地大さん家の150年+ 公演情報 劇団ダブルデック「地大さん家の150年+」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    大いに楽しみつつ過去を振り返ってしみじみしつつこれからの時代が平和になってほしいと思える、この連休だからこそ意味がある舞台。
    観られて良かったし、また観たいと思える劇団さんだった。

    ダンス中心でそれぞれのお話がダンス中のセリフで語られることが多く、最初は聴力や世代的テンポの問題で細かいところを聞き逃したりこの音量やノリが慣れなかったが、楽しみかたや流れに慣れて来るとすんなり入って来た。
    床が斜めの八百屋舞台であれだけ動くのは大変だと思う。奥行きとかが、例えば先祖と子孫やあの世のこの世など時間の差や身長差!を表現するのに役立っていたように思う。

    そう、細かいけどコストパフォーマンスが大変高い。
    自分感覚では4000~4500円くらいしそうな舞台だった。

    ネタバレBOX

    ダンス中心のエンタメなので笑いというよりノリを楽しみつつ、そのうちお話中の人物がそれぞれ体現している時代を振り返って色々思い起こさせられ、最後前向きに頑張らなきゃと思わせられる感じ。

    ダンス中心なので各人物について細かい事情まで詳しくは語られないのだけど、各時代に合わせた典型的ご先祖さま家族像が見事。
    明治大正は聞いたり想像するしかない感じなので教科書的知識に照らし合わせてまあそういうものか、というところだけど、昭和のお父さん辺りから思い当たる話になって泣ける。戦争で色々なくした後家族のために必死で働いたのに仕事優先で、人に言われた不動産に手を出して失敗、守ろうと思っていたはずの嫁に逃げられ息子にけなされ、バブル崩壊で財産なくすとか。またその昭和の生き方を否定してコンサルで儲けている太郎が53才未婚なんてのも平成っぽい。けどそれが新時代の令和君一家の新事業を助けようとか、良くできてるなと。
    あと、いつの時代も苦労はあり、初めてのことは理解されない。開拓精神で頑張っていこうとか。
    そう先行き不透明なのはいつもそうだし、大変なことはいつもあった。これからどんな時代になるか分からないけど皆で支え合って頑張らなきゃ、と思った。

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    2019/05/06 11:09

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