劇場20周年記念プレ公演
劇場20周年記念プレ公演
実演鑑賞
京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)
2021/02/06 (土) ~ 2021/02/06 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://k-pac.org/?p=10489
期間 | 2021/02/06 (土) ~ 2021/02/06 (土) |
---|---|
劇場 | 京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座 |
出演 | 観世銕之丞、野村万作、他 |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 7,000円 【発売日】2020/12/02 一階席 一般7000円 友の会6500円 二階席 一般6000円 友の会5500円 学生&ユース席(座席範囲指定あり) 2500円 ※ 座席は間隔をあけて販売予定ですが、今後の状況により変更になる可能性がございます。ご購入時にあらかじめご確認ください。(2020年10月23日現在) ※ 未就学児のご入場はご遠慮ください |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2021年2月6日(土)14:00開演 ※開場は開演の45分前 |
説明 | 「和楽」と「無上無味」-『舟渡聟』と『砧』 第十二回の【春秋座 能と狂言】は、能は『砧』、狂言は『舟渡聟』をご覧いただきます。 『舟渡聟』の舞台は琵琶湖畔の矢橋(やばせ)。聟入りのため、聟が舅の家に向かう舟中で、大髭をたくわえた酒好きの船頭に祝儀の酒を飲まれてしまいますが、その船頭はなんと矢橋の舅でした。舅は大髭を剃り、袖で顔を隠して聟と盃を交わしますが、やがて最前の船頭であることが露顕し……。「万作・狂言十八選」のうち。狂言の神髄を、「和楽(わらく)(対立ではなく許し合い)」とみる万作氏の世界。お孫さんの裕基君の聟も見ものです。 『砧』は世阿弥が「かやうの能の味はひは、末の世に知る人あるまじ」と述懐した、彼の自信作です。この「味はひ」は「無上無味(むじょうむみ = 味わいを超越した味わい)」だとも世阿弥は言っています。舞台は九州の芦屋(福岡県遠敷(おにゅう)郡芦屋町)、季節は晩秋。三年前、訴訟で上洛した夫(芦屋殿)の帰国を待つ妻がこの能の主人公です。そこに都から芦屋殿の侍女夕霧が「年の暮れには帰る」という伝言を託されて下ってきます。この能には何度も「三年」が出てきますが、それは出奔した夫から三年音信がなければ「改嫁(再婚)」できるという律令時代の『戸令(こりょう)(戸籍法)』が当時も慣習として残っていたことを背景としているようです。「改稼」は夫の心変わりを意味しており、妻はその「三年目の秋」の夫の帰国を祈るように待っていたのです。しかし、夕霧は一人で帰国、妻はせめてもの慰めにと砧を擣(う)つことになります。砧は艶出しのために衣を擣つ木製の道具です。ここが妻の複雑きわまりない心情を描いた「砧の段」です。しかし、都からの使いが、「殿はこの暮れにも帰らない」と言ってきたので(使いは実際には登場しません)、妻は絶望のあまり空しくなってしまいます。その後、帰国した芦屋殿の前に亡き妻の亡霊が現われ、夫の違約を激しく責めますが、芦屋殿の弔いと、生前に擣った砧の音に得脱の因があったとして、妻は成仏を遂げます。さて、この能のどこが「無上無味」なのか、ご覧になったみなさんは、どうお考えになるでしょうか。 (天野 文雄/舞台芸術研究センター所長) |
その他注意事項 | |
スタッフ | 企画・監修 渡邊守章(演出家) 照明デザイン 服部基 舞台監督 小坂部恵次 |
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
【春秋座―能と狂言】本日2/6公演のホール座席表をチェック 京都芸術劇場 春秋座(劇場/807人)https://t.co/L7i3UQTeUy https://t.co/7GH2nkZvzw
4年弱前
【PR】チケットぴあ 一般発売/春秋座-能と狂言 2021/2/6(土)京都芸術劇場 春秋座京都府) 販売 ~ 2021/2/3(水) 23:59 https://t.co/Gv6G0umbpA
4年弱前
第十二回の【春秋座 能と狂言】は、能は『砧』、狂言は『舟渡聟』をご覧いただきます。
『舟渡聟』の舞台は琵琶湖畔の矢橋(やばせ)。聟入りのため、聟が舅の家に向かう舟中で、大髭をたくわえた酒好きの船頭に祝儀の酒を飲まれてしまいますが、その船頭...
もっと読む