満足度★★★★
人がAIにとってかわられる近未来SFファンタジーですが、シニカルな地方活性化の話でもありました。地方出身者で東京定住者にはちょっとキツめかな。
満足度★★★★
人が来なくなったのは何故・・・「ここ」にいる人が「ここ」だと思っていない、「ここ」なのかと疑っている、「ここ」の素晴らしさに見惚れていない、から。 ペッパーの驕り、ルンバの叫び、SLの苛立ち・・・夢を抱く、それ自体の魅力に気づかせてくれる。 目的と夢が幸せを頂点にして結ばれた大三角形が天球に垣間見えた。
鑑賞日2019/08/15 (木) 19:30
価格3,000円
19:30の回(曇、強風)
18:45受付(整理券有)、19:00開場。
入って左側が舞台、床壁をシート等で覆いとてもきれいな舞台。パイプいす席。
下手にカウンター、ソフトクリームの案内のぼり、上手にもブースのようなもの、マイク。
客席横に写真(牛、畑)、2階への案内「村立図書館」。テーブルに椅子。正面には遠く山々の稜線。
今月に入ってここ「BUoY」は3公演目。ここで今までに観たものとはかなり違って(逆に)「異色」。
シックスペース/無隣館、野宮有姫さん出演というので観に来ました。たぶん「オロチ」2014/9@pit北/区域からで5年。
チラシに「早稲田大学の演劇団体出身」とあったので調べてみると
河合恵理子さん 「Q体」2015/6@プロト
大矢文さん 「海に纏わるエピソード」2017/6@上野ストア、「Q体」
牧野純也さん 「せんてい」2014/2プロト
19:30開演〜21:05終演。
自然、時代の流れに身をゆだね日々を送る(繰り返す)人々。場所は文化会館:プラネタリウム、図書館。夢の蒸気機関車が走る。
人に代わるAIの登場(役割の交代)
己を見つめ、そこに何があるのか、何ががあったのか、向かい合う。
生きるということ、そのために進むべきところ。
コミカルでまろやかな上澄みの下に沈んだマグマが湧き上がってくる。
稜線の向こうには何があるのか。
列車がやってくる。
くすっと笑いながら、すでに「現実」となっていることが見えてくる。この話を反対側からみれば辛口のディストピア作品となるのではないかと。