一九一一年 公演情報 一九一一年」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    圧倒された。大逆事件については全然しらなかったけど役者さんの演技に見ごたえがあり終始圧倒された。2時間以上あったのでちょっと長かったけどでも良かった。セットも素敵でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    すばらしかったです。まなざしが印象的でした。

  • 映像鑑賞

    満足度★★★★★

    昨秋配信限定の『無畏』から『帰還不能点』そして今作とコロナ以降の劇チョコは全て配信で鑑賞・・と書いた所で「待てよ..」と手帳を見たら、「帰還・・」は劇場で観ていた。
    思うに記憶の中の「帰還」の風景が定点観測的で平板なのでそう勘違いしたらしい。芸劇の後部座席だった。不思議に「無畏」と「一九・・」の方は残像が濃いが、考えてみれば自分はやはり映像の世代で、俯瞰と抜きを組み合わせた「映像言語」の雄弁さが「生」より勝ってしまうのは自然なのである。ただし、「生」を見るレベルにまで集中力を高め、入り込むまでが映像鑑賞の場合ハードルである。今回の『一九一一年』も一度観た時は殆どの時間意識が飛んでおり、脳が覚醒した状態で集中できたのが配信期限間際の事だった。

    余談はさておき・・日本近現代史の中心部に踏み込む硬質な歴史劇が三本続き、前の二作とも懐を掴まれる内容であったが、本作も見事な出来だった。歴史事実のスピンオフでなく事実の本質を抉り出す入射角に感服する。
    本作の焦点は、明治末期「近代国家」を目指した日本司法の罪刑法定主義、法治国家の理念を大きく踏み越える「大逆罪」の立件・訴訟が為された事に対する、法律家の受け止めである。
    法の正義の遂行を自任する法律家(本作では若い判事・田原)にとって、大逆事件は法が大きく捻じ曲げられた出来事であった。
    「目的」のためには手段を選ばず。原則を違えてでも目的を遂行する。「原則」という所がミソである。戦前、旧憲法下では国家は何でもやれたわけではなく(法の構造の不備は戦後指摘された通りだが)、原則とすべき事は存在した。立憲制による文明立国を目指す大義あってこそ、それへの貢献とその結果としての立身出世は栄誉であり、競争を勝ち抜いた勝者である事の意味は個人でなく社会に還元されるものだ、というサイクルが成立していた(戦後においても暫くは)。
    物語は田原判事を26名の被告の紅一点、菅野須賀子と対峙させる。一個の「自由」な人格と遭遇するのである。「他に現実を乗り越える術のない者らがたまさか見た夢物語」だ、と田原は彼らの社会主義、無政府主義の本質を看破して言う。1911年1月18日、24名に死刑が宣告され、「思想撲滅」の特命を帯びた「難しい裁判」を成功裏に終えた美酒を要人らがかわす中、田原は上のように言い、全員の「特赦」を求める。
    謀議を為した4名(他の22名は検察のでっち上げによる冤罪)を含めて、彼らは「夢を見たに過ぎない」とその人間性を愛おしむ田原の眼差しは、当時そのような判事が存在したかどうかはともかく、共感を誘う。
    物語は「当然のことを当然のこととして」描いた、かのように見えるが、はたと立ち止まれば、原則を違えることを国に許している己らが浮かび上がる。誤りを正させるべき責任を、多くの民が放棄しているのがこの国の現実だ。

    ネタバレBOX

    配信について言えば、我が家のPCディスプレイはやや大きめで鑑賞には耐えるが、日常空間での鑑賞の困難は「入り込む」必要がある事。「さあ観るぞ」と腹を決めて2時間、PCの前に座る。だが雑念が過ぎりそうになるとストップし、次の機会に回すなんて事も多々ある。こと劇チョコの芝居はぼんやり見ていても入って来ない。一度流して観たが7割がた意識が飛んでいた。「んんごめん。今は入れん。」と止め、何度かトライし、結局は休日遅い寝起きで意識の覚醒した時間に観ると、台詞の音が脳に鮮やかに意味変換され、ようやく「劇場で観るように」観ることができた。配信最終日、間に合った。
    ・・白状すれば配信映像を値段の高低に関わらず結構見損ねている。一度は観ようとするのだが「入り込む」までのハードル、コンディションを選んでいると日が経ってしまう、など。あと音量を調整しないと台詞を聞き逃すのでそっちの作業も集中していなければやれない。小さな音でも聞こえる音量にしていると、SEやMが入って爆音になったりする。
  • 映像鑑賞

    満足度★★★★★

    紅一点で登場する菅野寿賀子(号は幽月)がカッコいい。
    自由とは、と問われて英語では「リバティ」と彼女は答えて説明する。

    リバティって、「自由」はフリーダムじゃないの!そこでググってみた私は衝撃を受ける。
    Freedom→最初からあるもの。何の制約もない状態。
    liberty→自分で掴み取るもの。不自由な状態から抜け出して得た「自由」

    彼女は、自由とは「自分の顔を持ち、自分の名前を持ち、自分の頭で考え、自分の口で語る」ことだという。

    昂然と頭をあげ、周囲で脅したり賺したりする検察官、恋人の変節や同志たちの不公正な逮捕やらに動じることなく、自分の信じたことだけを申し立てていく。

    忖度と保身で右往左往する官の側の男たちの中で、その彼女の姿勢が静かに輝いて見える。

    出世がエサの命令を実行するか(平沼騏一郎)、どうせ誰かがやる仕事としてさっさと片づけるか(武富 済・小原 直)、命じられた以上従わなければ馘首になると恐れて実行するか(潮 恒太郎)、それぞれ忖度の相手は違っても、こうして不当な判決がでっち上げられていった。
    権力側(横田国臣・鶴 丈一郎・末弘厳石)は、イザという時にトカゲの尻尾切りで現場の人間に責任取らせるように周到に準備までしている。

    それなりに地位も権力もある男たちが寄ってたかって無実の人間を絞首刑にしてしまう。このような明治時代の国家権力は終戦で消滅したのだろうか。

    まるで喉に詰まっていたものをぬるりと飲み込むような感じを観ている側の私は味わった。
    ・・・どこかで聞いたことのある、お馴染みの報道やニュース。

    それを一方的に責めることは私にはできない。私の中にも忖度や不正に目をつぶろうとする芽が・・確かにあるからだ。

    生きるということは、何かに絡めとられることだと、気づく。

    幽月さん、戦後生まれの私でさえ、まだ自分の頭で考え、自分の言葉を持つことは難しい。
    忖度する自分を跳ね返す力はどこにあるのだろうか。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2021/07/13 (火)

    初演も観劇しているのだけど、これはこれ!!って言う感じで凄みを感じました。自分が歳をとったからか、それとも役者が…。まぁ両方なんだろうけど。とにかく迫真の!という言葉が似合う。今の時代も感じ、だから日本は…な。観ること出来て良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    大逆事件というと、幸徳秋水が思い浮かぶが、本作では管野すが子にしぼり、良心的予審判事との対立を軸に、この歴史的フレームアップの実像を描いていく。複雑であろう史実を2時間15分のドラマに落とし込む古川健の脚本はさすが。机と椅子を積み上げた壁を前後させるだけで、場面転換を行う日澤雄介の演出も冴えていた。勉強になった。

    良心的検事(西尾友樹)のせりふ「民衆の上に権力が暴力装置となって立ち上がったとき、いかなる事が起きるか知らなかった」で、逆に考えさせられた。12人を処刑した大逆事件は権力悪としてはまだ小さい。戦争こそ巨悪だと。それはこの芝居の後半でも示唆される。
    また、「かれらを殺したのは権力ではない。名前のある人間です」というセリフも考えさせられた。
    自由とは「自分の顔を持ち、名前を持ち、他人に依存せず、自分の足でたち、自分の頭で考え、自分の口で話すこと」と管野すが子はいう。聞きながら、自由と言われる現代でも、そんな人は少ない。私も含めて、権威に頼って思考停止したほうが(あるいは周囲にああwせたほうが)楽だから。

    管野すが子が16歳で継母の手引で知らない男に犯されたとき、絶望から救ったのは新聞の人生相談の堺利彦の言葉だったそうだ「足を踏まれたようなものです、わすれなさい」(だったと思う)。それがきっかけで、堺利彦が唱えた社会主義に惹かれたというのは、意外なつながりで面白かった。この言葉は全然社会主義らしくもないし、関係もないのに、この言葉で救われて社会主義に惹かれたとは。ただ、一緒に見た女性は「女ならまだしも、男がそんな事を言うとは。堺利彦を見損なった」と怒っていた。
    管野スガ子役の堀奈津美、私は初めて見たと思うが、はまり役で素晴らしかった。彼女が検事をからかうところ何箇所かで、この重厚な舞台では貴重な笑いも起きていた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2021/07/15 (木) 19:00

    140分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    大逆事件からはすでの百年以上たっている。日本が近代国家としてようやく成立したばかりのころに起きた事件が、今なお、観客の心をうつのは事件がこの国の構造に深く根付いているからだ。その構造の上部構造にも下部構造にも触れた優れた社会劇である。
    この国土に生きる観客は、現代の愚昧な政府の権力志向とちっとも変っていないなぁ、という悲しい詠嘆を超えて、心を打たれ、考えさせられる。
    二十世紀初頭の社会主義思想の平民への衝撃は、近代国家ではそれぞれに受け止められていて、アメリカでは「赤狩り」が、ヨーロッパでは「ロシア革命」がしばしば芝居の素材になる。日本でも戦後大逆事件が解禁になってからは、いくつもの作品があるが、今回の作品はそれらとかなり趣を異にしている。世俗的な事件の経緯に沿ってはいるが、近代国家で生きるという事を、集団を率いる権力と、個人の生きる自由の対立に絞っている。そこがいい。
    舞台は、東京地裁の予審判事、田原(西尾友樹)と潮(佐藤弘幸)が大逆事件を裁く大審院の予審判事として呼び出されるところから始まる。山縣有朋(谷仲恵輔)によって仕組まれ検察によって実行された政府転覆の事件への嫌疑で当時生まれたばかりの平民社関連の人びとがとらえられ、当時の法律でもせいぜい数年の禁固刑が最高の被疑者たちが死刑台に送られる。爆裂弾とか判決後の天皇による恩赦とか、劇場性もしっかり組み込まれたこの専制国家確立のためのドラマの一翼を担ぐことになる。ドラマは国民平等の近代法と、専制国家の政治の論理のはざまで、職として判事の務めを果たそうとする予審判事に対し、被告として唯一登場する菅野須賀子(堀奈津美)は毅然として人間の生きる自由を主張する。
    2時間20分余り、休憩なしの舞台の前半は、国家が仕組んだ国家権力のドラマに巻き込まれていく平民の予審判事の苦悩が描かれ、後半は人間は自由に生きるという原点から全くブレない菅野須賀子との取り調べになる。これらの事件の素材や対立軸は現代の観客にも通じるようによく吟味されていて、全く飽きない(よくある時代物のように、メロドラマに媚びていない、ここもいい)。
    ことに、菅野須賀子を演じる堀奈津美が自分の信念を鼻っ柱の強さで表現していて、今までに見たさまざまの菅野須賀子のなかでは異色の面白い出来であった。
    今年のチョコレートケーキはコロナ禍でも大活躍で、今年の春の「帰還不能点」に続く日本の権力構造についての優れた舞台であった。権力をその中から見るというのは新しい視点で、そこに新しい日本観もあって、大いに評価できるが、観客としては、かつて「80’エレジー」のような、市民のなかに巣くっている権力ドラマもぜひ見てみたいと思う。
    このコロナ禍でも、特に動員したとは見えない老若さまざまに入り乱れた観客でトラムは9分の入り。これからもっと混んでくるかもしれないが、芝居を見たという充足感のある舞台である。


  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2021/07/13 (火) 19:00

    大逆事件を題材にした、真摯で迫力ある群像劇。いいものを見せてもらった。
     10年前に上演されたものの再演だそうだが、初演は観てない。大逆事件が検察・判事たちによって、いかにしてでっち上げられたかを扱う作品で、実在の人物がいっぱい出て来るが、物語はフィクションという、いつもの同劇団の作り方が冴える。トラムという舞台の広さと高さを活かした美術が見事だし、言うまでもなく、同劇団に慣れた役者陣の熱演で、なんとも言えない「気持ち悪さ」(誉めています)に溢れた舞台だった。管野須賀子を演じた堀奈津美は5年ぶりの舞台だそうだが、紅一点ということもあって抜群の存在感だった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ネタバレ

    ネタバレBOX

    劇団チョコレートケーキの『一九一一年』を観劇。

    1911年の大逆罪を問う内容だ。
    近代国家へ突き進む日本。それに不自由さを感じる無政府主義者(幸徳秋水、菅野須賀子)らが真の自由を求めて、明治天皇(睦仁)の暗殺計画に進んで行くが呆気なく頓挫する。
    関係者は逮捕となり、大逆事件として裁判が始まる。
    若き判事(田原)が審理を担当するが、結果ありきに意を唱えるが屈してしまう。
    弁護士(平出)の助言もあり、自分の立ち位置で何か出来る事がないかと試みようとするが、大きな壁に何も太刀打ち出来ないまま、裁判は終了するのである…。

    事実の一部のみを借りてフィクションに作り変えていき、現代社会に重ね合わせる巧さこの劇団の特徴だ。明治時代の出来事とはいえ、まるで我々がその場に生きている錯覚する感じられる。
    今作は若者が厚い壁に屈せず立ち向かう様を描きつつも、反逆者が求めた『自由とは?』『思想とは?』の本質を問うているのが見所である。
    判事(田原)と無政府主義者(菅野須賀子)との審理中での会話には誰もが考えさせられる。
    前作の『帰還不能点』に比べるとやや硬い出来にはなっているが、見応えは保証する。

    大逆罪…1882年から1947年まで存在していた罪。刑法73条。
    この法律の特異な点は、犯罪を企んだ時点で罪とされる点。刑罰は必ず死刑である点。そして通常の地裁→控訴院→大審院の三審制を取らず、大審院で一度だけの裁判で刑罰が確定する点である(劇団チラシより)
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    深編笠に手縄の死刑囚達が曳かれてゆく。その数、十二人。不吉で邪悪なモノクロのヴィジョン、明治末期の物語。
    舞台上には机と椅子を無作為に五段に重ねた可動式の巨大なオブジェ、奥から手前にゴロゴロと詰め寄ってくる圧迫感。象徴するのは国家か権力か、それとも自ら無自覚に支配され続けている共同幻想か。
    幸徳秋水の大逆事件は知識としてだけ知っていた。実際は国家権力がでっち上げた不満分子の粛清に他ならない。殆ど何もしていない人間達を捕えて、拷問の末全員死刑。不敬な思想への見せしめとしてだけ。

    当時、刑法73条(大逆罪)〈天皇家に危害を加える、若しくは企むこと=死刑〉と云う法律があった。
    狙われたのは幸徳秋水、権力者のスキャンダルをすっぱ抜く恐れ知らずのジャーナリストで、田中正造の直訴状の原文まで書いていた。
    主人公は西尾友樹氏演ずる予審判事。明治天皇暗殺計画の首謀者として逮捕された管野須賀子(堀奈津美さん)と対峙する。管野須賀子は幸徳秋水の内縁の妻であった。体裁だけ先進国を真似た疑似司法国家の傀儡として、主人公のアイデンティティーはズタズタになる。予め全員死刑の決まった、仕組まれた法廷で主人公に果たして何が出来るのであろうか?
    そしてあれから110年、あの日管野須賀子の思い描いた日本になっているのだろうか?

    ネタバレBOX

    中盤、単調な展開に「今回はイマイチだな」と思っていたが、終盤怒涛の名シーンが待っている。
    死刑判決後、いよいよ登場した幸徳秋水(深編笠で顔は見えない)の雄叫び。呼応した無実の死刑囚達の無政府主義宣言。「お前達、生きろよ!死ぬんじゃない!この国の革命を見届けろ!」
    手縄のままジャングルジムのようなオブジェによじ登り叫ぶ面々。このオブジェの意味が反転する瞬間だ。ただ抑圧する恐怖する装置が革命の狼煙を上げる象徴にもなりうる事実。

    最後の奥の手として判事全員の連名での恩赦を嘆願しようとする主人公。泣きながら土下座し、みっともなく皆にすがる。冷ややかな空気の中、今迄主人公を散々馬鹿にし、暴力で無実の容疑者を虐め抜いてきた検事(島田雅之氏)がそれに呼応して一緒に土下座、「どうか命だけは助けて上げて下さい」と。あっと驚く名シーン。そこにいる皆が狂った司法に耐え切れず否を唱える。けれども、現実は何も動かせなかった。

    結局、日本に革命なんて起きなかった。アメリカに暴力で屈服して占領されただけ。(明治維新も同様)。共産主義の末路も皆知っている。ソ連や東欧や北朝鮮や中国の結末も。幸徳秋水と管野須賀子が今生きていたら何を考えただろうか?何をしようとしただろうか?

    もう一つ付け加えるとしたら、主人公の実生活の描写。日々を生きている生活感が見えたらもっとこの空間に手触りが感じられたのでは。

この公演に関するtwitter

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  1. @Sei_Kobeee @suika1015 初めまして。先日大逆事件を扱った芝居『一九一一年』を観て管野スガに惚れ山縣有朋を憎み、つくづく「こういうのをテレビドラマでやって欲しい」と思いました。

    3年弱前

  2. 【劇団チョコレートケーキ『一九一一年』】今日はあまりに暑いのでお家の中でセリフ回し。鏡の前でやってみたら、こんな顔してるんだー、と学びに。直したい顔だらけで悲しい。また久々に、動画撮って1人セリフ回し稽古しても勉強になるなって思っ… https://t.co/oMeohIMoWo

    3年弱前

  3. 「果して友情の発露なるべきか、親兄弟の前、更に直言すれバ果して将来妻の前に於てするも恥づる所なき行為なるべきか。」(「赤城山日記」一九一一年七月二四日)

    3年弱前

  4. 遅ればせながら劇団チョコレートケーキ『一九一一年』無事に東京公演閉幕しました。ありがとうございました。 約1ヶ月の休戦期間の後、北海道に参ります。大千穐楽まで走りきれますように…! 早替えの段取りとヘアセットの仕方忘れないようにし… https://t.co/174AZKr4E8

    3年弱前

  5. 「那須兄よ、那須兄様よ、余は兄を永く愛す。されど吾人の友情は一段の推敲を要せずや。かく思ひ来たりて亦、されど那須兄の膝に倚り吻接するは永久に続く能はざるかを思ひ果敢なきの感あり。我は矛盾の人間なるかな。」(「赤城山日記」一九一一年七月二四日)

    3年弱前

  6. 【劇団チョコレートケーキ『一九一一年』配信残り26日】昨夜ようやく74日の実家生活を終え地元に帰ってきた。途中花園神社で東京公演成功のお礼&北海道公演成功の祈願をしてきました。プチ引越しばりの荷返しを終え、やっと全身脱力。もう動け… https://t.co/8sPawPdhvo

    3年弱前

  7. 7月15日マチネ シアタートラム「一九一一年」 - 香港フリーク・引退内部監査人の日々 https://t.co/ObyUNIAhfU

    3年弱前

  8. 劇チョコ「一九一一年」また奇しくも?レミゼ観たあとの脳みそだったため、これも自由と革命と生き方のお話なんだよな〜と噛み締めたのでした。全然違うけど、そう違わなかった。あと連作じゃないけど治天の君の時代も重なってきていて、ああ〜〜と思い耽ってしまったのでした。

    3年弱前

  9. 劇チョコ「一九一一年」他にもしびれるセリフがいっぱいだったなあ。権力という抽象的なものを持つのは名前のある人間一人一人。“我々”とは“我々”だという言葉の内側には何が詰まってる?

    3年弱前

  10. 出番で舞台袖に向かう度にギョッとしてしまった暗闇に立つ着物の女。 息を整えているのか壁に向かってじっとしている堀さんです。 ちなみにここで西尾くんは階段を降りていく。 当たり前ですが、毎回同じ内容なので舞台裏でも同じタイミングです… https://t.co/DtM0VqnYEU

    3年弱前

  11. 劇チョコ「一九一一年」田原と菅野のやりとりの中の『あなたにとって自由とはなんですか?』という問いかけが頭に強く響いて残る。自由を手にするという“あり得ない”夢を頼りに過酷な環境を生きのびてきて、そのたどり着く先がこんな場所とは酷すぎる、と揺れ動く田原が繊細で、無理なく共感する。

    3年弱前

  12. ふと見上げると着物姿の女が立っている。 https://t.co/iXw7UCH8Qe #一九一一年

    3年弱前

  13. @KSnakedoctor 配信見て頂いて、ありがとうございます! 引き続き「一九一一年」、よろしくお願いします🍀

    3年弱前

  14. 「果して友情の発露なるべきか、親兄弟の前、更に直言すれバ果して将来妻の前に於てするも恥づる所なき行為なるべきか。」(「赤城山日記」一九一一年七月二四日)

    3年弱前

  15. という前置きをしたうえで、劇団チョコレートケーキ「一九一一年」の北海道公演は東京公演の時よりさらにブラッシュアップさせます。と、表明しておきます。 あと、口髭の手入れは毎日しておこうと思います。そこそこ値のはるトリートメントを買… https://t.co/OSSP7JxYIk

    3年弱前

  16. 夢や理想と、野望や欲望は同じ? #一九一一年

    3年弱前

  17. 劇チョコ「一九一一年」セットが素敵。積み上がった机と椅子。まるでバリケード。高く隔て、時に迫りくる砦。照明も良かった。ああいうセットにサイドからの照明が当たるの大好き人間なんだよな。西尾さん堀さんの芯の通ったお芝居と脇の皆さんのお芝居の分厚さが物語への没入を更に深いものへとする。

    3年弱前

  18. 【劇団チョコレートケーキ『一九一一年』】今日のセリフノルマはあっちぃ13時ごろに決行。やばいです。暑い中の不織布マスク内セリフまわし。熱中症ならないように、気をつける。   #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  19. 第34回公演『一九一一年』 劇団員によるアフターアクト(登場人物にスポットをあてた一人芝居)の 舞台写真と音声を少しだけ公開っ 第34回公演『一九一一年』アフターアクトダイジェスト https://t.co/7hX6Vri9fx https://t.co/KwdN9dLym0

    3年弱前

  20. 大好き🥰ってなるには重い内容のお芝居だったのですが。劇団チョコレートケーキさん「一九一一年」。毎度のことながら劇チョコさんの作品を見て初めて当時そんな事件があったということを知る。いつも勉強になる。悲劇として上演しておらず、多角的な視点で見られるので咀嚼しがいがある。

    3年弱前

  21. 声をあげられる「自由」がある今を無駄にしない 劇チョコ「一九一一年」のスガ子のように覚悟がないと自由を叫べない時代ではない 新国立劇場「反応工程」の人のように「自由がない」なか生きているのではない「現在」、だから声を出す 子供に渡せない未来を作らない為に #いまからでも五輪中止を

    3年弱前

  22. 「森フォレ」 @世田谷パブリックシアター 三階席で濃厚な芝居を堪能。俯瞰でみてるとすうつと呑み込まれそうな渦を巻く床の舞台美術は、最近みた「ソルティーなんとかメモリー」、「母と暮せば」、「一九一一年」と同じ方のしごとだと気づく。それぞれの美術は舞台を活性化させていた。

    3年弱前

  23. 一九一一年 ⇒ https://t.co/Oru095IKFO @ameba_officialより #アメブロ

    3年弱前

  24. 「那須兄よ、那須兄様よ、余は兄を永く愛す。されど吾人の友情は一段の推敲を要せずや。かく思ひ来たりて亦、されど那須兄の膝に倚り吻接するは永久に続く能はざるかを思ひ果敢なきの感あり。我は矛盾の人間なるかな。」(「赤城山日記」一九一一年七月二四日)

    3年弱前

  25. 劇団チョコレートケーキ『一九一一年』東京公演は終了しました。ありがとうございます!しかしあと一ヵ月弱、映像配信でご覧になれます!この機会にぜひぜひお家で劇団チョコレートケーキをお楽しみください! https://t.co/OVmyWZy4Dx

    3年弱前

  26. #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ 実は浅井君のアフターアクトにも隠しキャラ的に出演させて頂きました🤣 光栄でした! ただただとても楽しかったー! この一件により浅井君、フク君、私、加藤君(声の出演)で構成される浅井組が爆… https://t.co/lPquckMZjy #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  27. すごーい。と思うにつけ、でも一九一一年はまだわかりやすくて(?)帰還不能点には苦労したなぁ、と。配信でもメモを取りそうだった←飲み屋のわーわーしたシーンだから? 我ながら謎だ。 https://t.co/YSaZ2nlTtY

    3年弱前

  28. なっちゃんありがとう❗ 役名がわかりやすい、 集合写真です。 https://t.co/ZATzuAWODI #劇団チョコレートケーキ #一九一一年

    3年弱前

  29. わかりやすい❗️ なっちゃんが作ってくれました☺︎ https://t.co/XHq0inTCnR #劇団チョコレートケーキ #一九一一年

    3年弱前

  30. 【 劇団チョコレートケーキ『一九一一年』配信残りあと27日】『誰がどの人だっけ?!』となる母のために作ってみました。なかなかわかりやすいと自負しております。(撮影時だけマスクを外しましたよー!) https://t.co/P0VkrG9uw5 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  31. 「果して友情の発露なるべきか、親兄弟の前、更に直言すれバ果して将来妻の前に於てするも恥づる所なき行為なるべきか。」(「赤城山日記」一九一一年七月二四日)

    3年弱前

  32. 子供の頃、カゴとかザルとかを被っていると「背が伸びなくなるぞ」と怒られたけど、あれは囚人みたいだからってことが起源にあったのかしら。 囚人役の編笠を被っていると落ち着く。個人的に買って家で被ってようかな。。 #一九一一年

    3年弱前

  33. ご観劇いただいた皆様、ありがとうございます! 引き続き配信はご覧いただけますので、気になっていらっしゃる方はぜひそちらもよろしくお願いいたします。 来月末の北海道公演まではしばしお休みです。 セリフ忘れな… https://t.co/widXp7gX9B #一九一一年

    3年弱前

  34. 「那須兄よ、那須兄様よ、余は兄を永く愛す。されど吾人の友情は一段の推敲を要せずや。かく思ひ来たりて亦、されど那須兄の膝に倚り吻接するは永久に続く能はざるかを思ひ果敢なきの感あり。我は矛盾の人間なるかな。」(「赤城山日記」一九一一年七月二四日)

    3年弱前

  35. 劇チョコ『一九一一年』はまだ北海道公演を控えていますが、トラムで催したアフターアクトなるひとり芝居は土に還りました。 思い出の引出に閉まうだけではやり切れない位悩んで書くイベントなので、今回も載せます。 本編の顛末を含んでいる… https://t.co/R2Fzk7KwR9

    3年弱前

  36. 7/18 劇団チョコレートケーキ【一九一一年】最近の作品より真っ直ぐなつくり。それもまたよし。大逆事件を扱う芝居が、今再演されることを考える。誰も無垢ではないのだ。この状況下無事千穐楽で、カーテンコールで皆嬉しそうだった。三者三様のアフターアクトも楽し。

    3年弱前

  37. 「一九一一年」@シアタートラム④:今回演技ではうっかりすると棒読みになりかねないのに、絶妙のバランスで人間味のある管野須賀子が紅一点の輝きを放っていた。取り調べの場面だけで二人芝居が見たくなる。

    3年弱前

  38. 「一九一一年」@シアタートラム①:システマティックに人を裁く恐ろしさとそこに疑問を持ち苦悩する判事。素直故ストレートに感情を表現する田原。彼と上司との板挟みで心を痛める潮。

    3年弱前

  39. 「一九一一年」@シアタートラム③:個人の意識でしっかり生きているかという問いかけがあるからこそ、当作品や『反応工程』など日本近代の歴史をテーマにした作品が現在演じられているに違いない。

    3年弱前

  40. 「一九一一年」@シアタートラム②:ただ事態が進行していくのを見ているしかない重苦しさの中、終盤の「万歳!」が特殊な状況であるにもかかわらずその後の展開からすれば希望に満ちたものに感じる。まさにカタルシス。『治天の君』の「万歳!」とは真逆の意味合いで響くので敢えて狙ったのかも?

    3年弱前

  41.   「無畏」お初にお目にかかった近藤さんが今回も爽やかな笑顔&キレ者で怖い人を演じてました。 そしてやっぱりいい声でした♪ #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  42. 劇団チョコレートケーキ 『一九一一年』 東京公演、無事に終演いたしました。 ご来場くださったお客様、配信でご覧頂いたお客様、ありがとうございました。 優しく、楽しく、ストイックで、 改めて、大好きな劇団です。 ありがとうござい… https://t.co/Uo7Wi88x2c

    3年弱前

  43.   恩赦を願う所、ラストの墓参りの場面で少し救いが。 ここは「帰還不能点」でも感じたけれど、やっぱり前を向きたいよね。 関係ないけど「治天の君」の明治天皇が山縣有朋で、昭和天皇が平沼騏一郎で。 うわぁ、田原さん頑張れ〜とも思いました😅 #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  44.   千秋楽+アフターアクト観劇 配信チケット購入済みだったけど我慢して良かった。 これからじっくり観ます! アフターアクトは「帰還不能点」に続き2回目。 肩の力が抜けました。3者3様ですね! #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  45.   西尾さん演じる田原が「権力」を前に自分の無力に打ちひしがれる姿に涙。 他人事ではないと思いつつも自分だったら何が出来るだろうかと問う。 菅野須賀子役の堀さんの揺るぎない強い意志がとて… https://t.co/VmLNYZhtnv #一九一一年 #劇団チョコレートケーキ

    3年弱前

  46. 「インプット期間じゃい」と息巻いて毎週お芝居観てるけど、それが直接自分の芝居力の向上に繋がるというより何が向上したかってやっぱお芝居好きだぜという気持ちだったと気付かせてくれたお芝居たち、ありがとうございますの気持ち。… https://t.co/iLpi2VSjZT

    3年弱前

  47. 110年前の風景も、このような感じだったのかな https://t.co/8y6ZkRkGtD #一九一一年

    3年弱前

  48. 考えてつらくなってホッとして。感じ取ることたくさんで充ちたりているところで、呆けてた。ヒドイ…。 正しくは #一九一一年

    3年弱前

  49. (右)10年前の初演の集合写真と (左)10年後の今回の集合写真 この二枚を比べたツイートしたくて、 10年前の写真を探してもらったんだけど、 谷仲さんに先越された。 谷仲さんてそういうと… https://t.co/sdNtPdQ6av #劇団チョコレートケーキ #一九一一年

    3年弱前

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