Root Beers-ルートビアーズ- 公演情報 Root Beers-ルートビアーズ-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    メンバーで
    もうお腹いっぱいだ。

  • 満足度★★★★★

    カッコよかった!
    芝居が始まる前の前説も凝っていました。
    舞台セットも音響、照明、演出、もちろん役者さんも素晴らしかったです。
    引き込まれてしまいました。
    よく練られた作品だと思います。

    ネタバレBOX

    ワケありの人間しかいないロサンゼルスのコリアンモーテルの一室。
    敵対組織の相手の命を狙い、日本からやってきた武闘派ヤクザ二堂とその舎弟二人。
    誤って二堂と接触してしまい交通事故を引き起こし、責任を取らせる為に連れてこられた不運な男と、二堂の動向を探って情報を金に換えようと画策していて捕まってしまった男。
    三人のヤクザと、捕えられた不運な二人の男。
    暴力的なシーンからの幕開けが、二堂がルートビアーを飲んで意識を失い、暗転が明けたところから一転していた。
    武闘派ヤクザ二堂は記憶を失い、死んでしまった妹の冬子の事も忘れ、小心者で暴力を恐れる人間に変わっていた。

    二堂の二面性を巧みに演じていて、冬子が現われる時の演出とも相まって、素晴らしかったです。
    ワケあり人間が次々と登場するのですが、どのキャラクターも強烈な個性を放っていて目が離せませんでした。
    台風の影響でホテルから身動きできずに時間が経過し、その経過の中での人間関係の移り変わりも無理のない演出で表現されていました。
    ロサンゼルスのコリアンモーテルの一室が舞台なので、台詞も日本語、英語、韓国語が必要に応じて用いられていて、『韓国人の話す日本語』アクセント等はイメージ通りでしたし、韓国語はまったく解りませんが雰囲気はとてもよく伝わってきました。
    強烈な個性を放つ人間達しかいない舞台でしたが、『幸せ』『生き方』をそれぞれが模索し精一杯生きている『人間』がカッコよかったです。
    ラストの暗転直前まで目が離せない舞台でした。
  • 満足度★★★★

    安定した安心できる素晴らしい舞台
    大人の上質な演技で
    とてもおもしろかったです。

    大道具、照明、音響、そして演技と
    すべてが雰囲気を演出していて、
    2時間10分と長丁場でしが、
    最後まで楽しんで見ることができました。

    ネタバレBOX

    最初の段階で、
    極悪なやくざから一転して
    記憶を失って良い人になった二堂が
    いつ記憶が戻るだろうと楽しみにしていました。

    この舞台の素晴らしい点は
    きっとこうなるだろうなって想像できるけど、
    「やっぱりな」という感じにはならずに
    その展開自体を楽しめるところ。

    暗い終わり方にもできたと思いますが
    ハッピーエンドで終わったところが希望が持てて好感でした。

    個人的にはチルさんが完全無欠すぎてズルいと思いました(笑)
    かっこよかったです。

    これくらいみんなの演技力があると
    安心して他の演劇も見に行けるのですけどね…。
  • 満足度★★★★★

    今年のベストアクト出ました
    非常に、非常に面白かったです!!
    前作「ビデオスターの悲劇」も良作で、でもちょっと色々地味に出来上がっていたかな?と。
    KAKUTA桑原さんのホンは、いつも私のココロを掴んで離さないです。

    まいどさんがあんなに素敵な役者さんだって、再発見いたしました。
    京極さんが、あんなにキラキラ楽しそうに演じているのを初めて観たかもしれません。
    櫻井さんの一挙一動が、もう目を引いて堪らないです。

    本当に幸せな時間でした。

  • 満足度★★★★★

    止まらぬ拍手が印象的だった・・・
    桑原さんの前評判もあり、期待しての観劇だったが、よく練られた内容で、それに個性ある役者さんが本の中味をより良い演技でパワーアップさせ、メリハリのあるシーンが生み出す笑いは格別だった。ここ最近、下ネタで笑いを求める芝居が多かっただけに、笑いの王道とも言えるネタ、及び同劇団の芝居は、満足感のあるものだった。この芝居で一番驚いたのは、この種のコメディー系の芝居で、終幕後拍車がしばらく鳴り止まなかったことで、とても印象的なシーンだった。まさか、アンコールを期待しているとは思えないので・・・ 話の展開は、★5個、でも個人的にはこのメンバーならばもっと笑いを期待出来たので結果的には★4個。

  • 満足度★★★★

    楽しめました。
    kAKUTAの公演も見てみたいです。

  • 満足度★★★★★

    大人の味
    味わい深い!
    いつも舞台はあら捜ししながら観ていますが(笑)
    これはアラがないので何も考えずに楽しめました。
    なんだか違う世界に連れていかれたみたいで素敵な世界を味わえました。
    いろんな人種が出てきて、それぞれがいい味を出していて素晴らしい。
    特に主役のまいど豊さんの演技はとてもよかったです。

    ネタバレBOX

    まいど豊さんの演技が素晴らしかったです。
    あの切り替わりというか、こわもてのヤクザとおびえる一般市民との変化が素晴らしくて。
    セットもしっかりしていて舞台の世界に入り込む手伝いをしてくれたようです。
    役者のみなさんすべてがしっかりと役割を果たしていて
    しかもぴったりのキャスティングで非常に楽しめました。
    韓国語をしゃべっているシーンでは、なにを喋っているかわからず
    もどかしかったですが、逆に感情が伝わってきて、
    こういう手法も素晴らしいなと思いました。
    チルさんはおいしいところを持って行きすぎです(笑)
    背が高くて性格もスマートでかっこいいです。
    個人的には櫻井智也さんの役が好きでした。顔も奥田民生っぽくて…。
    足枷をはめられたままの演技は大変だったと思いますが
    それもいいアクセントになっていました。
    それこそいろんなアクセントがふんだんに盛り込まれていて、
    長かったですが、まったく退屈する場面もなく、楽しめました。

    最後のルートビアーを飲んだところ。
    あそこから先がキレイすぎるというか、
    だから逆にいいのか。ちょっとだけ唐突な感じがしました。


  • 満足度★★★★

    観ました!
    今回初めて観たのですが、噂に違わぬウェルメイドコメディーでとっても面白かったです。
    ラストはどうなるのかとハラハラしましたが、上手くまとまっていて良かったです!役者さんも魅力のある方々ばかりで最後まで飽きずに楽しめました!!

  • 満足度★★★★★

    ギラギラした中に一筋の優しさ
    これが東京ヴォードヴィルショー? と思わず言ってしまうほどのハードなタッチだったが、とにかくストーリーが面白いし、何よりキャストのなりきり方が素晴らしい。
    130分の上演時間だったが、集中して観ることができ、とても楽しめた。

    ネタバレBOX

    一見すると、こんなに登場人物が次から次へと出てきて、なんとなくがちゃがゃっしてくるのだが、それが魅力的に活きてくるのだ。「がちゃがちゃ」ではなく「ギラギラ」しているのだ。

    生命力溢れるこのホテルの様子が見事に切り取られたと言っていいだろう。
    ギラギラした中で、強引にでもまとめていく演出の腕の確かさ(強引さ?)を感じた。

    登場人物は、どれも魅力的だ。
    特に、欽次を演じた、まいど豊さんの、2面性の表現は抜群で、狂犬のようなヤクザと妹思いの兄との差は素晴らしいと思った。
    東京ヴォードヴィルショーの本公演では、超個性派揃いの古参勢の中にあって、渋い役どころしか見ていなかっただけに、その姿には新鮮さを見た。

    また、ホテルのオーナー、ジャスミンを演じた高山奈央子さんの、押し出すような迫力と、韓国語を基調にしつつ、英語と、カタコトの日本語の台詞がうまく、実在感を感じた。
    さらに、韓国人の姉弟(金澤貴子さん・黒川薫さん)の2人も、ほぼ韓国語だけの台詞ながら、姉弟の感情を細やかに表現し、実際には何を言っているのかわからないが、その情感はしっかりと伝わり、ぐっときた。
    観客に言葉の内容を伝えたりせずに、その雰囲気と勢いを壊すことなく(字幕や誰かが訳したりすると勢いが削がれるのだ)、あえて韓国語だけで通した演出には拍手を送りたい。

    そして、ヒバリに心を寄せるヤクザを演じた植田裕一さんも、不器用だけど、誠実な男を演じ、印象に残った。

    本間剛さんも、「自分の持っているものは何でも大切にしないと」なんていう憎い台詞があったり、チルを演じた芹沢秀明さんも、欽次に対する友情以上の強い絆を感じさせたりと、他の役者さんたちも、誰もが、印象に深く残る、濃さが素晴らしいと思った。

    KAKUTAの持つ、人間への洞察(時には辛いほどの)、生きることの厳しさと、東京ヴォードヴィルショーが持っている、人間の弱さと強さのようなものが見事にミックスされて、素晴らしい作品になったのだろう。

    また、ルードビアーを飲んで欽次がもとに戻ったと、観客の誰もが思っていた中で、実はそれはウソだったということがわかるラストも粋だと思った。

    「性分」というキーワードが出てきたが、欽次のヤクザなところは、ある意味優しさと不器用さであった。
    一緒に住んでいたときに妹には優しくできなかったのは、それの現れであったのだろう。

    その優しさを知っているからこそ、古い知り合いであるチルは、仕事の前に妹の死を伝えるのだ。欽次が想いを残さずに、暗殺に向かうことができるように。
    それがチルの友人としての優しさだったのかもしれない。

    また、弟のために働きに出るヒバリと、どんな仕事だかわからないのだが、不安を抱え、それを健気に表に出そうとしなかった弟、そして姉弟が互いを思いやる姿には涙を禁じ得なかった。

    ラストで、欽次は、妹がこの世にいないということを知り、自分が守るべき者は、自分を慕う子分たちということと割り切り、彼らのために、もとの自分を演じて死地に向かうという姿、つまり、それがその場所にいる全員への「優しさ」であったというところが、まさに任侠の世界だったと思う。
    欽次は、自らの運命に従うのではなく、自から選択したということなのだ。

    東京ヴォードヴィルショー(京極圭プロデュース)+KAKUTAは、とても面白かった。是非またこの組み合わせを見たいと思った。


    そう言えば、ルードビアーって飲んだことないなぁ。
  • 満足度★★★★

    纏うものを外す手練
    物語の仕組みがしなやかで巧み。

    淀みのない時間の解け方と
    凛と豊かな物語の質感にもっていかれ
    がっつりと見入ってしまいました

    ネタバレBOX

    冒頭の短いシーンの蓄積でぐいっとひっぱられ
    そのまま、物語の醸す雰囲気に閉じ込められる。

    そこから観る側に
    やくざのリーダーの記憶が消えた姿と
    挿入される夢の女性のイメージの重複が
    次々に重ねられて
    観る側があっという間に前のめりになっていきます。

    やくざの世界の緊張感や
    拘束された男たち・・・。

    物語の本筋をしっかりと保ちながらの
    凄味を失ったリーダーと
    嵐による待機で解けていく時間が
    とてもしたたか。
    日本からやってきた愛人や
    女衒たちが連れてきた女性やその家族などが
    単に物語を膨らませるだけではなく、
    彼らがやくざとして纏う
    気概をもしなやかに外して見せるのです。

    その解けた感じが
    やくざたち自身ににとどまらず
    周りのキャラクターたちの姿を
    照らし出していく。

    記憶を失ったリーダーを呼び水にするように
    個々の人間臭さが浮かびあがってくる。
    よしんば拘束されている二人の男であっても、
    消されるはずのふたりがすごすモラトリアムの時間が
    次第にその場の雰囲気に馴染んで、
    彼らからも、個性が滲みだして場の色に変わっていくのです。

    作り手が仕組んだ
    エアポケットのような時間に入り込み、
    その時間の質感に照らし出された
    ウイットとペーソスの隠し味を持った秀逸な役者たちの人物描写に
    取り込まれてしまう。
    それが、単にコアをさらけ出すのではなく
    彼らが纏うものを、したたかに観る側に切り出していく・・・。
    作り手の作劇の手腕に瞠目するばかり。

    冒頭、ルートビアーを口に含んで
    記憶が飛ぶシーンの説得力が
    終盤記憶の戻るシーンで再びやってきます。

    やくざたちもそれぞれに
    一旦緩めていた気概を再び纏う。
    大胆に挿入されたリーダーと妹の時間が
    したたかに生きて物語の全容を見せる。
    伏線が鮮やかに回収されているので
    その姿は凛として、べたな言い方をすればカッコ良い。
    中盤に醸し出された空気とのコントラストに
    キャラクターたちが纏うものが
    鮮やかに浮かび上がる。

    さらには
    捉えられた男たちの結末も
    しっかりと抜けきってくれて
    舞台の余韻を切らない・・・。

    決してテンションや形だけで押すような舞台ではないにも関わらず
    こういう作品は観ていて痺れます。

    初日ということで
    数か所、ふっと空気が留まる部分はあったものの、
    それが感じられるほどに充足された
    舞台上の密度にがっつりとやられて。
    いろんな色に満たされた時間に
    浸りきることができました。

    終わってみれば、
    観る者を放さない豊かさを持った
    極上のエンタティメントでありました。

    ☆☆☆★★★◎◎△▼
  • 満足度★★★★

    王道
    涙あり笑いあり、そしてバイオレンスもエロもありと王道的な作品でした。物語自体はオチが読めるありがちな感じでしたが、立体的なセットを活かして小さなエピソードを次々に見せたり、現実ではないシーンを違和感なく挿入したりと桑原さん得意の演出手法が冴えていました。

    絶対的な悪役が存在しない健康的な雰囲気が心地良く、殊更に盛り上げ過ぎない終わり方も良かったです。
    それぞれの役に見せ場があり、演技も十分に楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    やはり凄い!
    流石に桑原裕子(KAKUTA)さんの作・演出は凄いと実感した。脚本は分かり易くベタだが、その中に観客を引き込む力がある。またヤクザな世界なので独特なバイオレンスさと激動があった為に、眠くなるような時間は一切なくのめり込んだ。俳優たちの技も圧巻だった。

  • 満足度★★★

    面白かった!
    脚本良かったです♪
    私的には、奈良崎さんのキャラが好きでした♪

  • 満足度★★★

    も少し縮めても良かったかな
    前説も、日本語・英語・韓国語で流れてきてムード出していました。
    怖いヤクザな話なのに、なぜか楽しくコメディになっており。
    結構笑えましたが。
    結局は、ヤハリと思えるラストになってしまったのが哀しく思えたかな。

    ネタバレBOX

    出演女優さんが、ゴージャスな雰囲気良く出ていました。
    売られる女の子の純朴さとかも。

    タイトルのビール飲料にての記憶喪失と、元に戻る事は納得できたが。
    脱出時にビール飲ませようとするのなら、周囲の人間が来ませんよー、
    暫くはー。みたいな伏線欲しかったです。

    クローゼットの中のサラリーマンやら妹さん、アッコさん等の、
    突然の登場などは、驚かされました。

    時間軸が、割とストーリー優先で。
    あれっと思えるタイミング等があり、いまひとつな違和感があった。

    記憶として登場する、キンちゃんの妹さんは。
    なかなか唐突ながらも自然で納得の出来るシーンでした。

    役者さん達も楽しく動いていたので、
    後はメリハリと、さりげない人物紹介!
    (モーテルの女主人という設定が伝わり難い方いましたので)
    各部屋等への移動時間を考えた登場・退場タイミングがとれていれば、
    完璧でしたね!

    ちなみにチルチルさんカッコ良かったです
  • 満足度★★★★★

    大事なもの
    やっぱり桑原裕子(KAKUTA)の本がいい。そして今回の全てのキャストの演技がいい。どれもこれもいい。要するに観客を飽きさせない展開も絶妙だった。高山奈央子の巨乳があまりにもエロ!笑


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ロサンゼルスのコリアンモーテルでは暴力団の皆の衆が寝泊りしている。目的は松島を殺すためだ。しかし暴力団のアタマ・二堂欽次は妹の冬子が死んだことを聞かされショックでふらふらと道路に飛び出して事故に遭ってしまう。その車を運転していた戸川はコリアンモーテルに連れてこられ、同じくライターの尾灯は暴力団のこれまでを知りすぎたという理由で痛い目に遭い監禁されることになる。

    しかし、欽次は「Root Beer」を飲んで突如として記憶喪失になり、人が変わったように良い人になってしまう。飲む前のヤクザの親分と飲んだ後の良い人のギャップがあまりにも絶妙でむしろ楽しかった。

    一方でコリアンモーテルで起きる人身売買や、それに関わる輩、暴力団の悪、売春、恋愛を題材に時にはコミカルに時にはシリアスに描写していく。そうして一方では欽次が夢見る冬子との時間軸のずれも交差させながら、本当の欽次の心理をもえぐるように過去の冬子の言葉「意地張ってたら、いつか本当になくしちゃうから。大事なもの・・。」を思い出す。大事なもの。これがこの芝居のテーマとも言えそうだ。

    欽次の記憶は記憶喪失になった今が本当の自分なのだと連呼する。

    こうして、欽次は戸川と尾灯と共に現況から逃げて冬子が居ると思い込んでいる過去の記憶と共に冬子の元に行こうと提案するも、旅立ちに乾杯!と尾灯に進められた「Root Beer」を飲んで、元の凶悪な欽次に戻ってしまうのだった。

    記憶を取り戻した欽次はファミリーを連れて松島をヤルために命を張って出陣してしまう。そして「もし自分の記憶が戻って戸川と尾灯との約束を忘れてしまっていたら、これを尾灯に渡してくれ。」とチルに頼んであった書類によって尾灯と戸川の命は助かりこのモーテルから脱出出来た。という筋だった。

    舞台セットといい、本といい、キャストといい、全く欠点はなく素晴らしい舞台だった。キャラクターの立ち上がりもこの本にぴったりで役者らの秀逸な演技力に惜しみない拍手を送りたい。いつまでも・・。


  • 満足度★★★★★

    すごい!
    あの泥くさい感じ最高でした!最後のシーンは本当に鳥肌立ちまくりでやばかったです。泣きました。とにかくめちゃくちゃ面白かったです!観れてよかった!劇場出た後何かニヤニヤが止まりませんでした笑

  • 満足度★★★★★

    絶賛
    素晴らしい出来でした。
    KAKUTA作品の再々演になるのでしょうか?
    ストーリー、演出は文句なしの内容ながら、東京ヴォードヴィルショーの役者さんの演技力もさすがでした。
    大満足の内容で、公演中にもう一度足を運ぶぞと決心しました。

  • 満足度★★★★

    まるであて書き
    かなり面白い!
    期待を裏切らない出来だった。
    やっぱり桑原裕子さんの脚本が好きだ~!!
    女は強く美しく、男はバカで可愛いかった。
    何度目かの再演らしいが、あて書きのようにキャストがピッタリと嵌っていた。
    終演後ちょっと恥ずかしいくらい泣いてしまったのは秘密

    ネタバレBOX

    開場して中に入ったら、既に舞台上のベッドにまいどさんが!?
    開演までの30分、結構キツイだろうな~(笑)
    韓国語の台詞が結構多くて、
    意味がハッキリとわかれば良いのにな~、と思った。
  • 満足度★★★★★

    ルートビア味!
    強烈なカラーの中に、輝く透明感が感じた、大人の作品でした。コメディーなんだけど、ちょっと切なかったり、心暖かったりと、とても、楽しめました。全役者さん、魅力的でした。

    ネタバレBOX

    二堂欽冶(まいど 豊)が、目が覚めると、ひどい二日酔いで、どこにいるのかも、わからず、どう見てもヤクザに、囲まれていて、なんだかヤバイ感じ・・・周りの話から、察すると、自分はヤクザで、誰かを殺しに来たのだが、途中で車に跳ねられ、跳ねた運転手の戸川慎一(京極 圭)と、ライター尾灯辰弥(桜井 智也)を、殺すために監禁しているらしい。しかも、ここは、ロスの怪しげなコリアンホテルで、どうやら自分は、車に跳ねられた後、ルートビアを飲んで、一部、記憶喪失しているらしい。どうすれば、良いのかわからない欽冶だが、記憶喪失だからこそ、殺そうとしていた戸川、尾灯と友情的なのが、芽生えたりして、3人で逃げようと模索する。この三者三様が、面白い。

    その間、欽冶の舎弟の恋人御園琶子(奈良崎 まどか)が、追いかけてきて一騒動。欽冶の友人であり、国際人材派遣?の沫 富吉(本間 剛)の連れと、欽冶の手下のヤクザが恋したり、又、ホテルのオーナー、ジャスミン(高山奈央子)も、花を添える。欽次が、ロスに来た理由も、新たに、出てきたりと、盛り沢山。とにかく、強烈な面々なのだが、全役者さんが、魅力的で、輝いてます。特に、チル(芹沢 秀明)と、沫富吉(本間 剛)が、個性的なんだけど、自然で、好きです。

    ルートビア、飲んだこと無いけど、どんな味なのか、飲んでみたくなりました。そして、次回作とKAKUTAさんの舞台も、みたいと思いました。




  • 満足度★★★★★

    すばらしい!
    いい俳優さんばかりで、さらに物語も面白かったです。KAKUTAも拝見したくなりました。

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