海のわだつみ、星影の詩 公演情報 海のわだつみ、星影の詩」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    序盤の展開が勿体ない
    日常に悩みを抱える4人がネット上で知り合い、ネットで小説を共同で書いていく。
    そのネットで書く小説の世界場面と、リアル世界の場面との分かれており、そのチェンジはなかなかよかったと思います。
    また、中盤からラスト、そしてラストの展開はよかったし、面白かったです。
    ただ、序盤のネット小説の世界感を観客に訴えかけられてなかったかな。
    (特に、ある門をくぐる場面なんで、台詞と演技で表してはいたが、目の前で転がってただけにしか見えなかったし)

    ネタバレBOX

    役者陣では特に、響子役を演じた徳山公美さんがよかったかな。ネット小説中の役と現実世界の役のギャップを見事に演じきってたと思いますね。
    砂月万衣さんも、女性役以外にあんな役で出てくるとは。オープニングで見た時、目の錯覚かと思った(笑)
  • 満足度

    テーマは良いと思うけど‥
    肝心の舞台の内容が‥(特に小説の世界のシーン)。演技や演出にメリハリがなく非常に散漫な印象を受けた。舞台美術や衣装、照明なんかもこだわりが感じられないし、シーンの変わり目も演技や照明にメリハリがないから見栄えが良くない。

    ネタバレBOX

    料金も安く抑えられているし、きっと予算の問題もあるんだとは思うけど、そこは役者の演技力と演出の力でカバーしていかないと‥。作品を通して何か一つ、作り手の強いこだわりは必要だと思う。
  • 満足度★★★★★

    ネットとリアル
    ファンタジー冒険物語が始まった割には、主人公4人も衣装もステージセットもどうもさえない。学芸会に毛が生えたようなものを見せられても...と最初の5分は思っちゃいましたが、あやまります。ごめんなさい。リア充でない4人が現実から逃避して共同で書いてる携帯小説と実際の生活が2重に語られる作品だとわかった途端に、俄然面白くなり、ステージにどんどん吸い込まれました。ユングの元型論を応用し、さまざまなシンボルがからみあう心理劇と言ってもいいでしょう(←私の勝手な解釈です)。

    日曜日は全身緑色の服で来た人には割引ありって言ってたので、行く予定の人はそういう服装で行きましょう。

    ネタバレBOX

    謎の女アリスの正体が本人にお茶をにごされてしまった形で終わりましたが、実は誰かのオカンとか...?????

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