レドモン 公演情報 レドモン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★★

    劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』お勧めです。
    劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』お勧めです。

    宇宙人と地球人の共存と共生のお話でした。地球人と地球人もうまく共生できてないですね。実は家族のお話でした。泣きました。シンブルな美術の舞台なのですが、いろいろと変化していくのが、いいですね。

    脚本・演出の北川大輔さんは王子小劇場の芸術監督をされていまして、とても身近な人なんですが、改めてスゴいなあと思いました。

    明日の公演まだ席が手に入ります。演劇を初めて見る方にもお勧めです。
    4月10(日) 16:00
    http://kamuyyassen.daa.jp/next.html

  • 満足度★★★★★


    ダークホース。ベタベタすぎて泣く。

  • 満足度★★★★★

    夢を見たい
    夢を見ないとやってられないじゃないか

  • 満足度★★★★★

    やっぱりすごい
    北川さんの演出は、本当にすごいと思う。

    部屋の角を使ったような変形ステージをフル活用し、
    さまざまなシチュエーションを表現してしまうアイディアに
    感心しました。

    終演後のアフタートークでは、演出意図やレドモンについての
    話が聞けて、また面白かったです。

    板倉チヒロさんが上手すぎで、板倉さんのファンにもなってしまいました。

  • 満足度★★★★

    観た観た観た
    あーすごい。
    なんだかよくわからないけど、やはり板倉さんはいい。すごい。うらやましい。アドリブのようでアドリブでない、であろうセリフをマネしたい。相変わらずよく動くなと思いました。

  • 満足度★★★★

    日常にSFを代入。
    小気味のいいSFに出会えた。
    いかにSFにリアリティを持たせられるかは、様々手段はあると思う。
    ある種のメッセージを伝えるために、現実との親和性は必要だ。
    『レドモン』は、うまく日常を持ち込むことで、問題を処理している。

    先に挙げたような成果は、役者の力によるところも大きい。
    板倉チヒロが場を握る役であったことは、この上なく正解だろう。
    コミカルにシリアスにその場を支配し、物語を支えた。
    愛せる人物は、やはり必要であるな、と改めて実感。

    ただ、余韻なく語りきっている物語(または演技)はやりすぎではないか。
    安易なカタルシスを求めるべきではないと思う。
    エンタメだからそれでいーんだというのであれば、頷くしかないけど。

    ネタバレBOX

    宇宙人を排斥する様子は、人種問題を想起せずにいられない。
    それが内在する日本(というか世界)の姿とダブらせることは、
    作者はある程度想定しているのだろう。
    そのへんもどこかしたたかである。
  • 満足度★★★

    寓話
    現代日本に片足を置いた設定に
    純然たるファンタジーではなく
    フィクションとして観始めてしまったため
    台詞や役者の心情にある細かい嘘が
    すごく気になってしまった

    作者にとって身近な話題と空間で話を作った方が
    板倉チヒロの存在感と大きなテーマを
    もっと活用できたと思う

    うー、もったいない!

  • 満足度★★★★

    当制ついでに・・・
    観劇してきました♪
    めちゃくちゃ泣きました。
    かなり感動できると思います。

  • シンプルできゅっと締まったシーンたち
    開演前のちょっとゆるい雰囲気作りに油断をしていたら
    物語に入ってからのキレを持ったシーン達にやられました。

    シンプルなシーンの中で
    必要なことがちゃんと物語られ
    遊び心があって、
    しかもバリを残さず物語がちゃんとつみあがっていく

    あれよというまに物語に取り込まれてしまいました。

    ネタバレBOX

    板倉チヒロの力が大きかったのは紛れも無い事実
    しかし、彼が力を出し切る場を作り上げた演出にも瞠目しました。

    中高生の教室のシーンのなんてヴィヴィドなこと・・・。
    集団の処理の旨さというか、空気の作り方の巧みさに
    完全に取り込まれてしまった

    物語としてはルーズな不安の中にずっとおかれつづける
    人々の淡々とした部分、特に子供達の姿がとても印象的。

    それと、人(?)をいとおしいと思う感情の表現を本当に瑞々しく感じた。終盤なにかを超えて溢れ出す想いが舞台上にあって・・・。それはもう理屈じゃなく伝わってきて。

    板倉のアクの強い演技からは想像もできないまっすぐなものがやってくる・・・。それに対して観客に受身を取らせないようなしたたかさが、この舞台にはあるのです。

    いじめっ子との別れのシーンも凄く心に残りました。女優二人が大好演。
    野上の演じる天真爛漫さが本当に生きていて・・・。

    終幕の前のシーンからの長い暗転と最後のシーンも旨いなと思いました。

    それはもう、終演後、台本等、思わず買ってしまうほど。

    本当に観にいってよかったと思います。

  • 満足度★★★★

    玉手箱
    板倉チヒロって、あんなに演技が上手かったでしたっけ?(・・)っつーて思わず聞いてしまいたくなるような上手さ!

    いあいあ、素晴らしいでしょう、これは。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    冒頭、人形劇でもやるのか?と思った。人形劇でシモネタって、ある意味、斬新!(^0^)

    でもって、人形劇を見せてる間、実はワタクシ、観客の表情を見てた。
    そしたらさ、そしたらよ?
    観客の表情が幼児になってる!(苦笑!)無防備な笑い方をしている輩が結構いて、その中でも今にも涎を垂らしそうになってる男性が居たのには好感が持てた!(^0^)

    今回の芝居はガラレ星から地球にやってきた宇宙人レドモンが地球に住みついて、地球人との交配を続けているうちに、レドモン2世、3世と呼ばれる子供達が生まれる。やがて、彼らはDNA配列の不具合が発見され、人間の純血を守る為に、レドモン達は地球から排除されることになる。

    立川(板倉チヒロ)の妻はレドモンで、子供のテルも赤いシッポの生えたレドモンだった。レドモンであるという事実が純血種である一部の人間達によって彼らは追い詰められてゆく。その過程で、家族愛や友情、そしてそれぞれの正義が絡み合い、物語はクライマックスに突入する。

    最後まで家族を守る立川と、テルをひきとって育てる決心をする飲み屋のマスターの情景が涙をそそる。

    物語りの随所に笑いのネタが満載でありながら、コメディだけでは収まっていない。国家純血維持法なるものが続く限りそれぞれの未来が犠牲にされる。しかし、社会とはそうゆうものなのだろうとも理解する。それがこの世の真理だったりするからだ。そんな事も真剣に考えさせられ、終盤に心ある人間がレドモンの子供を引き取るという設定。この温もりがいい。とにかくいい。

    北川大輔の演技は初見だったが、自然な演技がまたまた素晴らしかった!
    成長したんだね。体じゃあないよ。(苦笑!)
    まるで玉手箱を開ける時のようにワクワクする大人のファンタジー。お勧め!
  • 満足度★★★★★

    フライヤーってんですか・・・?
    あれが全然ダメでしたね。
    正直あれ見た時なんにも期待できなかったですもん。

    ところがお芝居はといえば・・・くはぁ、これが最高でした。

    まったく飽きることなく観続けました。
    完全に物語に引き込まれていきました。

    そして、
    最後はめっちゃ泣けました。
    泣けて泣けて仕方ないくらい泣けました。
    もう蛇口が壊れてしまったのかと思ったくらいに。

    隣の連れも前の席の女の子もその横の男の子もみんなみんな泣いてました。

    最後にあれだけ観客がアンケート用紙に書き込んでいる姿って久しぶりに見ました。たぶん、みんながみんな何か一言ことばを残したかったのでしょうね・・・この最高の芝居に対して。

    ネタバレBOX

    いやぁ、それにしてもほんといい話でした。
    親子の愛情満載の最後の箇所が最高の泣き所でしたね。

    板倉さんがものすごく芝居がうまい上にあのデル?役をやった子、あの子がまたよかったですね。すばらしかったですね。
    帰り道、一緒に観劇した友人が田町で偶然彼に会い、話をさせてもらったところ、20歳で東大生だとか・・・なんだか将来有望すぎです。嫉妬すら感じます。

    それにしてもこの話、いったい誰が書いたのかと思って調べてみたら、まさかあの局長役の方だったとは・・・。

    正直まったく想像できませんでした。
    だって局長、全然芝居ダメでしたもん、声出てないし。

    それにしても最後、やっぱりああいう終わり方にしますか。
    その後どうなるかは自分で想像してくれ的な感じに。

    僕的には最後の最後にテレビで『本国会決議により純血主義法(?)は廃止されることになりました』的なものが欲しかったです。いわゆるハッピーエンドですね。

    いや、確かに蛇足かもしれませんよ、そういうのって。
    けど、逆に終わりをきちんとしないところってすごく日本的ですよね。
    例えば映画なんかで言ってもそういうのって日本では多いですよね。
    けれどハリウッドなんかじゃありえない。
    あったとしたらそれは『2』がある時です。

    つまり、
    そういうのって国民性なんだなって思いました。
    最後まで追求しない国民性。

    だから政治家が悪いことをしても最後まで追求しない。公務員が悪さしてもうやむやにする。年金の遣われ方も、予算の遣われ方も追求しない。
    そんなことの積み重ねでなんだかいい加減な社会が出来上がったんでしょうね。

    そんなわけで、
    ぜひとも最後はきっちりと終わらせてください。

    日本を救うために!!
  • 満足度★★★

    長大な物語の、入り口を描く。丁寧に。
    オバマなこの時期に、このネタを選ぶのはタイムリー。上手い。で、長大となるであろう物語の、その、ほんの入り口だけを懇切丁寧に創り込んだ。言ってみれば、箱庭のような演劇。長大な物語の一部分なのだから、この芝居としてのラストは想定の所に収斂。とはいえ、「おや、想定外の方向へ踏み出すのか??」と思わせる仕掛けも随所に。よって、飽きずにラストまで芝居に入り込みで観ていられる。演劇として、短射程距離で正確に観客の心をヒットする技があるのは解ったので、欲を言えば、もっと射程距離の長い大型ミサイルも何発か発射してくれたら素晴らしかったのだけれど。とはいえ、SF風ファンタジーとしてものすごく解りやすく、上手なエンターテイメントとして仕上がっているのは確か。面白い。まずはそれだけで満足。この先、箱庭としての完成度を上げるのではなく、この程度か、もっと荒くていいから、射程距離を伸ばす方向の作品をぜひ観たいなぁ。

  • 満足度★★★★

    じんわりくるラスト
    かなり荒削りな台本の作品、と感じてしまったけど、それでも惹きつける魅力がタップリ詰まった作品でした。

    シーンを切り取って見るとちょっと統一感がないけど、それはそれ。

    クロムモリブデンから客演の板倉チヒロさんが大熱演で、感じは全然違うけど、存在感がコマツ企画「動転」の川島潤哉さんを思い出すほどでした。でも、この作品では板倉さんひとりがそういったキレた演技を負っていたせいで、バランス的にはどうだったのか疑問です。

    板倉さんが出ないでこの魅力は出せなかったと思うし、この劇団自体の魅力はまだまだ計りかねるものがあったりします。

    ネタバレBOX

    レドモンという、日常に根付いた宇宙人の存在を扱ったSF。
    作品世界を作り込んでいるため、その世界を説明するために最初に人形劇を見せたのは、わかりやすいけど説明的すぎかな。

    賑やかなシーンが楽しくて好き。
    授業のシーンなんて、逆切れする板倉さんに爆笑でした!

    でも、おかしい、面白いだけでなくしっかり作り込んだドラマがあって、最後はじんわりと来ました。

    ひょっとこ乱舞の松下仁さんをもっと見たかったな。
  • 満足度★★★★

    よいですよ
    数日目からか、いわれているうなことは気にならなかった。板倉がひとりひっぱている感はあるが、芝居としてはおもしろい。

  • 満足度★★★

    立川さん家の今後が心配です
    最初劇場に入って舞台の床に白い線が引いてあり、何か話しに関係あるのかな?と思いました。そして公演が始まる前に役者さん達が出てきて何やらいろいろやっていて、それも何か話しに関係するのかな?と思いました。あとパンフレットを見たとき「レドモン用語集」というのがあって、それを読むとちゃんと設定を考えているんだなぁと思いました。

    ネタバレBOX

    話はとても重い話でいろいろ考えさせられましたが、良くできていると思いました。最後の方はグッときました。でももっと面白みがあればよかったかなぁと思いました。あまり楽しめなかったので・・・。役者さん達は皆さんとても素晴らしく良かったです。特に立川役の役者さんが良かったです。登場人物は局長の崎山さんがいい感じでした。アフタートークはとても楽しめました。主宰の方はいろいろなことを考えているんだなぁと感心しました。(白い線の意味がわかったので良かったです)あとトークに出てきたデブ法の話を舞台にしたら面白そうだなぁと思いました。
  • 200901171500
    200901171500@王子小劇場

  • 満足度★★★★

    期待以上に楽しめました
    あまり難しいことは判りませんが、観劇前は空回りしたSFかな、と思ってましたが、役者さんの力演と、地に足ついた台詞のしっかりしたお芝居で、最後まで楽しめました。
    少し欲を言うとしたら、サプライズが欲しいですね。

  • ヰ。
    主宰があちこちで演出助手をしている成果か、あちこちの団体の色が見え隠れ。上手い事そこから独自の色を出せたら良いものの、今はまだ表現ツールを借りている域か。更なる成熟が課題。
    脚本の出来も気になるところ。よくあるっちゃあ、よくある。とはいえ、目新しくないけどシェフの腕次第でいくらでも味の良くなるメニュー。しかしそれを見越して勝負する為に選んだ気がしなくて、作れると思ったから作ってみたらどうも一味足りなくなったみたいな。その一味こそが重要。むしろそれさえあったらメニュー自体が何であろうと固定ファンは付いて来る。
    公演とは『私達はこういう覚悟でこういう作品をやる者です』という、外部への見せ場です。そういう意味では初日は完全に躓いてしまった感。正直、不満。だからこそ二日目以降はまだ良くなるはずとも思うのです。期待でもあるし、「まさかこれ以下になる訳ないよな?世の中につまらん芝居を増やすなよ?頼むぜ」という心境でもあります。やりたい事は伝わって来たので、もっと慎重さをもった上で挑んで欲しい。若さで容赦する気はないし、これで真摯さがなかったら自分はめちゃめちゃに叩いていたでしょう。頑張れ。まだいくらでも頑張れる。

    ネタバレBOX

    言われている照明トラブルはスタッフが素人だったのが唯一の理由。じゃなきゃ上演中にあんなに客席に聞こえる様な声で喋らないし、他スタッフに注意されてからも台本の捲る音がうるさいとか手元を照らすライトが客席に漏れてしまうとか台本にチェックを記すペンの音がうるさいだなんて起き得ません。個人的にはまずもって地明かりの汚さがどうにも気に掛かりました。あれは、ない。自分は今回のチケット料金の内訳に彼らの仕事へ割り当てる分はないと思っています。それだけの仕事をしていないので。あと、トラブルで開演が押すのは×ですが、起きたら対処するしかないんだから仕方がない。でもせめて客席でそれに関するアナウンスがされてから騒々しくしてください。待たされている側に断りなしで騒々しくなってからアナウンスをするのではまるで順番が違います。
    脚本・演出。頭は良いが、センスが悪い。失礼な言い方ですがそういう印象。感情を見せて雰囲気を保つシーンが冗長だったり、音の入りや素材がミスしてる感じだったり。人物の立ち位置の距離感が微妙に気持ち悪い。その遣り取りをするには近くて相手を受け入れ過ぎだろとか、その逆とか。もっとフィーリングで訴えて来て欲しかったです。なんとなくではなく、ツボを突いた確かなフィーリングで。
    最後の最後できっちり締められてませんでした。途中で気付いたんですけどね。これは明確な終わりに辿り着かないだろうなと。登場人物達が物語のその後にどうなったのか想像が付かないのです。観る側にとって彼らの人生が息づかなかった。SFといえど人の温もりに焦点があったのだから非常に残念。観終えても残る温もりがあれば。
  • 満足度★★★★★

    とにかく号泣。
    チラシから受ける訳のわからないイメージをそのまま残してのわかりやすいストーリー展開。
    なるほどSFか!と思いました。

    ネタバレBOX

    芝居で泣くことなんて全然ないのですが、最後の夫婦の決意でポロっときて、その後の子供との別れでボロボロきて、
    感情が止められなくて、嗚咽をもらさないように必死で、もう役者さんの台詞も聞こえないくらい。
    答えが出ない問題で、答えが出せない自分に悲しくもなり悔しくもなり。
    それがまた涙を溢れさせ、それくらい自分の中に響くものがありました。
    素敵な舞台をありがとうございます。

    クロムモリブデンの板倉チヒロさんが凄くよかった。
    「靴が暗いとこにある~」が爆笑。今思い返しても笑えます。
    あれアドリブですよね。
  • 満足度★★

    なんというか
    脚本内容が稚拙。
    同じとか違いとか、わざわざ今さら舞台上で描き出すまでもないことだと感じた。

    スタッフワークは最悪。開演時刻が遅れたのは機材のトラブルということで仕方がないと目を瞑っても、芝居が始まってから、関係者のものと思われる話し声がずっと続いていたのは残念としか言いようがない。

    良いと思う役者もいたのに、周りがそれを壊していては台無しだ。

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