満足度★★★★★
お父さんの人生
お父さんを通して彼の生きてきた道のり、また彼にかかわった大事な人との大事な思い出を宝箱を除いているがごとく舞台をみつめた。
猫が語っていたセリフがわかるのもお楽しみのひとつ。
とても素晴らしかったです。
満足度★★★★
満足
なんとも爽やかな印象の芝居。脚本や演出、舞台セットも細かい所まで行き届いていて、すっかり満足です。モチーフになった『100万回生きたねこ』をまた読み直してみました。
満足度★★★★
たまには雨音も悪くない
久しぶりの青☆組観劇です。以前、青☆組さんのワークショップに参加したことがあって、そこでの小夏さんの芝居への取り組み方とか、情熱とか、想いとか、そういうものを受け取ったつもりでいたのですが、実際の本番を観ると、あの時、小夏さんが伝えようとしていたことが、こちらの想像をはるかに上回る完成度で具現化されていて、見事に腑に落ちました。やられたーという気持ちでいっぱいです。
脚本にしろ、演出にしろ、隅々まで手が行き届いていて、むしろ「すき間」が欲しいなあと思ってしまったことはわがままでしょうか。
いずれにせよ、こんな世知辛い世の中で、こんなにも美しい人間賛歌が歌われていたことに感謝です。次回は、春風舎を出ての公演ですね。空間が変わることで、どのような変化があるのか、また楽しみが一つ増えました。
小夏さんを初め、出演者のみなさん、スタッフのみなさん、関係者のみなさん、お疲れ様でした。
満足度★★★★
循環すること
ある平凡な男性の半生を淡々と静かに描いた作品でした。特に大きな事件が起こるわけでもないのですが、時を行き来する巧みな構成や、1人2役などの演劇的手法によって、個人の人生を通して普遍的なものに感じさせる豊かな70分間になっていました。
雨や猫、おかきなどが共通のモチーフとして各年代に現れ、人生の繋がりを感じさせて良かったです。
『100万回生きたねこ』の話と自然界を循環し続ける雨がリンクしていて、また雨と涙が比喩的に結び付けられ、色々な物や言葉が有機的に繋がって独特の世界観を形作っていたと思います。
主役の風太郎を演じた藤川修二さんの朴訥とした佇まいが暖かみを感じさせて良かったです。
食べ物、飲み物が全部実物だったのがシンプルなセットの中に生活感を出していて、特に上り立つ湯気がそこ儚い幸福感を醸し出していて印象に残りました。
満足度★★★★
人生は、いろいろだ。
人生は長いから、幸福なこともあり失敗もありいろいろなことがあるのです。清濁併せ呑み、すべてを越えたところに今の自分がいるのです。
すごく静かで濃密な時間、ありがとうございました。
猫飼いの自分は、ちょっと涙してしまいました。
満足度★★★★
初見
ようやく観ることができましたが多くの人に受け入れられやすい、共感を呼びやすいお芝居だと思いました。
いろいろな場面がまるで絵画のように美しくて観終わった今でもときどき思い出したりしてます。演出、舞台装置、衣装、照明などの総合力の高さを感じました。
満足度★★★★
そして人生は続く
出来上がってる。濃密な70分。
いいもん観せてもらいました。
ユーモラスなシーンも随所にあったが、思いのほか悲しくなってしまった。
福寿奈央さんの笑顔がいいね。
満足度★★★★
こんなの観たことない
魅せることに私が今まで観たことがない手法を使っていて、
感動していました。
観終わった後に、なんだかじんわり温かいものを感じました。
なんだか上手く説明できないけれど。
最後のトークショーみたいなものも参加したかったのですが時間の都合で参加できず残念でした。
満足度★★★★
最終日でしたが
淡々と終わり、いい後味でした。この劇団らしいな。これも劇の余韻を残す演出のひとつなのかな、と思ったほどでした。他の方も書かれていますが、役者さんの所作が美しく、ノックや傘を開く所作など、一種の様式美を感じたほどです。地味なのですが、何か他の劇団とは違うものを目指しているような感じでしたね。次回作もぜひ観たいです。
満足度★★★★
赤い傘
六畳ほどの部屋或いは空間。風太郎の生きてきた時間は、観る自分と重ねてしまう処が在り懐かしさと共に妙に切ない。生きてきた時間、家族の時間など実感した舞台。
満足度★★★★
たぶん・・・
説明に書かれていた様に、これは輪廻転生に絡む話で、僕はその辺りの部分については充分には理解できていないような気がしますが、それでもそれなりに楽しめたのですから、まぁいいかなと、なんだかそう思いました。
満足度★★★
満足だったのですが・・・
作品は良かったのですが、受付の不手際で不愉快な思いを焦られたので残念。入場を本来よりも後回しにされました。
何度も観ていますが、アトリエ春風舎という劇場の使いずらさのためか、青☆組は制作サイドが弱いという印象があります。
改善を期待します。
満足度★★★
予想外に
笑えたシーンが多かったですね。
60年間独身と思っていたら、こちらも予想外に孫までいる男の雨の日の出来事。演出や空間が素敵で、役者さんも上手いし少し独特の色があります。
理由あって、入り込めなかったケドいい舞台だと思います。円形とかでやってくれたらもう一度見たいですね。