Le Temps 文化祭
より 「敵前投与逃亡」
実演鑑賞
CaféBar 「Le Temps」(東京都)
2023/05/06 (土) ~ 2023/05/06 (土) 公演終了
上演時間: 約2時間0分(休憩含む)を予定
休憩時間:途中10分休憩あり
期間 | 2023/05/06 (土) ~ 2023/05/06 (土) |
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劇場 | CaféBar 「Le Temps」 |
出演 | 小澤寛、稲垣知葉、ゆきことこ、嶺俊郎 |
脚本 | |
演出 | 嶺俊郎 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 1,500円 【発売日】 当日精算(現金のみ) 入場料1,500円+ワンドリンク以上オーダーが必要です |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 5月6日(土) 15:00(開場14:30~) |
説明 | 馬淵三千代・元陸軍軍曹。終戦直前8月10日、敵前投与逃亡罪で処刑。 戦後の恩赦を経ても刑死者の罪は取り消されず、遺族は援護法の対象から漏れて遺族年金なども受け取れない。 しかし馬淵軍曹は本当に罪を犯して処刑されたのか? 曖昧な記録ひとつを遺し、南方戦線の飢餓地獄に消えた軍曹。その死の真相を求めて〈私〉は戦後24年の関係者たちを訪ねる……。 故・結城昌治氏による戦争文学の名作『軍旗はためく下(もと)に』より、連作中の一篇「敵前投与逃亡」を抜粋・朗読上演します。 第二次大戦中、軍法会議により裁かれた末端の兵や下士官たち。 同じ戦場における死でも、戦死や病死、自決より理不尽の度合いが大きな最期が描き出されています。 フィクション小説の形式ではありますが、従軍体験者への取材をもとに描かれた準ドキュメンタリー的な本作で、著者結城氏は直木賞を受賞されました。 この「敵前投与逃亡」は、書中でもとりわけ力点が置かれた章で、深作欣二監督により映画化された際にも脚色の骨子として使われています。 日本が直接戦争をしていた時代は80年近く昔のことになりましたが、常に世界のいたるところに戦争は絶えることがありません。 本作で取り上げられている陸軍刑法のような不条理は、平和な日常のそこら中に転がっています。 戦争テーマの作品ですが、この上演にあたって反戦メッセージや体制批判は込める気がありません。 悲しいかな、いくら願っても戦争はなくなることなんてないという現実を誰も知っているからです。 ただ、今もむかしも変わり映えのしない“仕組み”とそれに呑み込まれる個人の弱さを、生の演者の台詞【せりふ】という形で活写して、ご覧になった方に何か残せればという気持ちで企画するものです。 |
その他注意事項 | ご予約は各出演者【DM可】または会場【LeTemps】へ |
スタッフ | 原作…結城昌治(中央公論新社・刊) 映像協力…木材拓哉 |
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新宿ル・タンさん @cafeletemps での 結城昌治「軍旗はためく下に」より 『敵前投与逃亡』終演!! いやあ楽しかった、苦しかった、濃い時間だった、、、 ご来場ありがとうございました!! photo by… https://t.co/mUQdC6didV #軍旗朗読
1年以上前
“同じ構造はまだ日本のあちこちに生きているからだ” まさしく本公演の眼目はこれです。 昨年来この小説を読み返し続けているわたしは、これを戦争小説という枠組みで捉える目を失っていると申せましょう。 朗読『軍旗はためく下… https://t.co/kqCniwd4aX #軍旗朗読
1年以上前
あの賞総なめの【白獣】主演、【ミネ応援団長】が、演出、朗読出演する、激熱マッハ魂のイベントがある!らしい! ●文芸朗読上演『軍旗はためく下に』より「敵前投与逃亡」 (著=結城昌治) '23.05.06土 14:30開場/15:… https://t.co/VCePfQSZZR
1年以上前
戦後の恩赦を経ても刑死者の罪は取り消されず、遺族は援護法の対象から漏れて遺族年金なども受け取れない。
しかし馬淵軍曹は本当に罪を犯して処刑されたのか?
曖昧な記録ひとつを遺し、南方戦線の飢餓地獄に消えた軍曹。その死の真相...
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