D.C.2359 - A Minute to Midnight - 公演情報 D.C.2359 - A Minute to Midnight -」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    泣いた泣いた!
    SFファンってほどじゃないですが、近未来設定が好きなので期待してました。で、期待とはまた違っていたけれど、いやー泣いた泣いた!
    はじまった時は、まさか泣かされると思わなかったので自分にびっくりしました。

    ネタバレBOX

    育ってきた施設の子供たちに・・・とか、
    反発しあっていた親子が・・・とか、
    わりとよくあるはずなのに、うまーくホロっとさせられてしまいました。
    女性キャスト版を観たのですが、牧野ちあきさんがとにかく印象的。
    おもしろ切なかったです。牧野さん、声が素敵でした。
    女性キャスト版を観たので、恋人を守る、と女性が言っているのが
    かっこよくて新鮮でした。

    ときどきセリフが聞き取りづらかったり、噛んでいたり、と集中力を削がれることがあったのが惜しかったので、4つ☆にします。
    次回も期待しています!
  • 満足度★★★★★

    あー!面白かったー!(^o^)/
    生粋の女子なので、SFって本当にわからないし、特撮とかも幼稚園の頃の記憶で完璧に止まっています。そいでもって、お芝居で「世界の終わりが…」みたいなのって、正直、割とよくある(ごめんなさい;)イメージだったのですが。
    良い意味で裏切られました!

    ネタバレBOX

    なんだこの久々な爽快感。おもしれー!おもしれーよー!と言いながら、友人と笑って笑って、最後に泣いて。滑舌?どうでもいいっすwという位、楽しみました。

    両方拝見しましたが、チーム・プルートーは男性CAST版で、特撮らしい「カッコイイ」熱血ぶり。迫力があって良いですね。チーム・ウラヌスは女性CAST版で、「泣ける」ラストに一緒に感情移入。ホロリ。どちらも良さがあると思いました。

    作品に詰め込んだオマージュとか、多分、全部知らないんですけどwwwそれでも「作演の瀬良さんは第二のキダツヨシになれるんじゃないか」と帰路、本気で友人と話してました。シンプルな舞台セットも照明が映えて良かったです。今後も楽しみにしてます☆☆☆
  • 満足度★★

    設定は確かにSF
    チーム・ウラヌスを拝見しました。
    サイボーグだったり、世界終末時計だったりと設定には様々なSF要素が詰め込まれていて、『こう言うのが好き』な事がよく解りました。
    SF&ファンタジー専門劇団と銘打っている劇団ならではの内容だと思います。

    ネタバレBOX

    サイボーグ技術が発達し、それでもなお地球上では戦争がなくなっていない近未来が舞台。
    人類を守る為に作りだされた10体のサイボーグはマザーコンピューターの「イレーネ」にちなみ、「イレーネの10戦士」と呼ばれていたが、ある作戦の遂行中の事故で仲間は4体まで減り、さらに残された内のサイボーグの1体のゼロが突然人類に反旗を翻し、人類を滅亡に追いやろうと宣戦布告をする。
    ゼロ以外の残るサイボーグ戦士のナイン、シックス、フォウは、各々の事情と葛藤を抱えながらも人類を守る為にかつての仲間であるゼロに立ち向かう!
    なぜゼロは人類に反旗を翻さなければならなかったのか、ナイン、シックス、フォウは人類を救えるのか!?
    人類は、世界は、各国政府はこの事態に何を考えるのか・・・。

    改めて筋書きを思い出してみるとやっぱりSFだし、設定は面白そうです。
    詰め込まれた作品へのオマージュも好きです。
    設定自体は好きなのですが、詰め込み過ぎなのと、色々な要素を絡め過ぎて台本の辻褄が合わなくなってしまっていたのが残念です。
    使用されていた楽曲や、オマージュされたサブカルチャーは確かにお手軽でイメージが湧きやすいものですが、そのイメージ御自身が作り上げたものではなく、他人が苦労して想像したものであり、各作品にたいする印象は人それぞれ異なるものです。
    きっと好きな作品ばかりなのでしょうが、様々な作品の設定を繋ぎ合せてしまうと、纏まりきらなくなるばかりか自己満足だけで終わってしまう危険性を孕んでいるのだと感じてしまいました。

    役者陣は、滑舌がはっきりしない方が何人かいたのが気になりました。
    アクションシーンをいれるのであれば、もう少しカッコイイ見せ方をして欲しかったです。
    殺陣を売りにしている劇団ではないのは解っているのですが、せっかくサイボーグ対ロボットの戦闘シーンを使うのであれば、動きの特徴に気を使えば、それだけでも違う印象を与える事ができるのではないかと思いました。
    台詞を噛まずに言えていた人もいなかったですし、動きも完璧とはみえませんでしたので、チームを分けてのダブルキャストにする意味は解りませんでした。
    それぞれが役をモノにするという観点から考えれば、一つの役に集中した方がよかったように思います。

    ゼロ役の加羅さんの声が素敵でした。
    声のトーンや節回しも、ゼロのイメージに合っていたし、抑えた演技の時の声はもう少し聞いていたかったです。

    独自の挑戦をしていると感じましたし、ファンタジーはともかく、小劇場でSFに挑戦する劇団を初めて知りました。
    一生懸命な劇団員の方達が印象的でした。
    オマージュに懐かしくなり、帰宅した後に『サイボーグ009』を読み返してしまいました。

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