☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ 公演情報 ☆御来場ありがとうございました☆ サマータイム、グッドバイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★★

    自然にみれました。
    すーっと入り込めました。
    それぞれの人の感情をとても丁寧に描いていて、それを役者さんが
    きちんと表現していて、途中感情移入していました。

    あぁ、どの人も精一杯生きているんだなと感じました。
    悩みながらも自分の人生を生きている。

    照明の使い方がすごくうまくて、時間の経過や時間帯がよく
    あらわされていました。

  • 満足度★★★★

    沖縄時間さ
    いい具合の展開だったと思う。何か、光明が見えるわけでもなく、たんたんと描く意味があると思った。

  • 満足度★★★★

    夏から秋へ
    登場人物のうちの3人の心の中の「負の部分」に共鳴し、暗黒面に引きずり込まれるかと思ったが、すべてを吐き出した後の佐紀子の姿に秋の風が吹き抜けるような爽やかさ(まるでこの日の気候のよう)を感じて救われる。

  • 満足度★★★★

    人の感情を丁寧に表現していました
    まさにタイトル通りに、「夏にさよなら」でした。
    黄昏というか、
    落日の感じが丁寧に丁寧に会話にて積み重なっていってました。

    ネタバレBOX

    舞台も綺麗に作っており、話も登場人物の設定も判り易かった。

    ホントに身近にいそうな人々の群像劇でした。

    個人的には、飄々と人生歩んでいるイリエさんが好みかな。

    土地持ちオーナーの毎回変わるアロハシャツとか、
    ちゃんと飲んでる、お酒さん達とか。
    小道具や衣装・インテリアにも気を使っていた細かい配慮が気に入りました。

    結局ハウスは畳んでしまい、島には残らないと決める。
    哀しいラストが心に残りました。

    少女漫画とかでの心理描写を実際に演じるとこんな感じかなー、
    などと人物の性格分けが見事で感心いたしました。
  • 満足度★★★★

    自己満足グッドバイ
    南の島のリゾート・ゲストハウスを取り巻く人々の、気持ちの衝突や葛藤を描いている作品。
    いろんな価値観を持った登場人物が出てきます。
    「あ、自分はこの人に似ている!」と思うと、それとは対照的な登場人物とのぶつかり合いがあるので、意外と観ててストレスが溜まる物語かも。

    自分は「調整型な性格」の主人公佐紀子や、「前のめりになってしまう、不器用な」明日香に感情移入しました。
    自分が正しいと思ってる価値観って、他者からの視点からだと欠点に映ってるのかもしれない。
    そのへんの見渡す力を持ってるのが、大人なのかな。
    そんなことに気づかされた作品でした。

    ネタバレBOX

    夢や希望を持ってゲストハウスに集った人たちは、各々そこで「自分探し」を行うのですが、結局大きな達成がないまま終幕になってしまいます。
    それを「長い夏休みの終わり」と、例えられてました。
    まどろみから醒めてくようなこの終わり方は綺麗ですが切ないですね。
    この後、彼女らにどのように「新学期」が開けていくかは、観客に委ねるといったところでしょう。
    不透明時代の昨今ですから、演劇や映画くらいは私はハッピーエンドが好きなんですけどね。
    作品を通じて寓意や余韻は悪くないのですが、何か一条の希望があるようなそんな終わり方ができたらよかったかな、と思いました。
  • 満足度★★★★

    お初
    素直に入り込めた内容で、セットもよかった。

  • 満足度★★★★

    意地ということ
    南の島のゲストハウス「ムーンサファリ」のオーナー峰岸佐紀子を主軸にハウスで働く従業員や近所の若者、東京から逃げるようにやってきた妹・真紀との人間関係を描いた物語。

    個々の若者のそれぞれの胸の内を丁寧に描いた作品だった。今風の、現代人が抱えている欝の部分も描写し個人的には姉の佐紀子より妹・真紀の内面にいたく同感した舞台だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ゲストハウス「ムーンサファリ」を上手く回していく為には地域での人間関係を構築していかなければ到底、商売も住むことも不可能な辺鄙な南の島で佐紀子は、地元の若者や、ご近所、従業員と家族のように暮らしていた。

    そんな折、妹・真紀が都会の喧騒から逃れるように突如、姉のもとにやってくる。どうやら何か問題を抱えて悩んでいるような表情だ。しかし、真紀は姉のゲストハウスに観光客よりも近所の人々が常に集まってくる状況に驚き、一つも安息出来ない。しかも真紀の心に土足でズンズン入ってくる入江の態度や押し付けがましい宿泊客・恵子もウザいし、何よりも客足が伸びない原因は従業員が働かずハウスが散らかっているさまが気になった。

    そこでこの状態や集客の為に改革しようと意気込む真紀だったが、千明の反発をくらい、挙句、ゲストハウスの所有者で土地の有力者の新垣からこの辺一帯を大規模な再開発に伴って大型ホテルを建設するので撤去してほしい旨を打ち明けられる。

    一方で「ムーンサファリ」では宿泊客の恵子が「ここで働かせてほしい。」と言いだし、従業員の千明はきっちりした働き方は自分に合わないから辞めたいと言いだし、佐紀子は慌ててしまう。この時の恵子の「自分は家族に必要とされていない。」と訴え報われないと思う感情が痛々しいし、千明の「適当にゆるく働きたい」という主張もバイトならではの正直な感覚かもしれない。

    要領のいい千明に対する明日香の「自分は何をやっても上手くいかない。」という欝な感情や、元銀行員だったという脱サラの経緯を話した入江の心の内や、「夫の事は嫌いでした。離婚を考えていた」と告白した佐紀子の心情が見事に冴えわたりこの物語により一層の深みを増していた。そして最後の〆は真紀の「退職します」という電話での決断だ。この物語は生きることにちょっと疲れた人たちが最後に見せる意地のようなものだ。

    一方で再開発に反対する女性映画監督・堤が「ムーンサファリ」に目をつけドキュメンタリー映画を餌にオーナー丸ごと巻き込んでいくさまはどのキャラクターよりも強かで鋭い。

    「宿泊客にこっちの価値観を押し付けてるだけ。単なる自己満足」という真紀のセリフを、新垣が同じように真紀にぶつけるシーンはなんとも苦い。


    物語の進め方はコミカルな部分と柔らかい描写の交差が上手い。キャストらの演技も安定していて十分に見応えのあった作品だった。そして何よりも、この舞台の特徴はたぶん観ている観客が共鳴できるところにあると思う。「あるある、そうゆうのあるある。解る解る、そういうのって重すぎる。ここまではいいけれどそれ以上は私の中に入ってこないで。」そんな曖昧な境界線のない感覚がズン!と心に沁みて響く作品。
  • 満足度★★★★

    共感できた。
    女で、年も近いせいもあるかもしれないけど。特に「意地」から開放されたときの開放感!感じました。うらやましいーと、心底思いましたよ。「意地」だの「見栄」だので続けてることが如何に多いことか。ちょっと気になったのは、何度も年齢を聞いてたこと。どーでもいいんじゃないの?作者が人生のターンを35才と言ってるけど、35なんてまだまだこれから。それと、どういう話か想像しながら見に来るのもいいけど、やっぱりHPやチラシにはどんな話か、ヒントぐらい書いておいてほしいです。

    ネタバレBOX

    プロポーズを受け入れなかったのも分かる。40過ぎて島人の嫁としてまた苦労なんて、まっぴらゴメンだよね。
  • 満足度★★★★

    南の島の大人達
    大人達それぞれが、抱える問題や現実、立場が違えば、悩みも、目指すものも違うのは当然で、意外なことが、その人を支えたり・・・又、大人を目指す若者たちも、それぞれ。。。

    ネタバレBOX

    ゲストハウスの窓から差し込む朝日、夕日と、とても雰囲気があり、素敵でした。

    ウクレレとハワイアンが、明るさと、どこか物悲しさを秘めていて、それが、人生でもあるかの如くで、味わい深かったです。

    佐紀子が、10年経営してたゲストハウスは、亡き夫への想いより、意地が強かったのは、ちょっと、空しいけど・・・、十年頑張れば、周りの協力や理解も得られる証も描かれていて、良かったです。
  • 20100914
    観ました。静かで美しい。楽日にはもっとよくなっていそうな舞台でした。

  • 満足度★★★★

    観てきた
    南の島にやってきた人、長く居ついている人、ずっと住んでいる人、観光開発を推進する人、反対する人等、様々な立場を演じる役者に年齢の幅があって良い。あとウクレレの弾き語りがかわいい。
    この公演に限ったことではないけど、あらすじはアピールした方がいいんじゃない?

このページのQRコードです。

拡大