今年10月に上演する、山下残新作公演に向けて出演者オーディションを開催致します。皆さま、是非ご応募ください。
STスポットで作品を発表するにあたり、STスポットで数日過ごしてみると、ここは身体を観る場所だということに気づきました。インスタレーションのような作品にしようかなとか、音響に特化した作品にしようかなとか、いろいろ考えましたが、すべてを振付に集約します。STスポットが25周年という節目ということもあり、これまでの日本のダンスを検証し、これからの世界のダンスを予測できるような作品にします。そういうことを体現できる出演者を募集します。特に経験は問いませんが、ひたすらわけのわからない練習を繰り返すので、そういう意味で従来のダンスメソッドがない人の方がいいのかもしれませんが、人並み外れた根気は必要かもしれません。
山下残
【日時】2012年7月16日(月・祝)、17日(火)各日13時〜17時
※オーディションは上記日程の内1日になります。ご都合のよい日をお知らせください。
【会場】横浜市内(会場の詳細は参加者に追ってご連絡致します。)
【参加費】無料
【応募資格】8月からの稽古、公演に参加できる方
【公演詳細】
山下残新作公演「タイトル未定」
公演会場:STスポット
稽古:8月週3回程度、9月以降は週5回程度を予定
小屋入り:2012年10月1日〜(予定)
本番:2012年10月10日(水)〜14日(日)5ステージ(予定)
稽古場:横浜市内
【申込み方法】
zan2012@stspot.jpに①お名前、②電話番号、③ご住所、④性別、⑤生年月日、⑥年齢、⑦希望のオーディション日(16日or17日)、⑧舞台出演等の経験があれば経歴、をお送りください。こちらからの返信をもって、お申し込み完了となります。
【お問い合わせ】
STスポット
TEL:045-325-0411
メール:zan2012@stspot.jp
HP:http://www.stspot.jp/index2.html
山下残(やました ざん)プロフィール
振付家・演出家。1970年大阪府生まれ。2002年、来場者に100ページの本を配り、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に見る「そこに書いてある」を発表。そのほか、ダンサーの動きを言葉にして声にする「透明人間」(2003)、スクリーンに映写される呼吸の記号と俳句のテキストを身体とあわせて見る「せきをしてもひとり」(2004)、揺れる舞台装置の上で踊る「船乗りたち」(2005)、動物が演劇をしているようにも見えるダンス作品「動物の演劇」(2007)、観客席の頭上に水面の映像と、街中のフィールドレコーディングによる音が流れ、物語が生まれる寸前のところで台詞と動きが組み合された「大洪水」(2010)など。2008年には「そこに書いてある」をリメイクし、クンステンフェスティバルデザール(ベルギー)、イスタンブール国際コンテンポラリーダンス・パフォーマンスフェスティバル(トルコ)、2011年には「せきをしてもひとり」&「横浜滞在」をリメイクし、エスプラネードシアタースタジオ(シンガポール)、2012年には「船乗りたち」をインドネシアンダンスフェスティバルにて公演。2011年から2012年にかけて伊丹アイホール、横浜STスポット、山口情報芸術センターとの共同製作により、廃材とコンピュータープログラミングを結びつけた、言葉と身体の新たな展開「庭みたいなもの」を発表。拠点とする京都でのアトリエ公演も定期的に行っている。www.zanyamashita.com