今度は一転、
恋愛もの!!!
本来はSF的な世界観を元にした、
ある種無機質な、部屋をでていく、でていって! という会話が、
恋人たちの互いへの捨てがたい思いとして伝わってくるとは…。
率直に言って良さが分からなかったなあ・・・
他の方の感想はおおむね好評みたいだけど、個人的には「?」っていう作品でした。自分自身のツボからは思いっきり外れていたみたい。
何人いる !?
萩尾望都の『11人いる!』はずいぶんとむかしに読んでいますが、東京デスロックのオリジナルは未見です。本公演も残念ながら当日1回のみの観劇です。
開場がどうしたことか20分程遅れ、保冷材を渡され入口にて飴屋さんに出迎えられての入場。
ストーリー、というか着想が秀逸ですが、あくまでシリアスで押し切りながら、笑いと恐怖にとらわれること必至な展開は飴屋ワールド炸裂!といったところでしょうか。終演後、自分に置き換えて想像するおたのしみ付きの60分。
しかし、飴屋さんの活動から当分目を離すことができません。
ひとひらの孤独への収束を感じた
ソワレを拝見しました。
冒頭からの美しいシーンに導かれて、
会話から溢れだす違和感も、
視点が頻繁に移り変わることへの戸惑いも、
いつしか
ひとひらの孤独に収束されていくよう。
不思議な感覚に浸されました
満足度★★★★
やっぱりいい。
けど、なんか思ったよりフツー。12バージョンあればオーソドックスな日もあるってことなのかしら。一幅の絵のような視覚的な美しさと、一匙のホラーテイストを感じました。
満足度★★★★
初日観劇
物語以上の興奮を与えてくれる脚本に対して、非常に誠実で丁寧、それでいて刺激的な演出だったように思います。
一人の人間が抱える不安と孤独に押しつぶされ、終演後しばらくぼーっとしてしまいました。
12バージョンあるとのことですが、その日その日で戯曲をどう解釈するのか、どのような付加価値を足すのかは気になりますし、それを許容できる懐の深い戯曲であると感じました。