父と暮せば 公演情報 父と暮せば」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★★★

    まんまと・・・泣かされたっ!
    泣かされたーっ!▼TωT▼ ウルウル
    父役(藤原貢さん)のユーモラスな演技、
    娘役(中村法子さん)の時に感情を表に出す演技。

    今、思い出しても涙が止まりません!

    【ネタバレ】・・・【未観の方】は、御遠慮下さいませ。
    <▼_ _▼> ペコリ

    ネタバレBOX

    有名な作品なので、【ネタバレ】も無いのですが。(笑)

    本リーディング公演に関しての【ネタバレ】なので
    まだ観ていない方は読まないでネっ♪

    book cafe「火星の庭」さんは初めて行きました。
    この空間で、どんな具合に公演を進めるのか?
    始まる前から、興味津々でしたっ!

    リーディングを観た経験が少なかったので
    『見えるラジオドラマ』(ナレーション無しの)って感じかなぁ・・・と。

    しかし、そこには役者さんが存在し、ナレーション部分を演技で表し、
    本当に不思議な空間が、最後まで続きます。

    お話の内容は知っていても・・・泣かされましたっ!▼TωT▼ ウルウル

    藤原貢さんのユーモラスな父役が、哀しいお話を一層深くしてくれます。
    【可笑しさ】が逆にクライマックスに向けて、涙を誘うのです。

    中村法子さんは、頑なに『恋心』を伏せる女性を演じます。
    親友の死、その母親との心の約束、何よりも父との別れの記憶が
    自分が生きている事、まして「幸せになる事」を拒否します。

    個犬的な話になりますが。
    出張で広島に行った事があるので、
    『呉』や『宮島』の位置関係を思い出し、
    原爆投下直後の様子を思うと・・・本当にゾッとします。
    原爆ドームにも行きました。『原爆瓦』も見ました。
    恐ろしい光景が劇中、何度も頭を過ぎりました。

    お話自身、良く出来ているのですが、
    赤ちゃんをあやす「でんでん」や、
    雨漏りを容器で受け止めるシーン、
    会場の本棚を上手に取り入れている・・・など。

    【ラジオドラマ】では決して表現できないシーンが
    このリーディング公演の醍醐味だなぁ~!と思いました。

    素晴らしい俳優さん、女優さん、演出。
    そして、あの会場(空間)によって、散々泣かされてしまいましたっ!

    今年一番、心に残った公演かもしれません♪

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