さっき、その席で誰かが 公演情報 さっき、その席で誰かが」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    気が遠くなるほど、久しぶりの観劇。
    芝居は三部構成、休憩無しの80分。
    で、それぞれの登場人物のみなさんはぁ~(以下、ネタバレbox)

    ネタバレBOX

    【第一話】
    (アルミかスチール製の)長椅子1脚と…夫の葬儀を終えたばかりの妻。葬儀の手伝いに来た、夫の有能な部下である女性。

    【第二話】
    田舎のバス停にある椅子(を模した、折り畳み椅子)3脚と…その椅子に腰を下ろしてバスを待つ女性二人。後からバス停に辿り着いた女性編集者。

    【第三話】
    路上に置かれた背もたれ椅子1脚と…その椅子に座り続ける、同棲相手に逃げられた男性。通りすがりのサラリーマン。同棲相手だった妹の到着が遅いのを案じて、探しに来た姉。近所に住む女性(設定:翌日が資格試験の本番)。

    どのお話でも、小道具であるはずの椅子が、無言の狂言回し(ストーリーの進行に終始に関わっている役柄)演じておられました。

    観客席から間近な舞台。ですから、特に(登場人物全員が若い女性、という設定の)第二話なんぞは、職場のOLたちの言い争いを目の前で見ている、って感覚なんです。ひゃー、ビックラこいたぁ(笑)
    この手のお芝居独特のセリフ回し、所作(しょさ)に、目と耳と、そして頭がつられてフル回転…終わった際は少々ヘバリ気味でした。ですが、それは心地よい疲れだったかもしれません。
  • 満足度★★★★

    よくできた短編
    3本ともしっかりしたストーリーでした。せっかくだから3本のストーリーがそれぞれどこかでつながっているとおもしろかったのではないかと思いました。

  • 満足度★★★

    納得
    初めて観たけど、期待の85%の出来だったかな、と。

    1本めは、引っ張りすぎというか間が長すぎて、同じ内容を繰り返すだけの会話そのものが観ていて(聞いていて)わずらわしく思えた(空調が効いていないため暑苦しかったのも影響しているかも-笑)。

    2本めは、なかなか素晴らしい内容だった。
    3本めは、普通、かな。

  • 満足度★★★

    好きな短編
    3本共良かったかと。登場人物が2人、3人、4人ですが私にはもう1人居るように感じる。特に第2話。

    ネタバレBOX

    「横顔」 感情が爆発する事も無く、淡々と進む会話劇。未必の故意とされる薬のビン。そのビンがはたしてそうなのか?あえてはっきりさせていないし、藤木の表情を観ても・・・・。横顔を見れば答えがあるのかも。「空をじっと見ていると、水の底を覗き込んでいるようで空に向かって飛び込みたくなる」と言うセリフが印象に残る。自殺かも?                            
    「長い夜」 咄嗟についた嘘から始まる話。追い払うだけにしては凄いけど、女にはずっと男の姿が見え続けるのかも。                       
    「カーテン」 18人目の通り掛かった男の呟きから始まる話。2本観ているので少し先読みしてしまう。妹がどうなってしまったのか?それでもラスト「あなたがやったんですか?あなたが、あんなことを?」あえてはっきりさせていないけど部屋の中はどうなっているんだろう?答えは観た人それぞれかも。
  • 満足度★★


    つまんなかった。

    ネタバレBOX

    血糖値をさげる薬は瓶で処方されんのか?
  • 満足度★★★★

    三種類の椅子
    話の内容に合った椅子が用意されていました。

    思わぬ展開に気持ちよく楽しめましたが…、劇場は空調が入って無く、とにかく暑く、早く外に出たかったです!

    ネタバレBOX

    第一話、妻からは飽きられ、愛人からは優柔不断で愛想つかされってところでしょうか。腹の探りあいで真実が見えてきて面白かったのですが、最後の薬は別に見せなくても良いのではとも思いました。

    妻の喪服の着こなしについて…、そういう設定かもしれませんが、胸元がだらしなく開いていて、えりをもう少しきちっと閉じた方が良いのでは。

    第二話、追っ払ったからといって解決するものでもないと思いますが、手の込んだやり口に感心しました。

    第三話、彼女も椅子と同じように行き場所がなくて困っている的な台詞に、私もうまい事言うねぇと思ったら、舞台でもうまい事言うねぇ。
  • 満足度★★★

    短編3本。
    必ず何かどんでん返し的なものが用意されてるんだろうなぁと、オチを想像するのが楽しいです。
    作風を知っていると安心して観劇できます。

    ネタバレBOX

    やっぱり全作品ともストレートで素直な感情表現ですね。
    怖かったら怖い表情、面白かったら面白い表情をする。
    怖いけどそれを隠す演技や、面白いけど素知らぬふりをする芝居など、二面性のあるところも見てみたいと毎回思うのです。
    でもこれがノーチラスの作風かなぁ。

    前回の本公演と違って展開も台詞のスピードもゆったりした印象。
    スピーディーな方が好みかな。

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