接触 公演情報 世田谷シルク「接触」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    堀越涼というジャンル
    主宰・堀川炎と花組芝居・堀越涼による二人芝居2本を軸として、テーマである「接触」「かおり」に沿った一人芝居が2本ずつ、それに落語が1本。
    ややもすると散漫になりかねない構成を、観客の呼吸を取りこみ一気呵成にラストまで運んだのは、ひとえに役者ふたりのテンションでしょう。
    ことに堀越涼の暴れっぷりには圧倒されました。
    二人芝居『絵本』では声を封じられ、落語『反魂香』では動きを制限されましたが、手話を交えた演技や優れたせりふ術が人物の真情をよく伝え、また中屋敷法仁作『尻軽女が風に舞う』と自作の『鮪』では、そのシュールな世界観とメーターの振り切れた演技で、会場を沸騰させました。
    現在の堀越涼が持つ全てを惜しみなく放出することで、その内に新たな力がみなぎるのを確かに感じました。
    この俳優に出会えてよかった。(知らなければ平穏無事に過ごせたものを…と思わないでもないですが。笑) その逞しさ、その艶っぽさ。堀越涼はほかの誰にも似ていない。その仕事をゆめ見逃すまじ。あらためてそう決意した公演でした。

    気持ちとしては★5つにしたいところです。が、作品として俯瞰してみると少し躊躇が。

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    2009/07/01 22:34

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