第6回本公演
(上演時間約95分)
実演鑑賞
d-倉庫(東京都)
2011/03/31 (木) ~ 2011/04/03 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://elegirl.net/jiensha/
期間 | 2011/03/31 (木) ~ 2011/04/03 (日) |
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劇場 | d-倉庫 |
出演 | 猪股和磨(ぬいぐるみハンター)、伊神忠聡、大倉マヤ、大重わたる(夜ふかしの会)、萱怜子、北川未来、西尾友樹、中野あき、萬洲通擴、守美樹(世田谷シルク)、山本美緒、善積元、横山翔一(お前と悪戯酒) |
脚本 | 作者本介 |
演出 | 作者本介 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】2011/02/07 前売り 2800 当日 3000 ツイッター・ブロガー割引 2500 (ツイッター・ブロガー割引についての詳細は後ほど掲載いたします) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ○私たちより優れた身体と すごい力の笑顔で落ちるあの子 誰か 止めて ・・・・・・・・・・ 東京の郊外にある美術大学で構想され、試験的に流通していた芸術支援地域通貨『アートム』は、壮絶なインフレーションを起こし事実上破たんしていた。高額な印刷機が設置されたアートム紙幣の造幣所(旧油彩研究室)には、相当な労力を費やしてあちこちから回収されたアートム紙幣が散乱している。アートムのインフレを少しでも抑えるため、大学は学内のアートム紙幣のストック破棄を決定したのだ。紙幣には、複製を防止するための技巧がこらしており、処分しようにも用意された電動シュレッダーでは頻繁に紙詰まりを起こしてしまうため、アートム処分特にやる気なく終了し、大量の紙幣が旧油彩研究室に放置される事になった。 やがて経営破たんを起こしその美大は崩壊した。校舎を解体する費用もなかったため建物は放置されたが、この美大を卒業後、定職に就けなかった者たちが自然と集まり占拠し、おのおのの創作活動のためのアトリエ、あるいは憩いの、あるいは住まいに、あるいはラブホテル代を惜しんで身体を重ねる場所として、機能し始めた。 教室の一室にゴミ袋にまとめられていた紙幣に、ひとりの女が気がついた。大量にうち捨てられるこの紙幣を見て、ある事を思いつく。 『私に優しくしてくれたら、この紙幣10アートムを私は支払う。 5000アートム溜まったら、私の身体を自由に触ってもいい』 女は、飛びぬけて美しいわけでもなかったが、それでも女であったし普通程度に美しいし、ある程度若くもあった。就職が出来ない程度に若くもあった。紙幣は、この旧美大にたむろする若者たちに流通し始めた。面倒な用事を、アートムで支払う事によって交換し合うのだ。 それとまったく関係なく、女のかつて3番目に好きだった男が中東の国イエメンで拘束された事を、ツイッターで知った。 「拘束なうは続いてますなう。ユーストリーム配信で俺を処刑するっぽいから見て」。 今日はそのユーストリーム配信の日だ。 旧油彩研究室のにおいの中に、女と、パソコンと、ソファと、ゴミ袋の中の大量のアートム紙幣。ゴミ袋を抱えるようにして、女はツイッターをしている。 春の日差しは、半地下に埋まるこの部屋に、届くわけがなかった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『静かな演劇2.0』を目論む東京郊外型演劇のジエン社。次のステップを目指して始動開始。 ジエン社は、保守的な「リアルっぽいもの」から抜け出すための新たな挑戦準備しております。 開演まで今しばらくお待ちください。 |
その他注意事項 | 上演時間は95分を予定。 |
スタッフ | 舞台美術:泉真 舞台監督:桜井健太郎 照明:南 星(Quintet☆MYNYT) 音響:田中亮大 Web:きだあやめ(elegirl label) 制作:大矢文 当日運営:本山紗奈 演出助手:藤村和樹/吉田麻美 |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー7
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東京の郊外にある美術大学で構想され、試験的に流通していた芸術支援地域通貨『アートム』は、壮絶なインフレーションを起こし事実上破たんしていた。高額な印刷機が設置されたアートム紙幣の造幣所(旧...
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