実演鑑賞
満足度★★★★
地元関西のネタとあって万博への高間氏の皮肉おちょくりが炸裂しており波状攻撃。維新との距離感も、拡大鏡で見る如くで興味深い。途中「脚本はここまで」と高間が言い、ひと悶着ののちウルトラQのような1エピソード完結型のが数編続く、という奇妙な展開だったり、常連俳優髭だるマン「愛」を折々に語るという「内輪」な真情吐露など、演劇そのものをおちょくっているかと思いきやそこはそうでもないようで。
反維新ありきの内容が、私には当然の前提で違和感ないが、さにあらずの人が観てどう感じるか・・興味がある。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/08/19 (土) 13:00
お休み中の看板劇団員にカムバックを訴えるという劇団という小宇宙の事情と、現代大阪の持つ問題点と、大宇宙からの侵略者に対抗するというさらに大きな問題が共存。終始ただようB級感が半端ないながらも、面白い批評眼の作品でした。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/08/18 (金) 14:00
何回か観ている関西が主の劇団だが、面白いけどなんか足りない感じがもったいない。108分。
2025年の大阪万博が始まって1週間、入場者が伸びないために、生きて見つかった怪獣ゴメラを展示することになって、……、って、これウルトラマンの「古代怪獣ゴモラ」の回まんまだなぁ、と思った。いつもながら、大阪の政治をからかいつつも、怪獣愛に満ちた展開だが、40分で話が一旦切れるというのが勿体ない。細かいギャグにマニアックなものが少なくなくて、「怪獣というより超獣」「じゃブロディだ」で笑った客が私を含めて2名というのがその一例。
実演鑑賞
満足度★★★
東京公演初日。確かに馬鹿馬鹿しさ全開でよかったのだが、早くからチケット確保して期待しすぎていたせいか、正直なところ、その期待値は下回った印象。