無伴奏 公演情報 無伴奏」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-18件 / 18件中
  • 手指を使う芸術家を
    リアリズムで俳優が描くのには困難がつきまといますね。

  • 満足度★★★★

    12年の月日が
    変えたものと、変わらないものの良さがある。それは、当人にとっての大事な思い出で、それが、支えになっていたと思えた。圭と貴子の想いと、曲があっていたと思いました。物語自体は、好みのタイプですが、それを彩る周りの人々のキャラ立てが、少々気になった。

    ネタバレBOX

    前半の傲慢な貴子が、自分の体調等の不安を圭に告白するシーンは、自分の弱さを、さらけ出せる安心感が、滲み出ていて、さすが岩野さんと思いました。

    圭(政修二郎さん)の優しさも、良かったです。猫とカエルの童話の様な話の絡め方も、好きでした。

    バイトの花ちゃん(土屋咲登子さん)も、良かったです。

    カメラマンのキャラで、『ねぇ~ねぇ~』が、おねぇ系のようで、花ちゃん口説いたり、カップ舐めたりと、やや違和感がありました。オープニングのチェロ説明の時位の、ちょい気障のチャライ奴の方が、圭との対比としてで、好みでした。

    農家の兄弟の東北なまりのような口調も、気になりました。貴子のセリフで、茅野からタクシーで30分とあったのですが、茅野から約40分の白樺湖から約30分の立科町で子供の頃3年育った私には、不自然でした。あの辺は、あまり訛りはなく、『~でしょ?』等の語尾に『~だず?』くらいのはず。車で30分どっちに行くか、地域に、よって微妙に違うかもしれませんが、あずさ(電車の名前と思われる)とか、八ヶ岳とか、地域が限定される時は、方言に正確性を、求めてしまうので、駅、電車、山の方が、無難では?
    又、辰夫が切腹の真似ごとも、ちょっと大袈裟に、感じました。

  • 満足度★★★★

    好感
    綺麗に美しく旋律を奏でる人間模様が、荘厳な重低音の上を走る主旋律の軽やかさにも似て、柔らかで滑らかな気品があって、美しい。

    個人的には、もっとチェロの女が徹底的に性悪でエゴイストな感じがするともっとラストが際立った感じがすると思うけれど、それぞれの人物の役割が明確で、物語にさながら合奏にも似た統一感があって、落ち着いた心地よさがあって良かった。

    アルバイトの女の子に華があって、なかなか面白いのも好感。

  • 満足度★★★★

    なんとも心地よく
    感傷的過ぎることもなく何とも心地よく観ることができました。冒頭からラストまで一気に駆け抜けた感じです。カメラマンが何とも嫌な役なのですが、いいアクセントになっていましたね。役者さん皆さん達者で良い時間をいただきました。観劇してから数日たったいまも余韻が残っています。

  • 満足度★★★★★

    もらい泣き

    観客の人たちがもらい泣きしていました。
    隣の上品なおばさまたちがこういう人いるわよねーって話していました。

    役者さんたちが本物の涙流しながらの熱演にひきこまれました。

  • 満足度★★★★★

    心地よい
    土曜夜の観劇でした。
    今年初めての観劇で、良い作品でした。

    東京イボンヌは、今回で5作品目の観劇になるのですが、結構見入ってしまいます。

    クラシック音楽が使われるというのが、心地よいんです。

    役者さんも個性的で、印象に残ります。普通の恋愛じゃないドラマティックな恋愛もドキドキしながら観ています。

    いきなりキスシーンから始まる芝居って、あまり観たことないから、それだけで展開を自分でいろいろ巡らせてしまいます。

    世界的なチェリスト役の岩野未知さん。以前伊達組で観た時とは別人のような色気に驚きでした。

    他では、土屋咲登子さんの明るさが、キラキラ輝いていて好印象でした。

  • いい人で、不器用で、自分に自信がない
    ペンションオーナーのややいびつな愛の形がとても大人でした。女性チェリストの生意気さも魅力的だったし、他にも個性的な人物や、重すぎず軽すぎない内容、それなりに笑わせるギャグと、最近流行りなんじゃないかと思わせるすべり気味のギャグ(ウケなんか狙ってなくて、雰囲気の口直しくらいに考えているらしいやつ)も適度にあって、いい芝居でした。

    ネタバレBOX

    カメラマンがいいですよね。風呂のぞくわ、女性の使った食器なめるわ、隠し撮りした写真を週刊誌に売るわ、25歳(笑)だわ……。
  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった!!!
    私には春琴抄を超えたもう一つの春琴抄でした!

    ネタバレBOX

    ツンデレならぬ、ツンとして切なくなる岩野未知さん演じるチェロ奏者貴子は最高でした!!

    貴子を見守る男、斜め後ろから見ると江頭2:50さんのようで、ありだなと思いました。

    貴子が筋肉が委縮する病気の恐れに苦しみ、男の勧めで検査し、検査後真実を隠して去って行ったことを知りはっとしました。そして今度こそは最期まで付き添おうとする男に感動しました。

    カメラマンの男とはあまり友達になりたくありませんが、役回りとしてはいい感じでした。

    外国人の元夫については、もっと真面目に、あんな風にふざけたしゃべり方にせず、(カメラマンの俳優さんの二役にせず)、ニュースのアナウンサーの要約したコメントで十分だったと思います。

    バイトの子、可愛かったです!
  • 満足度★★★★

    ザ・ねずみ男ポジション
    風景(山岳)カメラマン及川さん、
    りある「ねずみ男」でしたねー、狂言回しとしての役どころとか。
    怪しさとか最高に合っていました!憎めない小悪党ぶりが気に入った。
    小道具としての飲み物とか、ちゃんと湯気まで見えてて。
    細かい配慮が気に入りました。

    ネタバレBOX

    笑いを取ろうとしたのか、
    近所の牧場の姉弟で哲君の小学生姿は少々痛々しかった。
    それとチェロ弾きヒロインのベルギー人の夫の片言英語も
    チトわざとらし過ぎたかな。

    ヒロインの世間知らずは楽しめたが、
    ほどほどでもよかったかな。

    ハナちゃんの一声で始まる過去話でもヒロインやりすぎだったかな?
    で現代に話し戻す時には暗転中にラジオで失踪中のチェロ奏者を
    心配する音声で開始すればよかったのに、とか思いました。

    ラストの夢か現実か?ヒロインの登場は良い閉め方でした。

    あと主人公の父親の出かたは、いまひとつな感じがしたですねぇ。
  • 満足度★★★★★

    ジャクリーヌ・デュプレ
    チェリストの天才といえば映画「ほんとうのジャクリーヌ・ディプレ」が有名。

    冒頭のBGMでいきなりデュプレの演奏でもしやと思ったが・・・・




    ネタバレBOX

    以降のストーリーでこの作品がジャクリーヌ・デュプレの完全なオマージュであることに、気づいたときつい涙が止まらなくなった。
  • 満足度★★★

    観劇
    観劇

  • 満足度★★★★

    クラシック演劇
    あらすじと、「演劇とクラシックの融合」というコピーに惹かれて観ました。
    チェロ奏者の貴子に一途な愛を捧げる圭の物語は美しく詩的でした。
    ヒロインである貴子の高慢な言動に馴染むのには時間がかかりましたが、カメラマン及川のエキセントリックなキャラクターやアルバイトの花などは魅力的でした。
    主人公の昔の友人である夫婦や、近所に住む農家の姉弟は少し話のカラーに合わないように思えました。特に、話の本筋には関係ありませんが、「殺す」「死んだ方がいい」といった発言を簡単に口にさせてほしくなかったですね。
    回想シーンの父親との話は、圭の年齢設定がいまいち分かりませんでした。演技はやたら幼いのに数学の話題が出て、首を傾げてしまいました。物語の合間に入る回想シーンのつなぎ方がちょっと不自然に感じましたが、でも父と子の話はよかったです。

    舞台音楽はクラシックだし、話の雰囲気も展開も好きでしたが、クラシックと演劇の「融合」とまではいってないかなとも思います。コメディパートは及川だけで充分でした。ニュースでの外国人やその他の登場人物が笑いをとろうとするのが必要ないように思えました。そんなに面白くなかったですし。せっかくの空気が壊れてしまいます。それがなければもっと素敵でした。

  • 満足度★★★★★

    とても素敵な物語
    はっきり言って好みです。いい雰囲気の中で素敵な物語が奏でられます。チェロというのもいい。重厚で肉声に近い音の響き。BGMで流れるクラッシックとともに全体が素敵でした。物語の終わらせ方も余韻を残していて、思いがこの次を求めてしまいます。実際に近くにいられたら迷惑かもしれないけど、物語の中の貴子に惹かれてしまいました^^;

  • 満足度★★★★

    静かでオトナで深い味わい
    客入れ時のBGMこそ60年代後期〜70年代前半あたりのロック(推測)ながら、M-0 のジャック・ルーシェ以降の使用曲はすべて(だと思う)クラシック(アレンジもの含む)で、それによる効果もあって静かでオトナな雰囲気。男やもめがやっているペンション(ありゃ、年末のアレとカブってる)ということで、倉本聰の『優しい時間』も連想したりするからなおさらか?(笑)
    そんな雰囲気の中、ヒロイン・貴子は静かではありながら実はかなりエキセントリックだし、1ヶ月にわたって投宿して山を撮り続けている若い写真家・及川はそれに輪をかけてエキセントリック(笑)だし、と2人の人物が良いアクセント。
    そうして12年前も絡めて2つの想いの行方を中心に見せ、ともに好転かと思わせた後のエピローグはかなり切なく、解釈によってはコワくもあるという…。アレは一体どっちの「お迎え」?(謎)
    あと、圭の少年時代のシーンに出てくるネコさんとカエルさんの逸話がイイ。(詳細はネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    互いの持っているものに憧れて相手になりたいと思っても叶わないけれど、無いものを持っている2人が寄り添って行くことはできる、というのは真理であり、目からウロコ。
  • 満足度★★★

    終始、違和感が
    岩野さんがヒロインを演じるというので期待して観にいきました。
    この劇団、観るのは2度目だが、売り物の“クラシックと舞台の融合”というのが、クラシック音楽が流れ、ストーリーの意図は伝わるものの、どうもしっくりいってないように私には感じられ、今回も終始、不協和音のようなものを感じて観ていたので、その世界に浸りきれなかった。あくまでも個人的感想ですが人物像に違和感が残りました。以下、ネタバレにて。

    ネタバレBOX

    世界的チェロ奏者というより、出世してからの貴子は、黙っていると情婦みたいで、口を開くと蓮っ葉だし、品を感じなかった。12年前の学生のころからプライドが高く、一芸に秀でても視野が狭く、ナーバスな性格の役なのだろうし、発症してからもそれをひた隠して驕慢に振舞う役なのだろうが、ひたすらわがままな姐御のようにみえた。
    岩野未知は演技力もあるので、もっと品よくそれらしくも演じられたと思うのだが、脚本・演出がそうなっているためだろうか。
    貴子を慕うペンションのオーナーの圭の政修二郎は心やさしく不器用な青年を好演していたものの、転寝をするところと、感情を爆発させるところの演技がわざとらしく、観ていて感情が途切れてしまったのが残念。
    辰夫(磯貝幸毅)と花(土屋咲登子)のカップルが微笑ましい。土屋の演技は観ていてとても自然にこの娘に感情移入できる。辰夫が切腹のまねをしようとするところや、誠(井並テン)がワイドショーのみのもんたの話題を入れるところが、いかにも作為的で笑えない。
    貴子の夫がベルギー人という設定だが、TV出演の際の音声のカタコト演技が下手でわざとらしいうえ、実際、ベルギー人がアメリカ人みたいに妻に「ファック・ユー」を連発するものなのかとても疑問だった。
    主浜はるみの突然の降板で香苗役がさいじょうゆきに代わったようだが、それでこの役の扱いが多少変わったのだろうか、気になるところだ。
    回想場面で、香苗が長時間の作業から戻ってくる場面、さいじょうの衣裳がおよそ重労働にふさわしくないフォークロア調のロングスカートなのが気になった。誠と香苗が「暑い」を連発してるのに、圭と貴子は長袖の厚着で秋めいた服装(冷房はきいている設定なのかもしれないが茅野は暑い)。同じく服装では、圭が「寒かったー」とダウンジャケット姿で外から戻ってくるのに、これから「デート」だという辰美(黒木あす香)が入れ違いに半袖にショールだけ羽織った薄着で出て行くのもチグハグな印象。黒木は表情をつくりすぎに思う。家は畜産農家なのだろうが、ヤンキーのようでガラが悪すぎる。
    カメラマンの及川(宮崎敏行)は冒頭、狂言回し的に登場し、活躍するが、コミカルな味もあり、個性的な演技でこの役が一番印象に残った。
    圭の父親(銀座吟八)は、座組の関係からか中途半端な描き方に感じた。
    曲を聴かせるためか圭と貴子が見詰め合う場面の「間」が非常に長すぎたり、暗転も長く、1時間50分の体感時間が2時間以上にも感じられゆったりというより観ていてダレてしまった。
    ラストも、舞台手前で貴子と圭を並ばせるより、中央奥のスペースに立たせて照明を当てたほうが幻想的でよかったのでは?と、個人的には感じた。
  • 満足度★★★★★

    タイトルに偽り無し
    演劇は交響曲で、一度スタートしたら最後まで停まらない巨大蒸気機関車のようなイメージを持っていますが、この作品にはいたる所で小回りがきく無伴奏のような要素が多大に含まれていたと思います。ラブストーリーとしても素晴らしく、脇役にも面白い人が揃っていた。

  • 満足度★★★★

    霊験あらたかな想い
    チェロに魅せられた女とその女に生涯を捧げた男の物語。
    男が命をかけて捧げる純愛ほど観ていて美しいものはない。この物語は崇高で美しい物語だと思う。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    貴子はベルギー人の夫とチェロ奏者の自分から逃げ出して、かつて貴子がアルバイトしていたペンション森の園にやってきた。聞けば、夫と離婚をしてチェロも止めるという。その理由は10万人に5人の難病である右手に握力がなくなってしまったことだった。そうしてこの病気は余命1年あまりだという。

    全てをチェロに捧げてきた貴子は絶望のあまり途方にくれ、自分の全てを受け入れてくれる圭に逢いにきたのだった。

    圭の貴子に対する一生懸命さが痛々しい。12年前に貴子の僕のように蜜月を過ごした思い出だけで生きていける、という圭は貴子が結婚した後も、ずっと、圭を慕い続けていたのだった。その想いは変わることなく圭の中で灯火のように燃え続け、時として傲慢な貴子を癒し続けるのであった。

    貴子を受け止める圭の不器用で一途なキャラクター、及川のおちゃらけてキモチ悪くてオモチロイキャラ立ては、時として湿っぽくなりがちな情景をコミカルに、また飽きることなく会場を沸かせていた。物語の結末も温もりのある終わらせ方だ。

    ワタクシが今まで観た東京イボンヌの公演の中ではピカイチだと思う。
  • 満足度★★★★

    映画のような
    ヨーロッパの映画のような世界で、素敵でした。
    音楽もストーリーも好きです。

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