最新の観てきた!クチコミ一覧

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芙蓉咲く路地のサーガ

芙蓉咲く路地のサーガ

椿組

新宿花園神社境内特設ステージ(東京都)

2019/07/10 (水) ~ 2019/07/22 (月)上演中

満足度★★★★

総勢36名の新劇団から小劇場まで、さまざまな出自の俳優が土の舞台を駆けまわる、年に一度の野外テント劇である。
今年の題材は中上健二。作家としては評価も定まった感じの昭和の逸材で、かつて、何度も映画化、舞台化が試みられたが、あまり成功したものはない。日本の原点とも言える土着文化を掘り起こしているのだから、切り口がつかめそうなのにうまく具象化できない。
ナマの人間で見せる演劇には有利に思えるのだが、既成の俳優だと、俳優個人のキャラクターが邪魔をしてしまう。それだけ原作が日本人の多様な側面を深く描いているとも言えるのだが、なかなか抽象的な文字の世界には及ばない。しかも、その世界は、今は消えてしまった昭和アンダークラスの路地である。
この舞台で、その空気をいささかでも体現出来た俳優は残念ながら少ない。それは当たり前で、日常生活で手掛かりがない若い俳優には雲を掴むような話なのであろう。ほとんどの若い役者は浅い知識でそれらしくやっているだけだ。そのなかで、主演の加治将樹は、よく中上の世界を体現していた。ほかの舞台も見てみたいと思った。山本亨は幅広くこの役を掬ってまとめ上げて、好演。柄は違うのに存在感を出した水野あや。作・演出の青木豪も身体的には知らない世界だから、ときに原作に遠慮してか(全体としてはご苦労様と言う出来なのだが)最後の肝心なところでは、中上頼りのナレーションになってしまう。結局、芝居にし切れていないのである。まぁ、それほど、中上健二と言うのは難物なのだ。この野外劇公演では、アンダークラスから日本の原点に迫ろうとした企画は多いが、中上の場合は「路地」に籠めた土着の精神性がある。今回は、類型的公演は脱したとはいえ、すこし荷が重かった。
しかし、夏の一夜、普段は様々な劇場で主に脇役で舞台を締めいる俳優たちが様々な場所から集まったテント公演を見るのは、解放的なフェスティバルの雰囲気もあって観客にとっては楽しい芝居見物だった。

ネタバレBOX

アンダークラスを扱うと、どうしても「差別」に触れざるを得ない。現在、あらゆる表現領域で、社会的差別をたタブー化する風潮がある。この公演でも、メディアでは論難されるような表現は少なくなかった。しかし、それに触れない、触れさせないというのは文化の圧殺である。どうか、表現者の矜持を持って、そのようなタブーの臆することなく、真実に迫る芝居を作ってください。
芙蓉咲く路地のサーガ

芙蓉咲く路地のサーガ

椿組

新宿花園神社境内特設ステージ(東京都)

2019/07/10 (水) ~ 2019/07/22 (月)上演中

満足度★★★

鑑賞日2019/07/16 (火) 19:00

座席B列3番

中上健次の自伝的な作品「岬」「枯木灘」「地の果て至上の時」を1つにまとめた舞台。
中上健次の生い立ちを調べると、主人公秋幸はまさに健次の立ち位置であり、名前こそ改変されているが、血縁関係はそのままといってよい。あくまで創作なのだが、実父の本名「留造」が作品では「龍造」と読みは同じで文字だけ変えられているところなどは、かなり人物像が酷似しているのかもしれない。異父兄の自殺などはそのままだ。

さて、私は小説未読なので、かなり的外れなことを書くかもしれない。
どうも、この舞台、話の据わりが悪い気がしてならない。かなり散漫な感じがする。
タイトルにある「芙蓉咲く」の芙蓉の意味が解らないし、「路地」という土地への主人公の執着も、やっと後半にならないと感じられない。ここで「サーガ」というのは、連作をまとめあげた長編ドラマといった意味なのだろうけれど。

この原作3つは、確かに話としては時系列に繋がっているのだけれど、おそらくそれぞれの作品で描かれるテーマと表現方法が異なるのだと思う。それを1つに繋げたことにより、各テーマが薄まり、ただただ秋幸が苦悩する話になってしまい、タイトルのような話にならなかったのだと思う。
おそらく、①複雑な血縁関係への秋幸の懊悩②龍造という人物と彼への秋幸の憎悪③路地を起源とした秋幸の存在証明 というように3作は作られていたのでは、と思う。
例えば、映画「ゴッドファーザー」と「ゴッドファーザーPart2」は連作だけれど、それを1つにまとめられないのと同じ。テーマも違うし、表現方法も違う。あくまで、別作品として個々に観て、はじめて「サーガ」である。
むしろ、この夏舞台に持ってこずに、スズナリなどで、3部公演で、じっくり描いたらよかったのではないかな。
つまらないわけではない(役者さん各自の力量でしっかり芝居は魅せている)が、これといってやられた感、なるほど感もない。

外部の役者さんについて

山本亨さん、相変わらず複雑で、心のうちに何を持っているのか判らない役柄はうまいなあ。
驚くくらいに天真爛漫で鷹揚(ある意味、薄情)な一方、貪欲な野心と殺める凶器を懐に隠すようなアンビバレントな表現、いつもながら感心します。

天動虫のジョニーさん。けして出番は多くないですが、インパクトは女優陣の中で1,2.
アラサーになって、ついに娼婦や妊婦の役をやるようになったのですね。天動虫では、同じ役柄でも、どうしてもコメディ寄りになりますから、外部出演は大事です。とはいえ、16歳の役をやっても、それなりに見えてしまうのが恐ろしい。

砂の家族

砂の家族

SYOMIN'S

シアター711(東京都)

2019/07/17 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

観てきた!のは公開ゲネプロ祭り!
事前に公開されていた台本を読み、本番さながらのゲネプロを満喫してきました。
今回もとても濃厚な時間を過ごせます。

ネタバレBOX

ちょっと重いです。導入部分は。
でも、そこをぐっと我慢して見ていると、どんどん引き込まれていくんですよ。
今奈良ワールドに。
飛び道具みたいな女優さんに翻弄され、1人5役やる怪演男優に、更に視覚情報量の濃さに圧倒されながら、出演者と一緒に一喜一憂したりして、110分が過ぎていくんです。
長さはさほど感じません。
でも、お尻は痛いです。
今日から初日です。私はあと2回ばかり今奈良ワールドを堪能したいと思います。
若手の女優さんも素敵ですよ。
今回元雀組ホエールズの岡遼平君も好演しています。
楽屋裏のゴースト

楽屋裏のゴースト

劇団燦の会

フジハラビル(アートギャラリーフジハラ)(大阪府)

2019/07/13 (土) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

生きている人 それぞれの異なる時 死 幽霊が芝居を求める 境が解らなくなる人の想いが響く。

ネタバレBOX

この劇場の使い方が良い 出演者の発声が上手く 声が心地よく響く とても聞きやすい。
コップのトランプが飛ぶ 額が揺れる リチャード 剣を取れ 新人は? 来てない 演目を決める「リア王」「父と暮らせば」 とか ギギーー ほら来た 団長が他の劇団員に怒った 出て行った、あなた達は幽霊 解っていたわよ 団長は地縛霊 私は浮遊霊 見えないのに 公演 ごっこ遊びじゃない 何のために 女優に心を決めているのか  何のためにここに、いるのか 命日 御供え 良い役 どうでもいい役 飲酒運転 車が海に転落 暗い 戦争中の移動公演 私の役がないの サイレン カモメ 私は私を無くした。 雑踏 私は役を無くした 自分も したい事をやらなならんぞ それが人の道じゃぞ 記憶は 青空 風で飛んだ台本 手すりを越えたその先に見えた青空 やっと気付いたのね 人に観せる本番はいつか来る 私はカモメ 私は女優 おはよう なんだ おまえか 花を変える 柱時計がなる 影にすぎない私達 つかの間の夢 劇場を見に来た劇団 生きている人 それぞれの異なる時 死 幽霊が芝居を求める 境が解らなくなる人の想いが響く。
幕末純情伝

幕末純情伝

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2019/07/12 (金) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

奇想天外なストーリー。幕末を生き抜いた若者達の熱い想いをしっかりと伝えてくれました。

ネタバレBOX

まずは照明とスモークを巧みに組み合わせた舞台がとても良かったですね。無理に江戸のしつらえにしなかったことで役者さんの演技に集中できたと思います。
また1960年から70年代の選曲が素晴らしく、特にたチューリップの「サボテンの花」は、夢を描きながらも自己の生死・未来が見えない浪士達が語らうシーンでとても美しく流れ、ジーンと来てしまいました。しかも和製ビートルズといわれたチューリップ、開演前かけ続けたビートルズがそこで蘇る、とビートルマニアだった私的には本当にきましたね。
役者さんの中では、日本の明日を夢見ながらも敵対する新撰組の沖田総司を愛しそしてその愛を貫き通した竜馬を演じた大江さんの熱演は光っていました。実は2016年8月に新宿のSPACE雑遊で「ロマンス」を拝見し、同年に「北区ACT STAGE」に入られたばかりの大江さんを拝見しましたが、本当に素晴らしい役者さんになられたと思います。
つかさんの人気作品を素晴らしい舞台に仕上げられた「北区ACT STAGE」の皆さま、素敵な2時間をありがとうございました。もうお目にかかることが出来ないつかさんの素晴らしさを伝えていただけるのは感謝しかありません。
サラバサヨナラヨカナーン

サラバサヨナラヨカナーン

waqu:iraz

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2019/07/12 (金) ~ 2019/07/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/07/13 (土) 14:00

価格2,800円

いくつかの世代の様々な生態(?)の女性たちを疑似ドキュメンタリーのようにモノローグを中心に、時に複数の身振り手振りや群舞などで描く「エッセイ演劇」にして世の女性たちへの応援歌であると感じた。

創作するにあたり、サロメが欲した「ヨカナーンの首」とは何であったか?を皆で考えたと後から伺い、大いに納得。(冒頭で登場した女性が捧げ持った(空の)盆の上に「ヨカナーンの首」を想像したのもあながち誤りではなかったか、と一安心(笑))

ちなみにσ(^-^) はこれまで、サロメが欲したものは「自分を拒絶したヨカナーンの死」と思っていたが、その首にキスをしたというところから「手が届かない愛しい人を何とか入手(!)したかったのか?」とも思い始め、また、阿部定も連想。

口火きる、パトス

口火きる、パトス

コロブチカ

live space anima(東京都)

2019/07/13 (土) ~ 2019/07/18 (木)公演終了

満足度★★★★★

人の表情はこんなに変わるのか!と驚き、
熱量と運動量と青春含有量に圧倒されました。

ネタバレBOX

すごい運動量もだけど、暗転明けのじっと動かないシルエットに、次はなにが起こるのか? と引き込まれ、
初恋に落ちたシーンでのBGMが、意表をついてきて、でも、なんだかしっくりくるので笑ってしまった。
思春期の少年が、「お母さん」いうのがなんとも可笑しい。
「緋眼王女のアリステア」

「緋眼王女のアリステア」

the CRAZY ANGEL COMPANY

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2019/07/14 (日) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

「緋眼王女のアリステア」

「緋眼王女のアリステア」

the CRAZY ANGEL COMPANY

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2019/07/14 (日) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★

いろいろと残念というか惜しいというか・・・・

生演奏は素晴らしく
話も単純で理解はし易いのだが・・・・ひねりが無い
共に観劇した家人と感想が同じで
→ほんに「もったいない」の一言に尽きましたわ

また開演前に いきなり最前列に席を設けるのは・・・ねぇなぁと
関係者席を設けてて ほとっんど利用してなかったのにねぇ と減点ねー

ネタバレBOX

話は単純で
過去の大戦から10年
減ってしまった王族の後継者が
人に忌み嫌われる「緋の眼」(赤い眼のことっす)を持つ主人公さん
唯一の生き残り=次代の王となるので
国宝の宝玉を馬車で1週間かかる神殿に奉り祈りを捧げて
風の精霊の加護を得よという話で
お供の戦士と侍女と共に3人で徒歩にて神殿に向かうんだが
宝玉を狙う邪教の奴らに邪魔をされ~どころか
明確に殺しにきますよ この邪教徒さんら
で侍女のお母さんが邪教の神さま?に精神を乗っ取られて・・・
主人公と戦士さんは切られて絶命~からの
精霊さんが助けてくれて蘇って~精神支配されてたママさんは
自刃して娘を助けて=何とか命はとりとめたようです
無事に神殿について めでたしめでたし ですが・・ねぇ

ひねりが無い

宝玉も奪われた主人公を唐突に助ける精霊さんって
プロロ~グで病弱な姉に花を摘んでくる主人公シーンあるんだから
そこに精霊さんに愛されてるよ~この娘は~みたいな伏線入れたりすれば ねぇ

敵役の邪教さんらはKKK団みたくてGoodでした
自分的には(^-^;)

また旅の3人組の武器がすべて刀って・・・
姫さんはレイピアとか侍女はメイスとか
(各キャラの設定も弱いわ=
EX:侍女が何気に怪力で武器が大型ハンマーとかすれば・・ねぇ・・)
マーチングバンドのようなシーンで再現された戦闘シーンはユニ~クでした
またフラッグも上手かったし精霊のお姉さんの足の動きは感嘆ものでしたっし
市井の事に疎い天真爛漫な姫さんが旅の経過で成長する話にしてない・・・・し
才能はあるのに親父の後光が強すぎて自己否定が大きい戦士さんとか
(これなら=負けそうになった時に褒めて伸ばして自信をつけさせると
突然強くなる~というコミカルな殺陣=戦闘シーンが演出できたろうに)
器用貧乏で何事もソツなくこなすが並外れた怪力に悩む侍女とか・・・
設定盛ってみて欲しかったなぁ~

笑をとるシーンも少なかった・・・・・
結構家族や高齢の方も居たんだから
旅の道中を影から守る風車な人を出したら=居たんだが普通に影の護衛でした
とかも思えた・・・おぅ そうすると”うっかり”さんも入れなければな(^-^)

忌み子としての設定が生きてないし
音楽と台詞が消し合うのもよくないし
大人には説明台詞で話しに深みをもたせて
子供には良く動く主人公の明るさで惹きつけるってすれば~とか思ったデス

精神支配されたママさんも唐突だった感強し
古文書あさりで死んだ夫の復活を~で
その古文書に精神をのっとられて=にして
いつも手放さない本を叩いて落としたら自我が出てきて
本を取り上げて~って展開の方が理解し易いんだな
=表現的にも わかりやすいと思うし・・・ねっ!

あ~後 精霊も出てくるファンタジーだったが
魔法使いや魔法の表現が無かった・・・・とても残念であったわ
(いきなり「ベノン」とか「どらぐすれいぶ」とか ねー)
ピンライトで詠唱者中心に魔方陣風に光を当ててみても良かったのではーとか
魔法の詠唱・・・萌えませんか~♪
EX:黄昏よりも暗き存在(もの)、血の流れよりも赤き存在(もの)
時間(とき)の流れに埋もれし偉大なる汝の名において、
我ここに闇に誓わん、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えん事を とか
明日ー1945年8月8日・長崎

明日ー1945年8月8日・長崎

劇団青年座

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/07/10 (水) ~ 2019/07/17 (水)公演終了

満足度★★★★

原爆投下前日の日常を描くことにより翌日の悲劇を浮き彫りにしてゆく舞台でした。私は初めて観るのですが原作をしっかり読んでみたくなりました。こういう骨太?な演劇が観られるのは老舗劇団だからこそなのか?新劇の強さなのかしら。

パラボラ

パラボラ

現ア集

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2019/07/14 (日) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

あまり大きな動きのない、日常的な会話の中で笑いを提供するちょっと新鮮なお芝居でした。普通の家の会話を覗き見しているような、そんな感じをしながら見ていました。
次はどんなことするのか期待ですね。

「緋眼王女のアリステア」

「緋眼王女のアリステア」

the CRAZY ANGEL COMPANY

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2019/07/14 (日) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

前回に続き2回目の観劇でした。前回と違い今回はセリフ付き❗物語が広がりました。
内容は、生の吹奏楽で迫力ある演奏を聞かせていただくと同時に、ダンス、旗のパフォーマンス、見ごたえがありました。時々セリフの音声が切れたのは少し残念でしたが、全体的に期待を裏切らない楽しい時間でした。次回は以前吹奏楽をしていた娘にも見せたいと思います。期待していますね

幕末純情伝

幕末純情伝

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2019/07/12 (金) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★

☆チームを観劇。まるで大衆演劇を観ているような…役者さんの演技は熱演で,多少,声の聴きとりづらい部分はありましたが,演技には何ら問題はありません。ただ,30年前の作品だから仕方ないとはいえ…今の時代,品性を疑うような台詞も多く驚きました。つか芝居は観たことがないわけではありませんが,ここまでのものはなく,つか芝居はもういいかと思ってしまったくらいです。自分の好みからすると,戯曲だけですと星は1つ,役者さんの熱演を考慮して星は3つです。

ストアハウスコレクション・日韓演劇週間Vol.7

ストアハウスコレクション・日韓演劇週間Vol.7

ストアハウス

上野ストアハウス(東京都)

2019/07/11 (木) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

狂気の表現を2国で行った演劇祭ですわ

韓国版のは個々の狂気を語ってて理解し易かったが
日本版のは・・・アングラ系というか いまひとつ理解が追いつかなかったデス

ハルのコイン

ハルのコイン

劇団GIFT

スペース・オルタ(神奈川県)

2019/07/13 (土) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

本劇団は初めての観劇でしたが、テンポ良くお話が進み、全体的にまとまりのあるいい内容だったと思います。劇中歌も良かったです。旅館のおかみさん良かったですね。
どなたかも記載していましたが、台詞の間が独特な感じがあり少し気になるところがありましたが、最後までドキドキしながら楽しめました。次回作も期待しています。

骨と十字架

骨と十字架

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/07/06 (土) ~ 2019/07/28 (日)上演中

満足度★★★

欧米の自然科学者は「この世界には神の作られた美しい秩序がある」と信じて困難な課題に立ち向かいます。このテイヤールも神を信じることを力にして表面的には神の教えに反する研究に没頭します。矛盾するようでしない感覚です。…と私は想像しています。追記:テイヤールは神に近づきたいのであって、神になりたいとか神を否定しようとかは決して考えないはずです。…これも私の根拠のない想像。

会話劇としては議論が深まりません。それはこういう演劇では権力側の人間は一段も二段も落ちる人物に設定されているからです。「こんなアホを相手にしてもしょうがない」という雰囲気にして真剣な議論から逃げているのです。

真剣な議論になると進化論そのものを避けることはできません。調べてみるとウィキペディアの「進化論裁判」が実に面白いのです。劇中で言及された「モンキー裁判」は「スコープス裁判(1925年)」として項目立てされています。読んでみると予想の斜め上を行く内容に唖然とします。テネシー州が「反進化論法」を1967年に廃止したのは1957年のスプートニクショックが原因だというのもうまく出来すぎています。

70分+休憩15分+35分は休憩なしで良かったのでは。

EXisT

EXisT

EN劇集団さんたばっぐ

岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)

2019/07/13 (土) ~ 2019/07/14 (日)公演終了

鑑賞日2019/07/14 (日) 11:00

 ストーリィがシンプルで解り易く、すんなり頭に入ってきたので、悩むことなく楽しめました。 狂言回しに“ 三田直人 ”を持って来て、シャッター毎に解説してくれたのが良かったです。 お蔭さまで状況を整理しながら観ることが出来ました。
 上演時間も当初80分の予定(予定を25分オーバーの105分・・・まぁ、前回で慣れたけど。)だったから、中編―――軽めの内容だったせいもあるのでしょう。
 私個人としては、このくらいのボリュームが好みです。 物足りない方々もおられるかもしれませんが。

ネタバレBOX

「二人のうち一人しか生かすことが出来ない」というと、成程それは「究極の選択」と言えるかもしれません。
 ただ、観ていて感じたのは、「真子の自我意識がパラレルワールドを行き来しているに過ぎないのでは?」ということ。
 だってどっちの世界も恙無く進んでいるから。
 真子だけが、過去に縛られて動いていないだけだから。

 真子の「選択」をわざと曖昧にしたのは、多分、観客に「選択の重さ」を感じて欲しいからなんだろうな。
 それも解る。
 
 でも、本心をぶっちゃけちゃうと、真子には早希との世界を選んで欲しかったな。
 早希もまた過去に縛られた現在を生きているから。
 この呪縛を打ち破ることこそが、二つの世界を見比べた後の、真子の自我意識にしか出来ない事じゃないかと思うから。
 綺麗事かもしれないけど、そういう一歩が好きだな。

 あと一つのラストの可能性。
 これはかつてさんたの「忘れ物」を観た者の発想。
 ラスト、真子はまるで幽霊の様に三田の前から去っていった。
 三田の心に「選択の重さ」だけを残して。
 ここでもうワンシーン。
 去り際に「今日の記念にこれで私を撮って頂けます?」と言って、古いインスタントカメラを差し出す。
 フィルム残数は“ 1 ”。
 三田くん、シャッター押せる???
朝劇 西新宿「愛の回転式」

朝劇 西新宿「愛の回転式」

朝劇 西新宿

GLASS DANCE 新宿(東京都)

2018/08/26 (日) ~ 2019/08/12 (月)上演中

予約受付中

満足度★★★★★

あの至近距離であれだけの芝居を観られるなんて贅沢すぎてびっくり。栗生さんのお芝居にひきこまれました。またみたいです。

トリコロールスター

トリコロールスター

X-QUEST

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2019/06/15 (土) ~ 2019/06/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

三本とも面白かったです。
あの至近距離でみる殺陣の迫力は圧巻でした。ダンスあり 感動あり 人間模様も描かれていて 見応え抜群のエンタメ作品でした。初めてのエクスクエストでしたが ハマりそうです。

REPLACE

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ソラリネ。

劇場MOMO(東京都)

2019/04/03 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

鈴チームと空チーム両方観ましたが カラーがだいぶ違うので面白かったです。個人的にはシリアスはシリアスのみが好きなので 鈴チームの方があってましたが 空チームのコメディとの緩急も よかったなと思いました。
栂村さんと石川さんの芝居が最高でした。
大橋さんのシリアス芝居を初めて観ましたが 感情の抑えかたが好きでした。ありがとうございました。

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