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《本場ロシアで学んだ日本人!スタニスラフスキー・システムの実践的活用法ワークショップ!》

ロシアのモスソヴィエト国立劇場に研修演出家として所属した杉山剛志による、スタニスラフスキー・システムの実践的活用法ワークショップ!!劇場でのWS!

【第1回 ワーニャ伯父さん の創作を通して学ぶ 俳優と演技の基本、】

ロシアでは5年間の俳優教育が行われることをご存知でしょうか?
 
俳優は職業の一つであり、技術職です。体系立てて俳優としての「技術」を学び、その基盤の上に演じる個人の「個性」が活きてくる、という考え方です。講師は演出家の杉山剛志氏。ピーターブルックと仕事をしてきたワダユタカ氏に師事した後、海外から来た演出家達と創作に励み、そしてロシアのモスクワにある国立モスソヴィエト劇場にて演出を学んできました。

現在、壁なき演劇センターでは、日本とベトナムの現代演劇国際共同制作事業を行なっており、2017年の12月に2週間ベトナムのハノイにて「ワーニャ伯父さん」1幕の創作を通したWSを実施しました。今回はハノイではなく東京にて、ベトナムの俳優が経験したものと同じWSを実施します。戯曲の読み方から、演技の基本、そして作品作りまで、ワンストップで学べる内容になっています!

特に第1回目は以下に当てはまる方を対象とします。
・演技や芝居を始めたところで、戯曲の読み方、役の作り方から学びたい方
・様々な演劇メソッドを学んだけれど、創作の現場でどう活かされているのか、活かせばいいのか、ピンと来ない方
 
一から、という方にも、プロとしてやっていきたいけれど、スランプに陥っていて前に進めないという方にも、学びの多い機会になるはずです。

【日時】
2018年3月1日(木)〜3月11日(日)
全日 10:00〜17:00(休憩含)
*3月6日(火)は中休み

【参加条件】
全日参加が基本ですが、どうしても難しい方はご相談ください。
第1回WSはプロの方、初心者の方関係なく参加可能です。

【プログラム内容】
・シアターゲームを通したトレーニング
・戯曲の読み方と解釈
・「ワーニャ伯父さん」1幕、即興でのシーンづくりを通した創作と発表

【場所】
• 3/1(木)~3/4(日)
studio543
http://studio543.main.jp/99_blank004069.html
東武東上線上板橋駅または東武練馬駅より徒歩10分

• 3/5(月)~3/11(日)
サブテレニアン
https://www.subterranean.jp/rental
東武東上線大山駅より徒歩7分

【参加費】
一律 30000円
*お振込み先は、お申し込み確認の返信を持ってお知らせいたします。
 
【定員】
10〜15名程度

【参加申し込み】
参加申し込みは以下フォームよりお願い致します。 
 
→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7AXHSJ-KKNmmY4tRGgKc-T-lPDbUJbqImhUT4d79UOObeqg/viewform
担当者より3日以内にご連絡いたします。

お問い合わせ
宛先:tcww.contact@gmail.com
件名:第1回WS問い合わせ

★講師プロフィール
杉山剛志氏
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一般社団法人 壁なき演劇センター 代表理事。1974年生まれ。1995年よりフランス・パリ国立高等演劇学校教授に師事し、スタニスラフスキー・システムをベースにした5年制の体系的俳優教育を受ける。2000年よりロシア・フランス・ドイツ・ベルギーなどから招聘した各国の第一線で活躍する演出家と国際共同創作プロジェクトを4年間に渡り行なう。2004年に演劇集団ア・ラ・プラスを結成し、演出家として活動を開始。2008年からロシア国立Mossovet劇場にて芸術監督演出家ユーリー・エリョーミン氏に師事し、研修演出家として作品創作に携わりながら、2年間モスクワで本格的に演出を学ぶ。2012年からは東京で国際スタンダードの体系的俳優育成も開始。アジア諸国の子供たちを対象にしたシアター・エデュケーションも継続的に実施している。主な代表作は、『僕らは生まれ変わった木の葉のように』(東京/パリ公演)、『授業』(利賀演劇人コンクール2011選出)、『バルカンのスパイ』(東京公演/ステーリノ・ポゾリェ国際演劇祭(第4位受賞)を含むセルビア5都市ツアー)、『ビザール〜奇妙な午後〜』(東京公演)、『かもめ』(東京公演/ベトナム国際実験演劇祭(最優秀作品賞/最優秀演出家賞を受賞)/ベオグラード国際演劇祭を含む南東欧3カ国5都市ツアー)など。
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このWSは第1回から第3回を予定しております。ご都合の良い回にご参加ください。
第1回WS:2018年3月1日(木)〜3月11日(日)
第2回WS:5月中旬〜6月上旬 、場所:都内スタジオ、参加費:50000円(対象:国内外で活動するプロの俳優の方)
第3回WS:8月中旬〜下旬 場所:都内スタジオ 参加費:未定

*第2回、第3回WS開催日程に関しては、以下メールアドレスに参加希望の旨ご連絡ください。いち早く詳細情報をお知らせいたします。(件名:第2回または第3回WS問い合わせ)
 
2019年3月にワーニャ伯父さん全編を東京で公演する予定でおり、一緒に作品を創ることができる俳優の皆様と出会いたいと考えています。今後も続く国際共同制作事業に関しても、もしチャンスがあれば、お声がけさせていただくかもしれません。
 
皆様にお会いできること、心より楽しみにしております。

主催:一般社団法人 壁なき演劇センター
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。
  • ロシアの本場、国立モスソヴィエト劇場で学んだ杉山剛志氏。過去のWSより、コメント抜粋です!
     
    【舞台で「生きる」演技を引き出すスタニスラフスキー・システムの本当に役立つ有効な使い方】

    スタニスラフスキーの最後の愛弟子であるマリヤ・クネーベリからその理念と方法論を受け継ぎ、現在は世界各国で活躍する海外の演出家達から5年間に及ぶ体系的俳優教育を受け、その後ロシア・モスクワの国立劇場に演出助手・研修演出家として所属し学び得た日本では未だ確立されていない国際スタンダードの演技法である本当のスタニスラフスキー・システム。
    ....
    スタニスラフスキー・システムと聞くと=『リアリズム演技』『写実主義演技』と思うかも知れませんが、実は必ずしもそうではありません。

    俳優という職業は演出家の趣向や作品の方向性によって本当に様々な表現形態のなかで演じることが求められます。
    しかし表現形態がどうであれ、俳優にとって何よりも重要であり、必要とされる能力は、俳優自身の内面に充実した真実の生活やプロセスが有るか無いか、つまりリアルに【生きている】という実感を持って演じられるかどうかということです。

    もしも俳優がその実感を内面に持つことが出来ていなければ、形や声や動きなどがどんなに綺麗だったとしても、観る者の関心や興味を惹くことは難しいでしょう。
    それに何よりも演じている俳優自身が演じていても面白さを感じれないと思います。

    逆に、【生きている】という強い実感を内面に持てさえすれば、観客の関心や興味を強く惹くことも可能でしょうし、また俳優として演じることに強いやりがいや楽しさを持つことも出来るでしょう。
    たとえそれが外面的にどんな表現形態だったとしてもです。

    俳優の仕事は『与えられたセリフをどのように言うか』や『感情を作り、それに満たされ、そしてその感情を表現すること』だと思っている方は少なくないと思います。
    そして色々と試みてはいるけど上達している手応えは薄く、その結果に一喜一憂し、手探りで続けてはいるが一体何をどのように学んだら良いのか分からず悩んでいる方も多いと思います。

    しかし実は、ピアニストや画家やバレリーナに才能を伸ばす為の確立された教育や訓練があるように、俳優にも【体系的に学べる確立された俳優教育】が存在するのです。
    それが国際スタンダードの俳優技術である【スタニスラフスキー・システム】です。"

    今回のワークショップでは、その国際スタンダードの俳優技術である【スタニスラフスキー・システム】を、「ワーニャ伯父さん」一幕を通して、『見せる』演技ではなく『生きる』演技、を学びます。それも戯曲の読み方の基礎からから丁寧に取り組んでいきます。

    具体的なレッスン内容は【生きる演技】を生み出すことに繋がる色々な効果的なエクササイズ、短いエチュード、戯曲分析などを用いて理論と実践の両面から取組みます。
     
    10日間みっちりと、そして後半は劇場という場所でのワークショップ。まだ参加枠ございます!ぜひご参加ください!

    2018/02/18 20:40