

    中盤迄、何とも間の抜けた退屈な展開だが、これも仕込み。役者陣は中々頑張っている。自分はキジムナー役と美保役、田中役が気に入った。キジムナーはその優しいキャラが。美保役は終盤に近くなるほど素敵に見えてきた演技が、田中役は下種共に対する暴力的態度が。シナリオは2010年に初演された鴻上尚史作品だが、あの年、鳩山が基地問題で首相を辞めさせられ菅内閣が発足、その後自民が再度与党に返り咲く迄の僅かな間多少民主的であった時代だが、国民の殆どがそのことの意味する処を理解できなかった時代でもある。そんな情けない国民の持ち得た最後の民主的時代を浪費していた体たらくが今作前半に表現されているのかも知れない。何れにせよ、中盤からは漸く普通のレベルで骨格ができ、肉も付いて作品らしくなってくる。興味深いのは、社会のダーティーな部分が登場人物として様々に描かれている点だ。ネットを利用した企業の社長が傷害犯として追われており、従業員はリベンジポルノが流布された経緯でAV女優の過去を持つ為削除されない映像に傷つき自己否定に走る傾向を持つ。プロカメラマンを名乗る広瀬はスケコマシ、広瀬に貢ぐ女は風俗嬢等々。ダークグレイな人物が多々描かれている点が興味深い。
     こういった怪しい登場人物たちの登場を埋め合わせるように沖縄の離れ小島の児童を話の中に登場させたり、キジムナーという伝説の存在を登場させたり、案外デリケートな作家志望の一色を登場させたりして全体のバランスを取っている構造自体は全く新味がない。ただ、最初バラバラに見えたパズルの断片を繋ぎ合わせて作品を創造してゆく過程が面白かった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とてもよかった。たくさんの短編を見ていて一気に最後繋がったような。うまく作られてるなあという印象でした。拝見したことのある役者さんもたくさん出演されていて、皆さん素晴らしい演技でした。ほんとに良くできたお芝居でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    どういうわけか中盤までセリフがすっと頭に入ってこず、物語にちぐはぐした感じを受けていたが、終盤の展開で鴻上作品らしさを感じられぐっと面白くなった。
    ここで、それまで頭に入ってこなかった(と思っていた)セリフたちが見事に回収されて行って腑に落ちた感じだった。
    役者は皆熱演で素晴らしいと思ったが、ギャグや小芝居がどうにも作られた(もちろん作っているとは思うのだが)感と無理してやっているように感じてしまった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    素晴らしいストーリーが何人かの輝くような素晴らしい役者さん達によって演じられていました。

    途中、てんこ盛りだなという感想を持ったものの最後はスッキリとしました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    おもしろかったです。客席と舞台が至近距離ですごく迫力ありました。伏線回収型の話は面白いなーとあらためて思いました。満足の舞台でした^^

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    バラバラに展開する物語は、ジグソーパズルのピースを組み立てていくような楽しみ、そしてラストに向かって怒涛のように収斂していく。ミステリー サスペンスの謎解きをするような面白さ。それがエゴ・サーチすることによって、自分であって自分ではないという影のような存在を知り 向き合う。そして 主人公 一色健治は、切なくも衝撃的な事実へ辿り着く。現世と来世、現在と過去、そして場所を自在に変化させるため、考えながら観ていると思考が追い付かないかもしれない。

    知っているつもりの自分自身、それを ひとたび意識(検索)してみると思いも寄らなかった影の自分が現れる。謎めいた展開へグイグイ惹き込まれる。が、付かず離れずの存在ーー骨なしチキンが今一つ物語(主人公)に絡んでいないような…。今では社会生活に欠かせなくなったインターネット、その功罪として関連付けているのであろうか。何となく コミックリリーフとして表層的な可笑しさを担っただけの印象が強く 勿体ない。
    (上演時間2時間 途中休憩なし) 【βチーム】

    ネタバレBOX

    舞台美術は、上手が階段状、下手に別スペースを設えたシンプルなもの。物語が展開していくと、それが時間と場所を表していることが分かる。冒頭、小田切美保(池内菜々美サン)が沖縄 離島の小学校で体育の授業(野球)に加わっているところから始まる。なぜ彼女が沖縄にいるのかが物語を動かす切っ掛けになっている。が、同時にその地でキジムナー(村上悠太サン)に出会ったことで彼女の人生は動かなくなる。

    エゴ・サーチ…説明では「自分の名前でインターネットで検索すること」とあるが、真の自分が誰なのか知らなければ意味がない。物語は、主人公の新人小説家 一色健治(関根翔太サン)が新たな小説が書けなく苦悩し、彼を励ます編集者といった普通の光景。
    一方、IT会社(田中実と桐谷舞)へ、<骨なしチキン>という流しの歌い手が 自分を売り出してほしいと依頼に来る。そしてIT戦略を…といった繋がりを見せる。
    健治が自分をエゴ・サーチしたことから、同姓同名の人物が自分に成り代わって といった事を見つける。
    この2つの話が交錯し、健治の前職と美保との関係、そして健治に近づく謎の男 広瀬隆生(藤代海サン)の正体が明らかになる。

    物語の肝は、インターネットという功罪を描くと同時に人と人の繋がりと想いを綴る。健治・美保、そして隆生はIT会社の同僚で、それぞれに好意というか愛を育んでいた。そして或る時、事故が…。健治は記憶喪失、美保はギジムナーに会って ということから容易に想像がつく。現世と来世、現在と過去というバラバラのピースが合わさった時の衝撃、そして感動が生まれる。
    また、インターネット(エゴ・サーチ)を利用して、自分を取り戻し、一方 IT会社の舞はリベンジポルノに苦しめられ といった功罪を浮き彫りにする。

    階段の上り下り、客席通路を使用した演出は躍動感が生まれ、テンポ良く観せる。歌やダンスといった飽きさせない演出にも好感がもてる。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    小劇場の良さですね!「埼玉のウッディ」なんてギャグも紀伊国屋ホールでは届かない人の方が多いのでは?役者さんの表情の動きもはっきり見えて、そのせいもあってか、より心に染みました。
    それにしてもあんなに舞台と近いのは久しぶりでした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    役者の熱のこもった演技でした。

    ネタバレBOX

    「わたし」の知らないもう一人の「わたし」を追いかける物語は、先がどんな展開になるのか、わくわくもしました。キジムナーの不可思議な存在が、おもしろさを一層引き立てたように感じました。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    αチーム観劇。鴻上尚史氏演出の大きな劇場で何回か観た作品であるが、今回のヴァージョンも素晴らしい。コンパクトな舞台に合わせて、テンポよくメリハリが効いている。最前列に座ったので、役者さんの表情がハッキリと見えたのも良かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    登場人物の機敏さ話の転回 最後に納得させられました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    以前観た演出と少し異なり、小劇場らしい演出の仕方で楽しめました。もう少し声の音量を抑えても良いかも…。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    野田さんの演出で紀伊国屋で観た作品
    小劇場での公演ということでどうなるのか期待でいっぱいだったが、とても良かった!いいものを観たに尽きる。
    テンポのいい転換と小劇場ならではの各演者の距離感を活かして、濃密な感情の動きが渦巻く空間に仕上がっていた!
    野田のところどころ気をてらった演出のアクセントのところが、よりモデラートで角ばっていないイメージ
    より登場人物同士の心の動きの濃密さが、小気味よいテンポの転換で紡がれていく。
    野田演出を観たひとも、この公演観てより満足を得られるだろう より濃密になった人間ドラマをご覧になっていただきたい

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